槍ヶ岳ーTREK(Part1)
夏も近づき蒸し暑い今日この頃ですね。
こう暑いと前回のヒルの件もあり鈴鹿の山々からは足が遠のきます。
そんな梅雨の時期ですが一足早く北アルプスの夏山をチャレンジ
してきた様子をお伝えしますね。
人生2回目の一泊登山。この梅雨空のタイミングでの登山の理由は単に
「人が少ない」なのです。ハイシーズンの山小屋の様子を噂に聞くと
大変そうなので・・
しかし自然が相手です、手加減はしてもらえないので2~3日前からネットで
槍ヶ岳の天気予報を随時確認しておりました。
あまりの悪天候ならやめることも視野に入れて見ておりました。
しかしサイトによっては良さそうな事が出ていたり・・
「あわよくば晴れるんじゃない!?」なんて期待をして予定決行する事に。
そんな感じなので持ち物もシビアに考えます。
そうすると必然的に持っていく物が多くなりその中から厳選して
極力荷物を減らします。
準備した荷物を愛車ビアンテに積み込みます。
しかし、今日は暑い!
汗だくです!!
天気予報によると太平洋側は暫く梅雨の中休みだそうです。
山の梅雨も中休みなのを期待して積み込みします。
11:30
いざ、新穂高へ向けて出発です。
しかし、暑い!外気温みてびっくり!36℃を表示しています。
けど、それで良いのです・・
天然のクーラー全開に効いたところへ向かうのですから、自宅付近が
暑ければ暑いほど、わざわざ行く甲斐があるってもんです(笑)
いつもの国道258号線で北上します。
今回の旅は、高速道路は使わず一般道のみで行く予定なのです。
理由は、単に交通費節約です。
そのまた理由は、年に1回の北アルプス登山を2回、3回と増やしたいからなの
です。(今のところそのもくろみは嫁さんには内緒ですが)
国道258号から見る伊吹山。(中央奥)
国道21号線へ入り東へ向かいます。
国道21号から国道156号でまた北上。
国道156号から見る金華山の岐阜城。
その後も国道156号で岐阜の市街地を抜けて行きます。
13:30
出発して2時間。お昼休憩で道の駅に立ち寄ります。
道の駅「美濃にわか茶屋」
特産物の売店なんかもたくさんあり平日なのににぎわっていました。
奥にレストランがあるようなので行ってみます。
レストランは大きな窓から外の新緑が眺められる良い雰囲気です。
テラス席なんかもあります、もちろん暑過ぎてテラスでゆっくりなんて出来ませんが。
それと椅子がなぜかパイプ椅子、ちょっと残念な感じ・・
頼んだメニューはというと、高山ラーメンの定食です。
これで880円。結構お値打ちだと思いませんか。
以前にもブログに書きましたが私、高山ラーメンってのは今一つと思っておりましたが
ここのはスープの味も良く美味しかったですよ~。
昼食後も国道156号で長良川沿いを北上します。
鮎釣りの人々が多数みえます、良い季節ですね~。
いつもの東海北陸道の高架下を抜けていきます。
最近は何処へ行くにも高速を利用していましたが、一般道での長距離ドライブも
色々な物が見れて楽しいですね~。
国道156号沿いのドライブインと宿泊施設。
90年代前半に東海北陸道が通る前まではいつもにぎわっていた記憶があります。
特にスキーシーズンにはごった返していました。
それが今は閑散としていますね・・・
郡上八幡市まで来ました。
郡上八幡市で国道256号~472号へと進んで行きます。
画像の道路は重複区間ですね。
国道472号で北上します。
このルートはめいほうスキー場へと向かうルートです。
15年位前までは冬によく通った道です。
!・・・フロントガラスに雨粒が・・・ 降ってくる?・・
と思った瞬間・・・
土砂降り~!!
と思ったら・・?!
ものの数分で降っていません。
やはり山間の天気は不安定なのですね・・
この先がちょっと心配です・・・
めいほうスキー場への分岐を通過。
国道472号で高山へ向かいます。
この道は通称「せせらぎ街道」と言われております。
名古屋圏から飛騨方面へ抜ける裏道的ルートです。
気候の良い時期はバイク等のツーリングをよく見かけるルートですね。
道の駅「パスカル清見」。
トイレ休憩だけしてさっさと立ち去ります。
その後もせせらぎ街道を北上していきます。
車も少なく気持ちよく飛ばせ・いや・・のんびり?走れます!?
山間のルートにしては珍しく直線区間の割合が多いルートで走りやすいです。
なので、ついつい・・ メーターは写せません・・・
この国道の一部は下呂方面からつながる国道257号線とも重複区間になっています。
道なりに走るといつの間にか県道73号へ変化して行きます。
「西ウレ峠」通過。美濃から飛騨へと入って行く感じですね。
ちなみにこの辺り紅葉が奇麗だそうですよ。
峠を下ってきたところ。
やはり空模様が不安な感じがします。
もうすぐ、国道158号線です。
ちなみに158号線は福井県福井市から岐阜県高山市を抜けて長野県松本市を
つなぐ国道です。安房峠も158号線なのです。
今建設の進められている有料道路「中部縦貫道」と同じのようですね。
有料道路の安房トンネルも中部縦貫道の一部です。
国道158号線でもうすぐ高山市に入ります。
高山市内通過中。
「新穂高ロープウェイ」の看板出てきました。
あと1時間程で到着予定。順調です。
高山市内を観光していると思われる外人さんのカップル。
最近は何処の観光地に行っても外国人の方をよく見かけます。
高山市街を抜けて国道158号線で平湯方面へ向かいます。
ここは昨年の西穂へ向かう時にお昼休憩したドライブイン。
今回はす通りします。
山間の一本道の国道です。前方にバス走ってますがずいぶん前から後をついて
走ってます。ちょっとじれったいですが仕方ありません・・
ところで、外気温ですが23℃を表示しています。
三重県と比べると気温差13℃!かなり涼しいですね~
バス・・ 大型観光バス・・・ 大阪からの大型観光バス・・・・
平湯温泉でも行くのでしょうか?
はやく登坂車線出てこないかな~
無事、ほうのき平スキー場付近の登坂車線を利用して観光バスをパスします。
前方のトンネルを抜けるといよいよ平湯温泉です。
トンネル抜けると雲多いながらも青空も見えています。
もうすぐ平湯温泉街です。
国道158号線を真っ直ぐで安房峠、右折で安房トンネル。
左折の国道471号線で新穂高を目指します。
新穂高まで17km。
新穂高ロープウェーまであと8km、いよいよですね。
道中みかけた気になる酒屋さん。
深い意味は無いですが・・
名前の由来が知りたいです・・
オーナーが似てたとか・・・?
それとドンキーコングに出てきそうな樽が屋根から今にも落ちそう・・・
下でマリオがハンマーを振りかぶって・・・居ないか・・・・(古!)
男一人旅なんで、有ること、無いこと考えちゃいます(笑)
国道471号から県道475号線を進みます。
前方に見えるのは雲、温泉の湯気?
路面から湯気のようなものが立ち込めます。
スノージェットをくぐって行くと、壁面にカーブミラーが設置されています。
そこが目印です。
はい、ここが本日の目的地の深山荘、っじゃなくて、
「登山者専用、無料駐車場」です。
17:15
三重県から休憩込で5時間45分。
高速使わないのもドライブとしては良い物ですね。
車を停め、辺りを散策してみます。
川の流れの音と肌寒いくらいのひんやりした空気に包まれた河原を歩きます。
吊り橋の傍までくると水流の音がかなり轟音となって響いてきます。
梅雨時なので水量は多いのでしょうか。
それと共に硫黄臭も漂ってきます。温泉が近いのでしょうね。
吊り橋を渡ってみることに。
奇麗な水ですね。
その後駐車場に戻って、今度は明日の登山に向けて登山口の確認をしに
行こうと思います。
駐車場からロープウェー方面への近道ってのがあるので行ってみることに。
川沿いの林の中を抜けて行きます。
河原はこんな感じ。
5分程で観光案内所と書かれた看板のある、「新穂高センター」へ到着。
平日で18時をまわっていたからか誰もいませんでしたがトイレは解放されていました。
出来たばかりの建物のようで非常に奇麗でしたよ。
中の様子。右手の扉は閉じられていましたが、17時まででしたら中にある
畳の休憩スペースで休憩出来るようです。
ちなみにこの建物で登山、下山届の受け付けもしております。
営業時間外でしたので登山届を設置されたポストに投函しておきます。
その後、ロープウェー乗り場へ向かいます。
その前に正面に見える建物を確認しにちょっと寄り道します。
ここは「中崎山荘」。日帰り温泉と休憩、お食事処です。
2年前に家族で遊びに来た時に入ったことのあるところです。
明後日に下山したらここで汗と疲れを流して、一人ビールで乾杯&食事をしようと
決めていたところです。
念のため営業時間のチェックします、それに合わせて戻ってこないと駄目ですから。
入口横の案内看板をチェックすると・・・
チーン・・・・・
下山予定日は定休日のようです・・・・
下山後の温泉&ビールを楽しみにしていたのに~
非常に残念。
気を取り直して5分程歩くとロープウェー乗り場に到着。
もう営業時間外なのでひとけありません。
この建物の横を通って有料駐車場入口脇から延びる林道が登山口なのを確認して
駐車場まで戻ります。
車に戻り明るいうちに明日の準備をしておきます。
そこでアクシデント発生!
なんと、キャメルバック(ハイドロバック)のふたのパッキンを忘れてきちゃいました!
水満タンにして車のシートにおいていたら水か漏れてきて気付きました。
こんなんじゃザックの中が水浸しになってしまいます。
暫く悩みましたが・・・
仕方ありません・・・
最近購入したモンベルのフレックスウォーターバック2LとMTB用の
ボトルを使用することとします。両方、念のためにと思って持ってきて正解でした。
MTB用のボトルをザックの横のポケットに入れて対応します。
ボトルは500mlしか入らないので無くなったらザックに入れたウォーターバック
からボトルへ補充します。
ザックのポケットに入れると歩きながら飲むことはできませんが、8時間は歩く予定
なのでこまめな休憩も必要なので止まって休憩がてらに飲もうと思います。
準備が整ったらくつろぎタイムです。
ビール飲んで、ご飯食べて、くつろぎます。
コンロの青い炎が奇麗です。
そんな感じで辺りが夕やみに包まれていきます。
今晩は星空は期待できなさそう・・・
なので明日の天気に期待を込めて早めに寝ようと思います。
おやすみなさいzzzz
続く