養老山系林道探索ーMTB Vol.2 (中編)
しばらく縦走路を走り14番鉄塔への入口発見。
車止めのロープが張られていますが、最近造られたばかりの
新しい林道のようです。
新しい林道は動力のある乗り物が通ることを前提として造られているのか
直線的な激登坂なんかがざらに出てきたりまた、雨の後なんかはドロドロ地獄に
化したりしてあまりいい印象はありませんがとりあえず進んでみます。
今のところ激坂登坂やドロドロ地獄もなく快適な林道ツーリングですね。
鉄塔案内看板発見。
今から向かうのが14番、15番は蓮花谷林道上部にありプラ階段の急斜面で途中で
あきらめた先にある鉄塔。13番は悟入谷を挟んだ向こう斜面にある鉄塔です。
林道の脇から延びる14番鉄塔へとつながるプラ階段のある斜面、旧道と思われます。
なるべく旧道を通りたいのでこちらの階段をMTBを押して登ります。
ほどなくして14番鉄塔が見えてきました。
ちょっと霞んではいますが割といい景色です。
岐阜方面の景色と思われます。
グレーの鉄塔が13番鉄塔と思われます。
あの鉄塔との間の谷が以前下ったことのある悟入谷です。
ちょうど時間も昼過ぎになったのでここで昼食とします。
本日の昼食は鍋焼きうどんです。前回の探索時に本当は食べたかったのですが
その時は天気の加減であきらめたので今回は鍋焼きうどんにこだわりました。
さっそく調理(袋から出して火にかけるだけですが・・)しようとうどん用にとボトルに
入れて持ってきた水を用意しうどんの袋を開けると、なんと、おつゆは薄めずそのままの
「ストレートつゆ」でした。
「わざわざ持ってきた水は何だったんだー!」って心の中で自分に突っ込みを入れながら
つゆを鍋に入れると、今度は「鍋の底からつゆが漏れている~!」どうやらザックの中
に押し込まれていたときになべ底の角の部分がへこんで亀裂が入ったようです。
漏れてつゆがなくなる前に最大火力で煮立たせて食べてしまおうとそのまま火にかけます。
幸い火にかけたら熱で容器が膨張したためか漏れは止まりました。 よかった~。
昼食後、鉄塔をあとにして進むとすぐに出ました、直線的激登坂路。
完全に戦意喪失、下から押しで登ります。
激坂を登りきるとしばらくは適度なアップダウンを繰り返し進みます。
ところどころに新林道わきに旧道のシングルトラックが確認出来ます。
これが旧道シングルトラックです。
木にマーキングが残されていますね。
しかし旧道シングルトラックも長くは続きません。
すぐに新林道に吸収されてしまいます。
新林道は途中、何箇所か分岐が出てきます。
その都度ナビ画面で確認しますが、もちろん新林道はナビには表示されません。
なので旧道方面へ向かうようなルートを選択して進みます。
幾つかの分岐を過ぎてルートが合っているか不安になりながら進んでいると
ときパパさんのブログで何度か見たことのある通称「いのししのヌタ場」を発見。
いままでのルートに間違いがなかったということで一安心。
しかしハンディーナビがなければ何箇所か出てくるなんの案内看板もない分岐を
すべてクリヤーしてここまでたどり着くことは難しかったかもしれませんね。
いのししのヌタ場、ただの水たまりに見えますが何年も前のときパパさんのブログにも
何度か登場しているので湧水の水たまりなのでしょうかね?
ここでしばし休憩していると来た方角に旧道を発見。
逆方向になりますが旧道シングルトラックへはいってみます。
しばらくはいい感じのルートでしたが3分ほどでさっき通った新林道の脇に出てしまい
ました。なのですぐ引き返しました。
ここからが本日のメイン探索ルート。
いのししのヌタ場からの下りシングルトラック。いなべ方面へ抜けられるルート。
初めての下りルートはわくわく、ドキドキです!
では、スタート!!
スタートしてすぐに左右への分岐が出現。
立ち止まってしばし悩みます。ナビにもルートは表示されていないため「山勘」で
右と判断して進みます。
しばらくは適度な斜度で枯れ葉のじゅうたんのシングルトラックが続きます。
なかなか楽しいルートです。
途中で突如鉄塔が出現。
この案内看板からすると18番鉄塔と思われます。
ここでプチアクシデント発生!あるべきところにボトルがありません~。
うどん用にと持ってきて結局使わずじまいで挙句の果てに山中で行方不明・・・
ちょっと戻って探してみましたが14番鉄塔以降確認できていないので
どこで落としたか全く不明なため探すのは断念しました。
(帰宅後写真で確認するとイノシシのヌタ場では存在しました。ってことはヌタ場~
18番鉄塔間のどこかにあると思うのでまた通ることあれば気にして通ろっと・・)
なのでもし見つけた方がみえましても交番へ届けないでくださいね(笑)
18番鉄塔より下り始めるとすぐに大きな倒木が行く手を阻みます。
倒木の上にかなり削れたあとがあったので人もしくは自転車等の往来は今も
少ながらずあると思われます。
この辺りでよく見る周りより盛りあがったルート。
17番鉄塔への分岐発見。
ナビには表示ありませんがコピーしてきた25000/1地図ではおおよそどのあたりか
確認出来ます。しかしちょっと現在地からは距離がありそうなので今回はパスします。
その後ルートは、落ち枝とゴロタ石で少々荒れてきました。
ルート脇で発見したなんかすごいことになっている岩。
岩の間をルートは抜けていきます。
この先のルートなんかえらいことになっています。
人間だけなら下を潜れば越えられますがMTBと一緒では無理。
MTBだけでも下は通せませんでした。
ってことでこんな感じでクリヤーです。
とりあえずMTB持ち上げて倒木上に置きます。
その後自分は脇の斜面から倒木を越えて向こう側へ移動。
向こう側からMTBをおろしてクリヤーです。
面白い感じの木の根っこ。
しかしMTBでは走りにくいだけの障害物。
この辺りまでくると楽しく乗車出来る区間が少なくなってきました。
さらにルートはあやしげになってきます。
写真では分かりにくいですが河原のようなゴロタ石と何度もホイールに引っかかる
落ち枝のせいでなかなか気持ちよく下れないルートになってしまいました。
すると舗装された林道に出ました。
林道側から出てきたシングルトラックを振り返った画像です。
普通に林道を通っているだけではここから山道が伸びているとは分かりにくい感じです。
林道からはすぐに県道に出ました。
ここからはしばらく県道を走り再度縦走路へ戻るためのルートとして
以前紹介した蓮花谷林道から分岐する足谷林道を探索しようと思います。
その様子は(後編)で、お楽しみに~。
続く