養老山系林道探索ーMTB vol.2(前編)

最近、はまりつつある養老山系の林道探索の続きです。

先週までの雨の多い天気から打って変わって今週からは週間予報も晴れマークが
続いています。

気温も朝から高く、春本番ですね。


ということで今日は国土地理院の地図やときパパさんの過去のブログを参考にして決めた
ルートを探索しようと張りきっていなべ方面の林道入口を目指します。





道中からの鈴鹿山脈、竜ヶ岳、藤原岳。






目当の林道入口に到着。






林道入口で準備します。この林道は上部で以前何度か下りで通っているモトクロス場横へ
出る舗装林道へ合流するようです。
実はこの林道約20年前に車で途中まで入ったことがあります。
その当時はこのような通行止めのゲートもなく基本誰でも進入OKでした。
しかし路面はこの入口のみの舗装でそれ以降はずっとダート路で轍や雨水の流れた跡で
路面状況は最悪でクロカン4WDもしくは軽トラ4WDじゃないと通行不能なような
林道だった記憶があります。なのでその時は途中で引き返しました。
余談になりましたがそれでは林道探索に出かけましょう。







先ほどの画像でもわかると思いますがゲート越えるといきなり急斜面の登りで

始まります。朝一のスタートでこれはきついです。
いきなりインナー×ローで登り始めますがそれでも息上がります。
この写真を撮る為という言い訳で立ち止まって息を整えます。
ちなみにこれは振り返った画像です。






その後も容赦ない登りが続きます。






せせらぎ沿いの林道を息を切らしながら登っていきます。






やっとのことで林道合流地点到着。ゲートの向こう側が先日も通ったモトクロス場へ
つながる舗装林道です。
ここで休憩がてら地図を開いて今後のルート確認します。







休憩中、道路わきで見つけた鉄塔の案内看板。
No、21はこれから向かう方面に、No、20はすぐ横の谷を挟んだ向こう側の斜面に
ある鉄塔と思われます。





いつもの舗装林道を登って進むと21番鉄塔への案内看板出てきました。
ときパパさんのブログや馬笑さんのアドバイスではこの界隈では鉄塔の巡視路に楽しい
ルートが隠されているそうなのでとりあえず本日のルート付近の行けそうな鉄塔は
行ってみます。





林道よりすぐで西部西尾張線21番鉄塔に到着。






以前「多度山ーMTBVol3」で紹介した高圧線の交差点がすぐ横に見えます。
西部西尾張線と西部西名古屋線との交差点です。(電車じゃないですよ、高圧線です)
今回の探索で林道もさることながら鉄塔探索にもはまりつつあります。





その後もいつもの林道を登っていくとまた鉄塔への入口と思われる分岐が出てきました。






鉄塔のたもとに到着。何番鉄塔なのか看板を見つけられませんでしたが、
自宅で探索の中で記録してきた鉄塔の番号で前後のつながり判断すると西部西名古屋線の
16番と思われます。
この画像のグレーの鉄塔が15番、その奥の赤白の鉄塔が14番と思われます。
本日はその14番を目指します。ときパパさん情報ではその14番鉄塔よりいなべ方面
へ下るかなりいい感じのシングルトラックが存在するそうなので。




鉄塔たもとで地図を広げ自分の位置確認、そのほかの鉄塔の確認を行います。
鉄塔の足のコンクリの土台はちょうどテーブルや椅子の代わりになるので便利ですね。






その後さらに舗装林道を進むと鉄塔へと通じるダート路があります。
もちろん鉄塔へ向かうことにします。






すぐに鉄塔たもとに到着。西部西名古屋線の17番です。





17番鉄塔からは下界のいなべ市や鈴鹿山脈がよく見える
大変見晴らしの良いところです。しかし今日は少し霞んでいる感じですね・・





17番鉄塔のすぐわきから山中に伸びるシングルトラックを発見。進んでみることに
します。





いい感じのシングルトラックを進みます。





数分で恋姫山山頂へ到着。ここでも手作り感満載の看板が出迎えてくれます。
以前からこの付近を通るたびに恋姫山への手作り案内看板をよく見ましたが
今回初めての登頂です。
しかし三角点のある列記とした山頂ですが、展望はさっきの鉄塔の
たもとのがよかったですね。
なので休憩もそこそこにして先へ進みます。






いつもの舗装林道と樽沢池方面へとのシングルトラックとの出合いです。
鉄塔の案内看板で鉄塔番号の確認します。
帰りのルートはこの案内看板方面(以前遭難の不安から引き返したルートの別ルート)
へ下ろうと思っております。
しかしとりあえずは14番鉄塔を目指すので前回のルートと逆で樽沢池を目指します。






ほぼ下りで樽沢池に到着。登りは20分ほど掛るのですが、下りでは5分も掛って
いないかも・・です。
楽しい時間ほど早く感じるといいますが、実際にかなり早いようですね・・





ここからが本日最初の探索ルートです。
池のほとりから始まるルートで前回の蓮花谷林道上部の丸太地獄から抜け出した林道
の続きと思われるルートです。
あの時に途中の土砂崩れでそれ以上先へ進めず引き返したその先がここへつながって
いると思われます。

なのでその確認の意味もありここのルートを探索してみて、あわよくば通り抜けを
チャレンジしてみようと思います。





きれいに植林された林の中の林道を進みます。直近でも人の出入りがあるのか
路面状況も全く問題ございません。





安心したのもつかの間でいきなり斜面崩落で激細ルートになってしまいました。
少々ビビりながらも足元を確かめながらゆっくり進みます。





このルートにも丸太地獄が出てきます。






ルートの途中に現れた古めかしい石垣。

想像ですがこのルートは林業用の古い道か、現在の縦走路が出来る前の旧道か、って
ところでしょうか。
どちらにしてもかつては人の往来がある重要なルートだったのでしょう。





ルートの途中で見つけたビールの空き缶。
そんなに古くはなさそうですね。
しかしこんな山奥でビールなんて何時どのような人がどんなタイミングで飲んでいたので
しょうか?不思議ですね。




ここも土砂崩れがあったのか急斜面のけもの道です。
慎重にMTBともに通り抜けます。





ナビの画面で確認すると以前の蓮花谷林道の上部付近に到着しています。
林道のがけ下を確認すると前回通った鉄塔管理用のルートの鉄製の橋が
確認出来ます。
いつもの縦走路まではもうすぐですが前回の断念したがけ崩れポイントも
もうすぐだということです。とにかくそのポイントまでは走破してみたくて
進んできました。がけ崩れポイントを通過できなければ今来たルートを
戻らなければいけません。しかしここまでも結構スリリングなポイントが幾つか
あったので出来れば戻りたくありません。




出てきましたがけ崩れポイント。幅約5~6mくらいでしょうか。
写真で見ると大したことなさそうですね。徒歩ならね・・
私にはMTBという重量物があります。
試しに斜面に足を出してみると案の定、斜面はもろく下手すると
足元すくわれそうです。万が一すくわれると10mくらいは滑り落ちそうです。
なのでMTBを左肩に担ぎ姿勢を低くして万が一足が滑っても右手で斜面を捉えれる
ように右手はフリーにして一歩一歩路面と足とのコンタクトポイントを意識して
雪山登山のキックステップ風な感じで進みます。







冷や汗もんでしたが、無事崩落個所をクリヤーしました。
その後は前回通ったルートで縦走路を目指します。






縦走路手前の古びた石垣と立てかけられた見事に苔に包まれた丸太。
この丸太はいつからここに立てかけられているのでしょう・・?






いつもの縦走路に合流しました。今回探索したこのルートは危険と隣り合わせです。
滅多に人が入ってくるようなところでもなさそうなので万が一のことがあると大変です。
なので私が言うのもなんですが一人での探索はお勧めできませんね。


一つの探索ルートをクリヤーしたところで少々長くなってきましたので
続きは(中編)で・・  お楽しみに。



続く



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