雪の養老山脈縦走ーMTB(後編)

ちょっと遅い昼食を済ませ多度山を目指します。




多度山上公園まで9.3km。まだひといきあります。







年末トレッキングで友人Y氏と通った石津御嶽ルートとの合流地点。




雪面に残された野生動物のいくつもの足跡。大きさからして鹿と思われます。




陽のあたるところに出てきたコンクリート舗装の路面。
久々の舗装路です。この時この先で鹿2頭と出会いました。
しかし残念ながらすぐに逃げられてしまい写真に収めることはできませんでした。





青空と雪の林道。
相変わらずの強風の西風で雲がすごい勢いで流れていきます。





石津御嶽ルートへの分岐です。年末トレッキングでは画像奥のルートへ進みました。

(画像は進行方向とは逆向いています)




石津御嶽への分岐付近にある多度山上公園への看板。
そのたもとに人の足跡を発見。割と新しい感じです。
二之瀬峠から全くひと気のない林道を一人で進んできたので安心した半面林道独り占
ではなくなった感じがしてちょっと残念な感じにもなりました。





いくつもの足跡の残された林道を進みます。





年末トレッキングで昼食をとったハンググライダーの発進場に到着。
相変わらずの見晴らしです。午前中より景色いい感じです。
しかし強風で寒いので足早にここを去りました。





このあたりも日蔭は結構な積雪がありしかも上りなのでMTBを押しで
進めます。しかし今日もMTBライド用のシューズ「ファイブ テン」
を履いてきました。この靴雪の鈴鹿峠でもそうでしたが雪にはめっぽう
弱いです。雪の斜面をMTBを押しで登っていると足が滑ってかなり
しんどいです。なので雪用にちょっとハードな登山靴もほしくなりました。






林道はここで終了。ここから多度山まではシングルトラックで多少登り返しがありますが
ほぼ下りです。下って標高も下がれば雪が溶けて路面はマッディーになることが予想
されます。なので身なりをちょっと変身。それが下の画像です。





カインズホームで見つけた298円のかっぱズボン。使い捨て級の金額なので
気兼ねなく雪の下りを攻められます。





リヤタイヤからの巻き上げでのドロドロを防ぐためにザックにもカバーを装着。
これで気兼ねなく下れます。





こんな感じの雪のシングルトラックを下ります。画像ではわかりにくいですが
結構な斜度の下りです。サドルも下げて下る準備をします。






シングルトラック脇で見つけたプチ雪庇。自然の芸術ですね。





多度山上公園まで4.7km。もうすぐです。






このあたりでよくある一本橋の様なやせ尾根。
さすがにここは乗車して通過する技術も勇気もありません。なので
押しで進みます。雪なので押しでも足を滑らせないように慎重に進みます。





多度峡駐車場の案内看板が出てきました。以前紹介したことのあるルートです。
この道で多度峡駐車場を目指して下ります。





しばらくは走りやすい新しい林道を下ります。
この辺りまでくるとかなり雪は解けています。





林道終点からシングルトラックへ突入です。急な斜度とシングルトラックの狭さで
ノンストップで進入するとかなりスリルがあります。





いつもの多度峡のルートに出ました。
今日はかなり疲れたのでこのままこのルートで安心、安全に下ることにします。





多度峡ルートのほとんどが雪解けの水でウェット路面です。
ひどい所は川のように水が流れています。
なので後輪の巻き上げ水で安物カッパズボンでは敢え無く浸水。
お尻が非常に冷たいです。これなんとかならないもんでしょうかね?
基本雨の日はライドしないのですが途中で降ってきたときや今回のように
雪解けで晴れているにもかかわらずウエット路面の時にいつも困ります。
フェンダーを装着すればいいんでしょうがライド的にもビジュアル的にも邪魔に
思えるので装着するつもりは今後もありません。
なのでウェアー系でなんとかならないか試案しておりますが、ウェアー系でも
ビジュアルは大切なのでどうしたもんでしょうね~

なんてことを考えつつ多度峡駐車場を目指し下ります。






やっと多度峡プールに到着。シーズンオフなので人っ子一人いませんね。




久々のアスファルト路面、なんて快適に進むのでしょう。
アスファルトの有難みを痛感した瞬間です。





で多度峡駐車場へ到着。まー泥だらけです。
こんな泥んこ久々です。これぞマウンテンバイク的な感じがしてたまにはいいですね。





お尻は浸水しましたが298円の割に頑張ってくれたカッパズボン。





ザックカバーもこの通り、役に立ちました。






その後いつもの駐車場わきの用水路のお水を拝借して頑張ってくれた愛車を
丹念に洗車してあげました。


今回の探索で感じたこと。
以前からあこがれている雪山ってのを少しですが垣間見た気がします。
わたくし山へ向かうのは非日常を求めてでのことだと思っております。
それが雪山となると一層非日常感が増す気がします。
しかしその分リスクも増すと思います。なので手軽に雪山をMTBで遊ぶこと考えると
積雪で冬季通行止の峠(車道)をMTBで探索するのも面白そうだななんて思いました。
来年の冬はそんな遊びをしようかな・・・



終わり




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