治田峠~藤原岳縦走ーTREK No4
休憩所で靴とストックの先端の土汚れを落とし歩きはじめます。
休憩所をあとにしてとある所へ向かいます。
旧道へ出て、さらに歩いて行きます。
道標発見。
そうです、もうお分かりですね・・・
こんな面白い形をした建物の正体は・・・・?
三岐鉄道西藤原駅。
正面から見ると建物が汽車の形していますね。
私初めて来たので結構驚いてしまいました。
で、この三岐鉄道を利用して車を停めている青川キャンピングパークへ戻ります。
ローカル駅の雰囲気が良い感じです。
駅舎に入ってキップを購入します。
この駅はなんと券売機はありません。
窓口で行き先を告げて駅員さんよりキップを購入するのです。
で、購入したキップはこれ。
もちろん自動改札対応のキップではなく厚紙の昔ながらのキップです。
ちゃんと駅員さんが「パチン」って手で切ってくれましたよ~。
もう、感動もんですね~!
この21世紀のこの世の中でまだこんな駅が存在していたのですね。
駅舎の中に郵便局なんかもあったりします。
電車はまだ来ませんが、せっかくなのでホームも見に行きます。
良い感じです。
こんな古き良き時代の汽車もホームに展示されています。
汽車の運転席の画像。
ガラス越しでの撮影なのでちょっと見辛いですがなんかレトロなメカニカルな感じが
宮崎アニメを思い出しました・・(笑)
そうこうしているうちに電車がホームに滑り込んできました。
扉が開き、乗り込みます。
で、次に驚いたのはこれ!
乗客は私を含め3名しかいません。
これで採算取れるのか心配になってきます。
定刻通り列車は出発します。
ほぼ貸し切り状態の列車に揺られます。
しかし私この路線の電車に乗るのは初めてですので遠足の子供のように窓の外の景色を
きょろきょろしながら眺めて落ち着きません。
そんな景色のなかで一番テンション上がったのは・・
この景色!
そうです、藤原岳の麓にあるセメント工場です。
この時初めて知ったのですがこの三岐鉄道はこのセメント工場の中を突っ切って
進んで行くのです。
なので通常外部からは見れないような工場内の景色がこの電車を乗ると見れてしまう
のですね。
ってことで慌ててカメラのシャッター切りまくります。
走行中の電車の中からの撮影なのであまり良いショットはありませんでしたが
工場系マニアの方にお勧めの電車ですね。
東藤原駅停車中。
セメントを運ぶ貨物列車がずらりと並んでいました。
次の停車駅、伊勢治田で下車します。
今乗ってきた電車を見送ります。
伊勢治田駅。
ここの駅舎も昭和の香りがむせかえるくらい漂ってましたよ~(笑)
ここからおおよそ4km先の青川キャンピングパークを目指します。
町中を抜け国道306号線沿いを歩きます。
国道から新町方面へ折れていきます。
それにしても良い天気。
風はさわやかなのですが日差しが強く結構暑いです。
ザックのボトルの水は少し前に飲み干してしまっており喉が渇きます。
リザーブタンクの水はまだあるのですが、わざわざザックを下ろしてボトルに移し替える
のも面倒なので車まで我慢をしようとそのまま歩き続けます。
田植えの終わった水田。
私、この季節大好きです。
頑張って歩き続けてましたが、喉の渇きが我慢できなくなり自販機見つけて・・
買っちゃいました~。
水ばっか飲んでいたので炭酸飲料が無性に飲みたくなっていたのです。
新町に到着。
青川キャンピングパークはもうすぐです。
看板が出てきました。
キャンピングパーク到着です。
けどこの画像、ちょっと気になる影が見えません・・?
シルエットクイズ!
この生き物は何?
やっと見えてきました、我がビアンテ。
16:50
車に到着。
いや~今日は沢山歩きました。
いつもの温泉の用意はあるのですが時間的な都合で今日は温泉は諦めます。
てことで今日は靴だけ履き替えて帰宅します。
帰りの道中、今日歩いた稜線が奇麗に見えました。
序盤の道迷いにはちょっとめげましたが、それ以外は非常に楽しめた山行でした。
もうすぐ梅雨に入っちゃいます。
次はいつ山行けるのかな~?
いつものおまけ
本日のGPSログ(登山道のみで藤原岳からの下り約半分はログ取れてません)
三重県いなべ市北勢町新町 ~ 藤原町大貝戸
距離 19.9km
最大標高差 977m
獲得標高 上り:1083m 下り:1078m
帰宅したらちゃ~んと留守番してくれていた前輪さん。
私もちゃ~んと「ただいま!」って言っときました~(笑)
しかし、自転車より電車の方が楽しめた感があったので良しとしときます(笑)
終わり