霊仙山ーTREK vol3

今日はいつもの山仲間との年末登山に次ぐ恒例になりつつあるG/W登山に行った
様子をお伝えします。
今回はソロ登山じゃないので行程の詳細画像はちょっと手抜きなのはご了承
ください。





登山口手前の林道で準備します。(いつものような道中の写真はありません)
昨年もそうでしたが車は登山口手前の林道に路上駐車する形で停めます。
今年は車が多く登山口よりかなり手前での駐車です。
ちなみにいつものポーズの友人Y氏。





私は最近入手したアイテム2つ登山靴とトレッキングポールを本日試してみます。





初めての本格登山靴。どんな履き心地なのか楽しみです!






8:05
準備を整えてまずは舗装林道を進みます。





雲は多いながらも天気はまずまずで心配なさそう。






10分程歩いて登山口通過。





前方にMTBの方々の姿が見えてきました。
このMTB担いで山登るの~?





登山道入ってすぐの廃村でMTBの方々に追いつきました。
追い抜きざまに話しかけてみるとやはり山頂まで登るとのこと。
この私のブログを見てくださっている方ならお分かりだと思いますが
私もMTBも趣味の一つです、それも下り大好きなMTB野郎です。
なのでMTB担いで山に登るってのはすごく理解できます。
しかしこの山は山頂まで登るってのはしんどそう。
頑張ってくださいね~って声かけて追い抜いていきます。





廃村はずれにある山小屋「かなや」、今回も営業はしていませんでした。






しかし例の手動販売所は営業していました。





山小屋かなやを過ぎると急な登山道へと変化します。






暫くで汗拭き峠へ到着。
ここまで来るとやっぱり暑くて上着一枚脱いじゃいます。


念の為言っておきますが彼はイ〇ラム国の戦闘員ではありません(笑)





新緑がまぶしい登山道を進んで行きます。






後ろを歩く気配が消え振り返ると友人Y氏、自慢の一眼を構えています~。




5合目の見晴台に到着。
昨年は下界の景色はほとんど見えませんでしたが今年はどうかな~・・・





じゃ~ん!!
見えます~!ちょっと霞みかかってますが琵琶湖も長浜の街並みも見渡せます。
やっぱり山は景色が見えないとね~、ってテンションも上がります。





6合目を過ぎると周りの木々も少なくなってきます。
昨年はこの辺りから暴風になった所です。





急斜面をジグザグに登って行きます。
昨年ほどではないですが上空の風は結構強めで雲が勢いよく流れていきます。





眼下に琵琶湖を眺めながらの登山道。





山肌が広葉樹の新緑と針葉樹の濃い緑とでカモフラージュ柄に見えてきますね。





上の風景写真を撮っていると・・・
背後からスナイパーに狙われていました(笑)





7合目 お猿岩に到着。
昨年、あまりの暴風で引き返したポイントです。
今日も少々風は強いですが、問題になるほどではないのでそのまま進みます。





だっだ広い稜線を進んで行きます。





途中、鳥居のある池が出てきます。




8合目、「お池」だそうです。
鳥居があるてことは神様が祀られている池なのでしょうね。
なぜか山中にある池ってのは神秘的に感じてしまいますね。
昔の人もそう感じたのでしょうね・・・





その後も歩きやすいルートを進みます。





くぼ地には残雪があります。
標高が高い所はまだ雪残ってるのですね~。






岩岩のピークに木の柱が立ってるので遠くから見るとここが山頂のように見えて
いましたが良く見ると9合目の標識でした。
9合目の割にちゃんとしたピーク立っているので紛らわしいですね~。





9合目から山頂方面へ進んで行きます。

まだ結構距離ありそうです。





結構な斜面で息が切れてきます。





かすかに琵琶湖も見えますね。





急斜面を登りきると山頂が見えてきました。





10:00
標高1084m 霊仙山登頂。
昨年のG/W登山のリベンジ叶いました!



ここで山頂からの景色を少しだけどうぞ!




琵琶湖北部、長浜付近。



琵琶湖南部、彦根方面。



雲に隠れていますが伊吹山方面。





こちらも雲に隠れちゃっていますが、藤原岳方面。


ってことは周りの1000m級の山で雲が晴れているのはココだけってことですね~
ちょっと風は強いですが下界の景色も楽しめるのは今回も晴れ男友人F氏おかげです。





私が風景写真撮ってるとその脇で友人Y氏は何やら準備し始めています・・





三脚に、一眼をセットして・・・カメラの角度を決めて・・・





なにやらセッティングして・・・






この強風の中、真剣に空を眺めています。
こんな昼間の空に向かって三脚に一眼をセットしている彼は何を隠そうUFO研究家
なのです~!(笑)
というのは冗談で、レンズにフィルター着けてシャッタースピードを遅くして
流れていく雲を撮りたかったとの事でした。
何事にもハマると、とことんな友人Y氏ですが、やっぱりUFO研究家に見えちゃいます(笑)




ここでもとことんハマっている友人F氏。
何にハマっているかって?
それは、ご想像にお任せします・・・(レアポ〇モンでもいたのかな~(笑))





冗談はこれくらいにして山頂は強風であまりに寒かったので長居出来ず移動することに。
正面に見えるもう一つのピークへ向かいます。




5分程で到着。
ここが霊仙山最高地点だそうです。
藤原岳もたしか最高点が山頂ではなかったような記憶があります。
なぜここが山頂じゃないのでしょうか?不思議ですね~。




ココ最高点から四日市方面の景色の中にいつもの四日市ドームの輝きを見つけて
ちょっと嬉しくなりました。





10:30
ちょっと早いですがランチ休憩の場所を思案しますが遮るもののない稜線上なので
容赦なく強風が吹き付けてきます。
なので遠くの稜線上に見える避難小屋へ行ってみることにします。





15分程歩いて避難小屋に近づいてきました。






窓も全くない小屋の扉を恐る恐る開ける友人F氏。





中にはもう一つ扉があります。




中に入ってみるとこんな看板が。





ザックを下ろしてここで休憩することにします。
窓の外は強風吹き荒れる音が響いてきます。
なので本当に避難している雰囲気満点ですね・・・






小屋の奥に仮眠室ってスペース発見。
靴脱いで上がれる板の間のようです。寝袋あったら仮眠では済まないくらい寝て
しまいそうなスペースです。




頑固おやじがひっくり返すようなちゃぶ台の小さいバージョンもあり使用させてもらいます。





ランチはいつものカップめんとコンビニおにぎり。





これまた友人F氏の山の定番メニューウインナー炒め。
避難小屋に「ジュ~」って炒める響いていますが・・
しかし今回はその上を行く方々が同じ避難小屋にいらっしゃいました・・・





この方たち、私達の後から入って来られたのですがなんと・・


私達の部屋の外で、餃子を焼きはじめました~!
「ごま油取って~」なんて声が聞こえたと思いきやまるで中華料理屋に居るような
音と香りが流れてきます。
その後にビールやらで乾杯の音頭も聞こえてきたり・・・


いつも豪華なランチメニューにこだわっていた友人F氏も今回は完敗でしたね~(笑)




そんなにぎやかな避難小屋で私達はゆっくりコーヒータイムでくつろぎます。
時刻は11:30まだまだ時間あります。
歩いてきた時間の割に休憩時間なが~いですが気にしない・・
なかなか出来ない3人での登山なのでゆっくり楽しみます。





12:05
一時間以上の休憩後下りはじめることにします。





相変わらず風は強いですが午前中より雲も晴れ気持ちいい稜線歩きです。





途中、朝追い抜いてきたMTBの方々が集結しています。
見た感じ朝より人数減っている感じがします。途中脱落者でも居たのでしょうか・・
また挨拶して通過します。みなさん非常に感じの良い方ばかりでしたよ。


ハイカーとMTBer、私はどちらにも属するので双方の気持ちがわかります。
とある山ではハイカーとMTBer共存がうまくいっていない所があるとも聞きます。
山に対する考え方は人それぞれなのでいたしかたない部分もあるのでしょうが
お互いマナーを守って山を楽しみたいものですね・・


そんな事を考えながら下って行きます。



良い眺めの中を下って行きます。





その後、追いついてきたさっきのMTBの方々に道譲って先にいってもらいます。
楽しそうに下ってきましたよ~。
うらやまし~。




ほんと、良い天気になりました。新緑が輝いて見えます。
春ってやっぱり良いもんですね~。


そんな気持ちいい登山道をくだっていきます。




14:00
登山口を出て車の停めてある舗装林道に戻ってきました。
もちろんこの後は登山の最大の楽しみと言っても過言ではない温泉へ向かう予定です。






昨年も立ち寄った極楽湯。
彦根の国道沿いの温泉です。なかなか良い感じの温泉ですよ。
ここでもゆっくり疲れを癒します。




その後、国道使いを地元まで戻ってきました。
昨年はバーベキューしたのですが今年は友人F氏が翌朝早くに遠方へ出かける
予定があるとのことで行きつけのラーメン屋で夕食いただきお開きとなりました。





今回の山行のGPSログ。
昨年のリベンジも果たせ満足できた山行となりました。
で新しいアイテムの使い心地は・・・?


まず、LEKIのトレッキングポールですが・・・



すみません、使ってません・・


というのがザックに付けたまんま、使うタイミングが分からず下山・・
今迄の山行でも必要だと思ったのは雪山だけでしたので今後も夏山では
使用頻度少ないかも・・
長時間重い荷物を背負って移動する北アルプスでは使うと良いかと思います。



で、登山靴ですが・・・


第一印象は歩き辛い、です。
やっぱり、ライトなソールの柔らかいトレッキングシューズの方が歩きやすい
に決まってます。
このスポルティバ、トランゴもアイゼン装着可のシューズにしては歩きやすい
のでしょうがなんせこんな靴は初めてなのでそう感じてしまうのでしょう。
ただ心配していた足の指先の痛みは全くありませんでした。
しかし、急斜面等で足首を大きく動かす時に一部痛くなる所があります。



この 「3DFLEXシステムヒンジ」といわれる機構。
これが仇となっている感じです。
このようなシステムで硬いブーツでありながら足首は自由に動かせるのは良いのですが
赤い楕円で矢印付けた部分の特に右足なのですが大きく足首を動かす体勢になると
痛みがあります。
左足はさほど痛くも無いので私の足の形が左右違うのが原因なのかもしれませんが、
靴選びの時は足先だけに注意をしていたのでこの部分は全く意識していませんでした。
靴ひもの結ぶ強さを変えたり、またある程度履き慣らして解消されればいいのですが、
今後の課題です。


終わり


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