養老山系ーTREK(後篇)

ランチ休憩後雲行きも怪しくなってきたので先を急ぎます。



車両も通行可能な林道を少し進むと右手への分岐が出てきます。
石津御嶽方面はそちらへ進むようです。





雪の残る手入れされた杉林の中を進みます。



程なくして何やら立派な建物が出てきました。
屋外ですが昭和の香りが漂うトイレも完備されています。
何の為の建物かは不明ですが全く人気(ひとけ)ありません。
ちょっと前にもここへ足を踏み入れている友人Y氏いわく「すぐ上に石津御嶽神社が
あるでそれの売店かなんかじゃない?」とのこと。
いつ営業していてどんな物を売っているのか全く想像もつきませんがY氏の豆知識として
聞き流しておきました。




謎の建物の脇を通って斜面を登るとすぐに鳥居と祠が見えてきました。
雪の上にいくつかの足跡が残されており少なからず人は足を踏み入れて
いることがわかります。




神社を後にして雪の残る登山道を進みます。




道票発見、目指す水晶の湯はまだここから120分あるようです。
あと2時間、私たちの歩くペースはたぶん他の方より速い気がするので1,5時間
くらいと見積もります。なので3時過ぎには温泉到着予定かな?当初の予定通りです。

ここからはとりあえず田代池を目指してそこから尾根を外れて下山ルートへ入り水晶の湯
へと向かう予定です。



登山道からまた車両通行可能な林道へ出て進みます。
石津御嶽過ぎてからはほとんど雪道&凍結路で思ったよりペースが上がりませんし
何より疲れます。このころになるといい景色もなく淡々と薄暗い林道を進むこととなり
会話も弾みません。




すると景色に変化が出てきました。
目指していた田代池付近に到着。この池は以前私MTBで員弁の方より林道を使い
この池に出てきた記憶があります。
そんなことより驚きなことは割と大きなこの池が全面凍結していることです。
まるで北国。ワカサギ釣りでも出来そうです。
いままで沈んでいたテンションが一気に上がり2人して池のほとりに駆け寄りました。



さすがに氷の上には乗れなさそうですが、落ちている枝なんかを氷上に投げてみますが
氷上をきれいに滑っていきます。
自宅よりたいして離れていないこんな場所でもこんなに池が凍りつくなんてびっくりです。




池からすぐのところにハイキングコースの案内看板があります。
看板によるとさっきの凍った池は「樽沢池」のようです。
今回のルートは多度大社から続く赤い「歩行のみの山道」と表記されたルートです。
それと以前MTBで池の横に出たルートは「員弁町」と書かれている小さな
「険しい山道」と表記されたルートです。

またいつかそのルートも再チャレンジしてこちらで紹介したく思っています。
で、今回は田代池の横の鳥居マークの横の小さな山道を看板の上の方へ進みます。




鳥居をくぐり登山道へ入るとすぐに右手に田代池と思われる所が確認出来ます。
この池も完全に凍りついているようです。その上に積雪しているため池かどうか
って言うのも不明ですが・・・・







また雪に覆われた薄暗い杉林を進みます。



私たちの進むルート多度山方面よりずっとMTBらしきタイヤの跡が
続いています。
徒歩でもしんどい雪の登山道、MTBでチャレンジするツワモノもいるようです。
けど私も今度MTBでもチャレンジしたくなりましたが。




まるでスキー場の林間コースのような風景です。




目指す月見の森、水晶の湯の看板出てきました。





急斜面の杉林を下ります。この辺りから積雪は少なくなります。




下り途中で見つけたシャレた看板。
何の変哲もない雑木林のなかにぽつんとあります。
レストハウス青空(屋外休憩所)と記載されています。
おそらく完全セルフサービス&飲食は持ち込み限定&ゴミは各自持ち帰り
の無料レストハウスと思われます。
お昼時ではなかった為か青空が出ていなかった為か分かりませんが
お客は一人もいませんでした。




しばらく鉄塔の下のルートを進みます。
なぜか木々が伐採されており下界の景色がよく見えます。




登山道脇の屋根のある休憩所。
そこからの景色がの画像です。


見晴らしはまずまずですが、雲行きが怪しいので先を急ぎます。




このルート分岐が結構出てきます。
しかしどっちか迷うところには必ず案内看板(ほとんどが手作りの様ですが)が
設置されており安心です。





この辺りからこの看板がいたるところに設置されています。
ロープで進入禁止にされているところも広範囲にありました。
このあたりそんなに生えてるのでしょうか。




分岐出てきました。十五夜の丘、展望台との分岐のようです。
田代越は今来たルートです。
あれっ!水晶の湯、月見の森はどこへ行った?2人して首をかしげますが、
深く考えずとりあえず展望台へ行って考えようとのことで展望台を目指します。




着きました。展望台です。観光地定番の双眼鏡まで完備されています。
しかも驚くことになんとその双眼鏡無料でどんだけでものぞけます。
この何するにしてもお金のかかる時代になんたる太っ腹なんでしょうか!




なので喜んで覗くきまくる友人Y氏、なんか童心に戻ったようです。
(ま、お互い遊んでる最中はよく童心にもどりますがね)





そこからの景色がこれです。




こんな景色が見えているらしいのですが、曇って霞んでいるせいか看板の図を実際の
景色がほとんど合致しません。
見えている景色の標高と看板の図の標高と違うんじゃないでしょうか、角度が根本的に
違う気がします。実際の川の流れと看板の川が合致しません。
ま、看板の図は少々納得いきませんが望遠鏡がタダで覗けたので良しとして先へ進みます。




展望台を後にすると階段のルートが多数出てきます。
おそらく月見の森の公園内に入ってきたようです。



途中で見つけた山でよく見かけるおいしい水を汲める場所のようです。
しかし看板をよく見るとそのまま生水で飲むのはだめらしいです。
沸騰させてから飲んでくださいと注意書きありました。



ルートはもう完全に公園内に入りました。




こんな感じの公園です。割と立派な公園ですね。
この案内看板をみて車停めた駐車場へ向かいます。





やっと駐車場見えてきました。
時間は午後3:30位でした。ほぼ予定通りで到着。
天気も何とかもったので一安心。
その後車で温泉の用意をしそのままシャトルバスにて水晶の湯まで移動。
(水晶の湯の建物は小高い斜面の中腹にあり一般車進入禁止です。そこまでは無料
シャトルバスで2~3分で到着します)
歩いてもいけるみたいで今まで歩いてきた距離からしたら全然大した距離ではないと
思われますが車に戻り完全にスイッチOFFの二人なのでシャトルバスに
甘えてみました。



でここが最終目的地、水晶の湯です。
なかなか小綺麗で露天風呂からの景色もGOODでした。
露天風呂に浸かっているとここで小雨が当たってきました。
天気の具合もちょうど良く満足できたトレッキングとなりました。



終わり

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