雪の竜ヶ岳ーTREK Part2(中編)
金山尾根分岐から歩くこと数分で治田峠方面への分岐を通過します。
治田峠へは画像左手方面へ進むのですがこの雪では全くルートが確認できません。
雑木林の向こうに藤原岳(右端のピーク)と御池岳(左側の台形の山)が見渡せます。
その後小さなピークをいくつも越えて進みます。
ここも良い見晴らしだったので動画の360°ビューをどうぞ~!
次のピークはいよいよ竜ヶ岳山頂です。
けど、ここでふと思います。
昨年の3月ここを登ったときは凄く樹氷が綺麗でした。
その時より今回は雪も多いし気温も低いと思うのですがなぜか全く樹氷が出来て
ませんね。
気温が低ければ良いという物でもないのかな?
湿度とかも関係するのかな?
稜線歩きを続けますが、たまに新雪が深いところがあり歩くのに苦労します。
スノーポンを履けば気持ちよく進めるのでしょうが、ここでわざわざアイゼン外して
スノーポンへ履き替えるまでもないかな~なんて考えてそのままラッセルします。
なので、この私の履いているカジタックスのアイゼンを外さずにそのまま装着できる
モンベルのアルパインスノーポン(スノーシュー)が欲しいのですがモンベルのH/Pを
見ると現在欠品中しているそうです。
風も痛いくらいに強く、ふとももまでの深雪で歩くのが辛くてもこんな景色の中なので
我慢出来ます、っていうか辛さも風と一緒に吹き飛んでいきます・・笑
最後の斜面が近づいてきました。
アイゼンがザクザク音を立てて一歩一歩確実に登って行きます。
西からの容赦ない強風が雪を吹き飛ばし笹の葉に当たりサラサラと音を立てます。
息を切らせて山頂を目指します。
登りの斜度が緩くなると山頂に立てられた看板がいくつも目に入ってきます。
11:20
竜ヶ岳登頂。
吹き飛ばされそうな強風が吹いていますがやっぱりここの山頂は気分良いですね。
それではいつものように山頂からの写真をいくつかどうぞ・・
昨年はエビの尻尾が張り付いていた木柱。
いなべから桑名の景色。
四日市から鈴鹿方面の景色
釈迦ヶ岳から御在所方面の山々。
NTTの鉄塔跡地
旧国道421号線。(車両完全通行止めの廃道)
養老山脈。
ここでも山頂からの景色を動画360°ビューでどうぞ~!
一通り景色を堪能したら寒すぎるのでゆっくり休憩することもなく下りはじめます。
さっき登ってきたルートを引き返して行きます。
自分のつけたトレースをたどって行きます。
それにしても綺麗な景色です。
深雪の中の小さなピークへ登ります。
登り切ると強風が雪を舞い上がらせブリザード状態になっています。
もう山頂からこんなに離れてしまいました。
こんな上天気で景色の良いところから離れてしまうのがもったいない気分になり
名残惜しく思いながら下って行きます。
金山尾根分岐に到着。
帰りは右方面へ進んで行きます。
金山尾根からの下りは(後編)でお伝えしますね~。
続く