雪の御池岳ーTREK(後編)



10:30
峠のトンネル手前から登山道へ入って行きます。



かなり深い雪ですがしっかりトレース残っているのでとりあえずは安心ですね。







こんなこわ~い橋を恐る恐る渡ります。






こわ~い橋を渡りきると今度はこんなこわ~い注意書きが・・・






薄ら残るトレースに沿って進んで行きます。





突如、トレースがスキーの跡に変わります。
こんな、林の急斜面でスキー、しかも今私が歩いてきたルートをスキー板担いで
登ってきた人がいるって事にビックリです。
何処までスキーの跡が続いているか分かりませんがとりあえずスキー跡に沿って
登って行きます。





と、思ったのも束の間、登山口から5分ほどの所ですぐにスキー跡が途絶えます。
どうやら雪でかき消された感じではなくここがスキーイングの始まりようです。
って事はこのスキーの方は今登ってきた区間の一部を滑っただけの感じです。
滑走時間で見ると1分間もないと思われます・・


凄い遊びですね~。
片道3時間掛けてスキー担いで登ってきて滑走時間1分足らずのスポーツ。
究極に贅沢なバックカントリースキーですね~。


って、そんなことに感心している場合ではありません・・



この先何処を見てもトレースが全くありません・・・





う~ん・・


どっちへ進んで行けば良いのやら・・?


しばし斜面を見渡します。


実はこのルート、一昨年の秋に友人F氏と御池岳登山の下山に一度通っただけのルート
なのです。
ほとんどが尾根ルートだった記憶があったのでなんとかなるつもりでいましたが
その尾根まで出るのに苦労しそうですね。




この辺りなら登っていけるかも?って所を見つけて果敢にチャレンジします。
が、深く降り積もった新雪は手強く、深いところはスノーシュー履いていても
太もも付近まで埋もれてしまうこともしばしば・・





急斜面はあまり得意ではないモンベルスノーポンで無理矢理登ります。
登ってきた斜面を振り返ります。
10kg以上の荷物を背負って深い新雪をスノーポンで登るのはかなり大変です。
こんだけ登るだけで息切れてしまいます。






苦労する割に全然進みません。
何処が登山道なのか全く分かりませんがよ~く斜面を観察して、何処を通って行けば
無理なく進めるか見つけ出します。





こんな深い雪の斜面を息を切らして登ります。





ここでプチアクシデント発生。
こんな雪山でも運動量はハンパ無いのでのど渇きますがいつものハイドロのチューブ
が凍結してしまい吸うことが出来ません・・・
そんなこんなでちょっと戦意喪失気味になっちゃいました・・
この先の見通しも不安ですし、登り始めて約3時間半、ほぼ休憩無しで登ってきて
おり、お腹も空いてきましたしのども渇いてきました。
ってことでここでザックをおろしてちょっと早いですがランチ休憩してこの先
どうするか考えようと思います。




スノーシューで雪面をならしてザックをおろします。
しかし、ザックをおろして身軽になると、この先のルート少し確認したく思い
ちょっと偵察に進んでみます。





登ってきた斜面を振り返ります。
雪の急斜面を眺め登れそうな斜面を繋いで登ってくるとちゃんとつづら折れルートに
なるものなのですね。
やっぱり身軽になると楽に登れます。


なんとかこの先も進んで行けそうなルートを確認出来たので、今登ってきた
所を一旦引き返し置いてきたザックを回収しに行きます。






トレースは確認出来ませんがなんとなくルートが見えてきませんか?






こちらも、斜度は急ですが見えてきますよね~。
スノーシューで雪面を一歩一歩踏みつけて道を切り開いていきます。






すると、進んで行く先にこんな看板が出てきました。
この看板以前にこのルートを通ったときに見た記憶があります。
ってことでここまではルートミスしていないって事が確認出来ました。






しかし、その先の斜面も今までに増してさらに急になってきます。
足滑らしたら止まらなさそうな斜面なので今まで以上に慎重に進んで行きます。





この先、進んで本当に大丈夫?って斜面になってきました。
この雪の下に本当に登山道有るのでしょうか?
雪山なので夏の登山道にはこだわらなくても良いのですが、進めるのはこの前方しか
無いので恐る恐る進みます。






けど、いよいよこの先進んで大丈夫?って思えてきました。
この先のルートに間違いない確証があれば慎重に進んで行けそうではありますが、
万が一ルートミスしてしまうとこの雪山では取り返しの付かないことにもなりかね
ません。





しかも、足下はこんな感じ。
足滑らさなくても、雪もろとも雪崩の様に滑落してしまう恐れも可能性としては
ゼロではありません・・
うまく、すぐ手前の立木に引っかかればまだ良いですが、斜面のかなり下まで
滑落してしまえば立木に激突してしまう可能性もあります。
致命傷を負わなくても怪我で自力下山できなければこの季節では生命に関わる危機にも
なりかねません。





そんな事を考えて進むのを躊躇していると少し上の斜面上に鉄塔を発見。
今までの経験上、鉄塔には必ず管理用の道が付けられているので、鉄塔のたもとまで
行けばルートを発見できる可能性があると思いこの急斜面を慎重に登って行きます。






鉄塔のたもとに到着。






鉄塔からは電流が流れるようなジリジリと音が聞こえてきます。






鉄塔のすぐ脇に崩れた小屋のような物もあります。
と言うことはこの付近にルートがあるのは間違い無さそう。





とりあえずつぶれた小屋付近を探索してみます。






しかし、あまり雪深く、太ともまではまり込んでしまいました。
スノーシューでここまではまり込むと抜け出すのに大変な思いをします。
なぜなら、スノーシューが抵抗となって雪の中から足が抜けなくなってしまうのです。
もがく様に雪から抜け出すと、完全に戦意喪失・・・・
ここで、昼食にしようと思います。





つぶれた小屋付近に戻って雪面をならします。





ザックおろして早速ランチのセッティングをします。
チェアーの向こうに見えるトレースが雪深さを実感できますね。






最近、やっと雪山でのランチも慣れてきました。
慣れると夏山より良いですね。
雪面だとコンロのセッティングが非常にやりやすいですし、雪なので砂や泥が付く
事も無いので片付けも非常に楽です。
また、虫もいないので快適です!
しかし、唯一の難点が・・・


それは・・・


非常に・・・・


さむ~い!・・事です・・




ハイドロのチューブの水、完全に凍っていますね。






ザックに付いた雪も凍り付いています。







外気温-3.4℃
寒いはずです・・・。





そんなさむ~い中暖かいカップ麺をすすります。
目指す御池岳方面の稜線。
霞んでいますね、時間的にも状況的にも登頂は無理です。
せめて尾根までは出たく思っていましたがリスク冒してまで行くこともないと判断して
ここでゆっくりして引き返すこととします。






ランチ休憩後下りはじめます。





さっき登ってきた自分のトレースに沿って下って行きます。
それにしても急斜面ですね・・







下りはあっという間に峠のトンネルまで戻ってきました。
今回は御池岳どころか尾根までも出ることが出来ず惨敗でした・・


この山はまず、登山口にたどり着くまでが時間かかりすぎますね~。
この積雪では仕方ないのかな。
登山道に踏み跡も全く無いのはやっぱりここまで登ってくる登山者も少ないのでしょうね。
またリベンジしないと駄目な山が出来ちゃいました。
やっぱり雪山は無雪期に何度か登ったことのあるルートじゃないと駄目ですね。
なので、今年の春にはこのルートで検証登山を行いたいと思います。






これから来た道を引き返します。
往路と同じなので詳細は省きますね。





私のトレース。






卵の様に積もった雪。






道路脇で花粉の素を発見。
あと一ヶ月もすると飛び始めるのかな~?






強風に吹かれブリザード状態になってます。







強風に吹かれて出来た自然の芸術。





鹿の足跡。
山の斜面で2頭の鹿を発見しましたがカメラに納める事は出来ませんでした。





こちらはお猿さんの足跡。

かなりの数の足跡があったので群れで移動しているのでしょうね。
かわいらしい足跡でした~。






自然の芸術や動物たちの気配を感じながら歩くこと2時間半、やっとゲートまで
戻ってきました。





今回の山行はスノーポン大活躍でした。
しかし、今回登った登山道の斜面だとスノーシューでもバックカントリーモデルが欲しくなってきます。
で、最近購入したピッケルは出番も無くザックの飾りとなってました~笑






下山後、帰りの道中から見上げた藤原岳。
雪に霞んでいます。
やっぱり雪山はハードル高いですね~。





最後の締めはいつもの温泉で冷えた身体を温めます~!



おまけ


本日のGPSログ



※距離は片道です




青丸印のところがランチ休憩した所。
GPSログを確認するとほぼ間違いなくルートを進んでいたことが分かります。
なので鉄塔のたもとへ向かわず直進して行くのが正解でした。
しかしあの積雪での直進はちょっとリスクあったので鉄塔の下から尾根上を登って行く
と良かったのかもしれませんね。
やっぱり国土地理院の1/25000地図とコンパス活用してルートファインディングを
確実に出来るようにならないと雪山の攻略は難しいのでしょうね。


また一つ課題が浮き彫りになりました・・



終わり


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