藤内沢ーTREK リベンジ (後編)

稜線のルートから折れて国見尾根を下りはじめます。





序盤は歩きやすい感じのルートです。





しかしそれは束の間でやがて急斜面の連続に変化します。






こんなそそり立つ大きな岩の横を抜け下って行きます。





その後国見岳山頂から見えていた天狗岩に到着。





平たい岩が何枚も重なっている感じの岩です。
高さは10m以上はありそう。
で、登ってみることに。




上まで上がってみました。
しかし前方に突き出たもう一段高い場所が有ります。
以前にも一度最上部に登ったことありますが、最上部に行くのは幅50cm程の
岩の端っこを歩いて行きます。そこがかなり怖い!
けど、北アルプスの岩稜帯歩きに備え高度感になれるように今回もチャレンジして
みます。




これがその幅50cmの岩の端っこから下を見た画像。
お~怖~!!




登山道も遥か下に見えます。
20mはありそう・・





これがてっぺんの先端の岩。
岩の先の方にハーケンが打ちこまれています。
この岩も昔登っていた人がいたのでしょう。





その先端の岩に登りました。


で、恐る恐る立ちあがります・・・





立ちました~~~


怖い~、ちょっとでも風が吹いてくると全身に力が入ってしまいます。
しかもこれ以上先には行けません、って言うかほぼ身体が固まっています。
カメラで写真撮るのが精いっぱい。


写真撮ったらすぐに岩から降ります。





次はこのゆるぎ岩にチャレンジします。


この岩はこの名の通り最上部の岩はゆすると揺れる事からその名が付いているそう。
以前ここに来た時他の登山者から聞いた話ではツワモノは最上位の岩の上に登り
岩の先端部分へ行って岩を揺らすそうです。
私も登ってみたのですが先端部分へ行く勇気は無く揺らす事は出来ませんでした。





最上部の一段下の岩から下を見た画像。
ここもかなりの高さです。





最上部の岩に登ってみました、けど揺らすことはもとより立つことさえできません。





横に先ほど登った天狗岩が見えます。
あそこの先端の岩の上では立つこと出来たのですが・・・




岩の上からは絶景が見れます。

かすかですが名古屋のツインタワーも見えます。



四日市のコンビナート、対岸の知多半島も見えます。



で、このゆるぎ岩、下りるときに最上部の岩の端にお尻付いて下りたら
かすかに岩が揺れていました。
やっぱり揺れるのは本当だったようです、そんな岩の上には到底立つ勇気
はありません・・



ゆるぎ岩を下から見上げた画像。
先ほどはあの岩のてっぺんに登っていました。
ほんとに下から見るといつ落ちてもおかしくない所に岩がのっかってますね。
けど、なんであんな事になったの?いったいいつからのっかってるの?
ほんと不思議な岩です・・・





その後も登山道はこんな岩の横を抜けて行ったり・・




こんな木の根ばかりの急斜面だったり・・・(脇にロープありますが木の根を掴んで
下って行きました)




こんなところもあったりします。
ハードな感じですが飽きてこないのでこれはこれで面白いです。





下り途中、藤内壁を一望できる岩の上でちょっと休憩






一ノ壁



前尾根のP4かP5辺りでしょうかてっぺんに人の姿が確認出来ます。








正面斜面中央の谷筋が藤内沢。





コーヒータイム後に下って行くと「境石の碑」ってのが出てきます。






岩の表面に界って文字が彫られています。
どういう意味が有るかは不明です・・・


ただしここからの見晴らしも結構良い物でした。


それがこれ、




奥の三角の山が冬に登ったキララ峰。




こちらはハライドの山頂。





その後は林の中のルートをひたすら下ります。







しかし、急斜面の連続です。





やがて沢の音が近づいて来ました。
藤内小屋が近づいてきると思われます。





国見尾根の入口まで下ってきました。





藤内小屋です。





橋を渡ると朝通ったルートへ合流します。





藤内小屋の木陰のベンチでちょっと休憩させてもらいます。





ここも景色良いですね。四日市の街並みが一望出来ます。





休憩しているベンチ横の小さな池に目をやると・・・




元気にあまごが泳いでいましたよ。





流しで顔を洗わせていただき、さっぱりします。




その後は朝来たルートを下って行くだけです。朝、お猿さんがいた付近通過。




登山道は2回ほど川を横切ります。





巨大堰堤が見えてきました。




それにしても奇麗な水です。





朝同様、堰堤の下をくぐって進みます。






フレンディーまで戻ってきました。
車まであと少しです。





15:10
無事下山。




ヘルメットも大活躍、登山靴も足に馴染んできてほぼ違和感も無くなってきました。
心配していた岩登り的なルートもほぼ問題無い感じで安心しました。
これで今年の夏も、心おきなく北アルプスチャレンジ出来そうです。




満足出来た山行を終え今回は時間もあるのでいつもの温泉へ向かいます。
御在所岳からいつものお気に入りの温泉は車で下ること10分程なので
あっという間に着いちゃいます。





で、あっという間に到着。
今日は藤内沢ルートでの登頂は出来ませんでしたが次につながる山行になったことや
北アルプス登山への体力的、精神的トレーニングになったと思うので満足出来ました。


ってことでこれから疲れと汗を流しに行ってきま~す!



で、いつものようにおまけ




三重県三重郡菰野町大字菰野
距離
13.4km
最大標高差
701m
平均斜度
全体:-1.1%
上り:12.4%
下り:13.4%
獲得標高
上り:759m
下り:897m
このルートの軌跡ですが見てわかるようにスタート地点が藤内小屋ちょっと手前に
なっています。歩きだしてからしばらくナビ電源を入れ忘れておりスイッチ入れて
GPSを拾ったのがそのあたりだったのです。
なので獲得標高や距離は実際はもっとあります。



国土地理院の地形図でのGPSログ




終わり



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