藤内沢ーTREK リベンジ (中編)

悩みましたがやはりそこまで危険を冒してまで進む必要は無いと思い引き返す
事とします。



大岩から少し下ったところで振り返った画像。


下山後改めて概念図を見ておおよそここのルートが理解できました。
手前左の水のしたたる岩壁がコーモリ滝と思われます。
で、さっきの大岩の下をくぐるところはホラ穴と記されています。
赤丸のところが進むのを断念したところ。
私が拝見させていただいた方のブログではあそこからロープを使い上へ登って
行ってました。
負け惜しみでは無いですがその方は私より軽装だったのと2人で登られていました。
また2013年のブログだったので現在の状況とは違っている可能性もあります。
ってことでここは潔く撤退を決めました。


ちなみに藤内沢でのGPSログで私の軌跡を検証してみます。

ちょっと見辛いですが、青色軌跡が今回のGPSログ。
赤丸のところがコーモリ滝、ホラ穴。
黄丸の部分はGPS誤差でのログ。(谷間なのでGPS誤差も大きくなるようです)
緑丸はP2(ヤグラ)といわれる個所。
オレンジの矢印は昨年10月に無理やり登った時のルート(想像です、今回の
チャレンジでだんだんわかってきました)
水色が目指していた登頂ルート。


概念図と実際の軌跡を比べてみます。

青色今回の軌跡。
赤丸コーモリ滝ホラ穴。
緑丸がP2(ヤグラ)
オレンジ色軌跡が想像ですが前回登った時の軌跡。
水色矢印が目指していた登頂ルート。


こうやって実際の航空写真への軌跡と概念図を照らし合わせると良くわかります。
この概念図結構忠実に書かれていますね・・
初めてこの概念図を持って登った時は全く理解できずにいましたが・・・


で、概念図と実際の軌跡の照らし合わせでわかった事はホラ穴を迂回するルート
が存在していたってこと。


それが下の画像。

そうです、最初に引き返したところです。
胸位の高さの笹をかき分けて行くとあったルートが、ホラ穴を迂回するルートだった
のです。
実は下山しながら今日行ったルートを頭の中で整理していてひらめきました。
で、自宅のPCにて本日のGPSログを確認して確証を持てました。
一昨年の10月のチャレンジ時にもここを通っているはずです。
でなければ、ホラ穴より上部へ登ることは不可能だったからです。
現地でも冷静になって概念図を見ていればわかったことだと思いますが、なんせ
不安と、高さからの恐怖に耐えながらの行動なのでそこまで冷静に考えられません
でした。どんな状況でも冷静に考えて行動出来るようにならないとダメですね・・・
それにしても良い経験になりました。
また今年の秋ごろにリベンジのリベンジに行きたいと思います(笑)





来たルートを下って行きます。(ルートとは言えない斜面ですが・・・)
前回のブログにも書きましたが急な斜面は登りより下りの方が怖いですね。
なので慎重に下りていきます。




絶壁に囲まれた沢まで下りてきました。
さらに下って行きます。




下り途中に振り返ってみると、正面に一ノ壁って岩壁が見えます。




で、そこに人がいるのが見えます。
凄いですね~。






10:50
振り出しに戻ってきました。
ここでヘルメット脱ぎます。
正面岩の斜面右側の斜めになっている2段の一枚岩がバットレス。
左側のこちら向きの一枚岩が一ノ壁。
概念図を見れるようになりました・・
しかし、このルートは手をよく使いました、ブログ書いている今も上半身筋肉痛です(笑)
また秋にチャレンジしに来よ~。


さて、ここから下山しても昼過ぎに自宅へ着いちゃいそうなのでせっかくの上天気
もったいない、って事でここから裏道経由で国見岳を登頂し国見尾根で下山する
事にします。




裏登山道を登って行きます。たとえ急な登りでもちゃんとルートとして整備されている
所は良いですね、安心して歩けます。




ルート脇から前尾根を見上げます。




6合目通過。





途中の景色。




7合目通過。





尾根に近くなってきた雰囲気。





国見峠到着。
ここから左手へ行くと縦走路で御在所岳へつながります。
右手は国見岳へつながります。





ここは御在所岳への裏道の8合目です。





で、そのまま縦走路を国見岳方面へ進みます。
暫くは登りが続きます。





山頂に着くまでに見晴らしの良い所発見。
藤内壁が見渡せます。





御在所の気象観測ドームも間近に見えます。




御在所岳スキー場も良く見えます。
リフトも稼働しており行きかう人も見えます。


そんな景色を見ながら時間もちょうど良いので今日はここでランチにします。





岩の上に腰掛けていつものカップラーメン&おにぎりのセット。
今日のカップヌードルはこれ。


ドイツで人気のカップヌードルだそうです。


で、感想は・・・・


悪くはないですが・・・


やっぱり、私は日本人です・・・





昼食後、縦走路を国見岳目指して進みます。





下山予定の国見尾根分岐を通過。




登頂前に「石門」って所にちょっと寄り道。





で、これが石門。





巨大な岩が積み重なっています。
どうやったら自然にこんなものが出来るの~?
不思議です・・・・






12:30
国見岳登頂です。





ここにも巨大岩が鎮座しています。
そこに登ってみると、





じゃ~ん!
こんな景色が目の前に広がります。


それではいつものように山頂からの景色を幾つかどうぞ。


釈迦ヶ岳



竜ヶ岳



雨乞岳



琵琶湖もかすかですが見えます。






国見尾根途中にある天狗岩もはっきり見えます。
帰りの途中にある岩なので立ち寄ってみる予定です。


5分程景色を眺めて下りはじめます。





国見尾根分岐まで戻ってきました。


ここから藤内小屋目指して下りはじめます。
このルートも巨大な奇岩が点在していた記憶が有るので楽しみです。


ちょうどキリが良いので続きは後編で・・・



続く



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