入道ヶ岳ーTREK (道迷い検証編、前編)

今年2月、雪山登山の経験を積もうとチャレンジした標高905,6mの
入道ヶ岳。
この山は実は友人Y氏と昨年2月の積雪時に登頂しています。
しかしその時は本来の登山道とは違うルートを無理やり登っての登頂でした。
なのでこの2月はルートを見失わないように確実に登ろうとチャレンジしたのですが
結局途中でルートロス、であえなく登頂は断念。
その時の様子は下記をクリックしてみてね~。


で、鈴鹿の山にもほぼ雪の無くなったG/W明けの5月初旬に道迷い検証登山を行った
様子をお伝えします。
ちなみに所々に2月の画像も交えて検証の様子をお伝えしますね~。





前回と同様今回も高速を利用して向かいます。





こちらが目指す入道ヶ岳。
天気は申し分無いのですが黄砂が影響して山は霞んで見えますね。





高速降りてまずは椿大社へ。
今日は以前の駐車場よりさらに登山口に近い所まで車で行ってみます。





神社の脇を通って駐車スペースへ向かいます。






登山口近くの駐車スペースに車を停めます。





今回の山行は道迷いで登頂断念した2月の山行の検証がメインです。
それと前回感じた登山靴の足首の痛みを再度確認してみます。


けどちょっとその前にこの靴の機能を一つ紹介します。


それはこの靴ひもを通す所のD環と言われるパーツ。





このように紐を締め込んで引くとD環と言われるパーツが倒されます。




こうなるともう紐から手を離しても紐は緩むことはありません。
なので足の部分と足首の部分で締め具合を簡単に変えられるのです。
非常に考えられたシステムで気に入っているのですがここをきっちり締め込むと
ここの部位が足首に当たる感じで痛みを感じてしまうのです。
なんとか解決出来ればいいのですが・・・





8:30出発します。
まずは舗装林道を進みます。





良い天気です。





井戸谷コース ポイント1通過
ちなみに今日は道標をすべて確認しながら登ろうと思います。





ポイント2通過
序盤は植林帯の中を進みます。





ポイント3通過
まだ植林帯の中です。





道標の脇に石段がありそのてっぺんには祠がありました。





植林帯を抜けるとやがて本格的な登山道へ変化していきます。
ちなみに2月の積雪時はこんな感じ・・


足を滑らさないようにストック使って慎重に進んだ記憶があります。





木にぶら下がった注意看板発見。
良く見ると「郡落」と書かれた文字の郡の部分を「群」とボールペンぽい字で
書き直されていたり、猛毒がカタカナだったり
ご注意の御を間違えたのか注を間違えたのか・・・ちょっと残念な感じの看板でした





ルートは暫く沢沿いを登って行きます。


2月の上の画像と同じ場所
枝に凍りついた氷柱が印象的でした。






沢登りで進みます。


上の画像と同じ場所の2月の様子。
正面の雪の斜面のトラバースは結構スリリングだった記憶あります。





避難小屋通過。





ポイント4通過。
前回アイゼンを装着したポイントです。


こちらが2月の画像




見覚えのある注意看板発見。
道に迷い戻ってきた百戦錬磨的登山者と会ったあと心細い状態で見た看板です。



同じ場所の2月の画像。
木の葉が有るのと無いので全然雰囲気違いますね~。





ポイント5通過。




その後も新緑の葉を付けた木々の間を登って行きます。





ポイント6通過
ここが2月の山行時のターニングポイントでした。
ここより上のルートが分からずポイント7を見つけることが出来ずに引き返しました。




こちらが2月の画像。





木の枝に付けられたリボンを頼りに進みます。



上の画像と同じ場所かは不明ですがやっぱり雰囲気は全然違います。





ここでルートは見覚えのある斜面の脇へ出てきました。
2月にこちら方面が正解かもって思いながらも確証がなく諦めた斜面です。




斜面の下は先ほどまで歩いていたルートの延長線上の場所です。
2月はあそこを歩いて右手の斜面の方へ登って行ったと思われます。


2月はこんな感じ。(ちょっと場所違うかもしれませんがほぼ同じ所と思われます)
上の画像ではあのガレた所にはルートらしいものは確認出来ないので迷い込む可能性
は少ないと思いますが、積雪しているとほんとに何処でも歩けちゃうのでかえって
道迷いしてしまうのですね~。



かすかに見えるスノーシューの足跡をトレースしようかと思ったのですが諦めた
場所。



上の画像に近い場所と思われます。
本来の登山道は上の画像のスノーシューの足跡のような直線的なルートではなく
一旦右に大きく廻り込んでから登って行きます。





こちらが廻り込んだあと笹原にでる手前です。




笹原に出ました。





振り返ると下界も見えます。
こうやって見るとやっぱり積雪時のシャーベット状に近い雪質でトラバースしてくるのは
ちょっと心配な斜度に見えますね・・・





気持ちの良い笹原を登って行きます。





気持ちはいいのですが見た目以上の急斜面で息が切れてきます。
途中、停まって息を整えているとさわやかな風が吹き抜けると同時に笹の葉が
一斉に「カサカサカサ・・・・」と音を立てています。
まるで、もののけ姫に出てくる「こだま」達のようです。(解るかな~(笑))


けど、この斜度で2月の時のような雪質だと私の装備では登れなかったかも・・



かなり登ってきました。霞んでいなかったらかなりの絶景です。




新緑の山の上を飛行機が一筋の飛行機雲を残して進んでいきます。






斜面を登りきると見覚えのある看板が出てきました。
山頂につながる稜線上に出ました。
ってことで道迷い検証はここで無事終了。




今登ってきたルートを見下ろします。
もうこれで積雪時でも登って来れるでしょう、たぶん・・・




その後アセビのトンネルのルートを抜け山頂方面へと進んで行きます。


少々長くなってきたので続きは「後編」で・・


お楽しみに~



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