黒田峠ーMTB (リベンジ後編)

林道を下ってきて、途中に出てきた橋を越えた所で見た物とは!



これです!




どこかで見たことのある警告看板です。
それもついさっき見た気がします。
そうです、ダム建設現場手前の通行止めゲートに脇に伸びる
林道入口に設置されていた看板と同じ物です。


看板に書かれている「現在地」がさっきの通行止めゲートと思われます。
しかしこの看板の場所はゲートよりかなり下ってきている所なので厳密には
現在地の場所はちがうと思いますが・・
ってそんな細かいことはどうでもいいのですが、結局のところこの林道を
進んで行くと午前中に行ったダム建設現場入口ゲートへ戻ることに
なってしまいます。


「そんなことか~!やっちまったなぁ~」


ここでまたまた悩みます。


このまま林道を進んでダム建設現場入口まで戻りそのまま車まで往路を
戻るか、


この林道を分岐まで戻って登山道を探してみてMTBで下れるなら少々
強引にでも下りきってダム建設現場の亀尾島川へ出て下流へ向かって
進んで国道256号方面へ抜けれないか、それが無理なら建設現場を
通らせてもらい往路へ戻るか、


2つに一つです。


確実なのは今下ってきた林道もしくは県道52号で関市板取方面へ抜ける
という選択肢は全く無くなってしまいました。
なぜなら、あの急こう配の峠をもう一度登る気力、体力は全く残っていませんので・・


で、出した答えは、「登山道を探してダム建設現場へ下りきる」です。






さっき下ってきた林道を登り返し、分岐のあるゲートまで戻ってきました。






今度は分岐の反対側の林道を下って行きます。






気持ちよく下る前にすぐに倒木に行く手を阻まれます。
その先も緑に包まれてルートはなさそう・・






倒木越えて限界まで進みますが急斜面の林になってしまい全くルートは
消えてしまっています。






斜面の下を覗いた画像。
急斜面で全く進むことができなくなっています。
しかしナビで確認すると登山道の場所は林道行き止まりよりちょっと戻った所
からあるようなのでナビ画面を確認しながら探してみます。





ありました。植林された木々の生える斜面に丸太で組まれた明らかに階段と思われる
所が、ナビでの位置確認しても登山道付近を示しています。
ここだ!と思いMTBと共に階段を下ります。





階段はすぐに無くなり斜面にただの斜面になります。
しかもほとんどというか全く踏み跡も確認出来ない状態です。
ただ、どこかに必ずルートはあると信じて植林帯の中を進んで行きます。





こんな全く踏み跡の無い斜面を方向感覚のみで進みます。






さすがにMTBと一緒だと身軽に動けないので、確実なルート発見まではここで
待ってもらいます。





ナビ片手に林の中を右往左往してルートを探します。





苔むしった丸太。
こんな光景のなかを走りまわった養老山脈の林道探索を思い出しました・・





なにか人工物を発見。
何のための物かは全く不明ですが、少なくとも人がこの辺りに出入りしている事は
間違いなさそうなので期待が出来ます。





その後も辺りを歩き回ります。






ナビで確認するとこの辺りの斜面から沢伝いに降りれるような感じでルートが
記載されていますが実際は危険な感じでこれ以上は進めない状態です。






その後も辺りを見渡しますが石垣を発見してわずかに期待しましたが植林の為の
物らしくルートらしきものは何処にも発見できず。
あきらめてMTBを置いたところへ戻ります。






MTBを置いたと思われる所付近まで戻ってきましたがMTBを見失い、辺りを
これまた右往左往します。
気付いたらMTBは結構下の斜面にあるのを発見!
一安心です。
しかし来た方向へ戻っているつもりでもずれて進んでしまうのですね。
なんとなくMTBから離れる時にこんなことになりそうな気がしていたので
慌てはしませんでしたが林の中ってのは怖いですね~。


結局、林の中を20分程歩きまわったあげくあきらめて元の林道に戻ることに
しました。





またまたこのゲートです。


ダムはあきらめてこの林道を下って往路を戻ることとします。





先ほどまで静かだった谷にダンプカーのエンジン音が響いてきました。
時計を見ると時刻は13時を回ったようです。
お昼休憩が終わって仕事開始なのですね。





谷を流れる亀尾島川。
渓流釣り出来そうですね。





完全に行き先が分かっている林道なのであまりテンションあがりませんが
進んで行きます。





15分程林道を下るとゲートが出現。





やはり、朝に来た林道のゲートでした。
まさかまたここに戻ってくるとは夢にも思っていませんでしたが・・・





この道の先にダム建設現場があります。
見に行ってみたい・・・


しかし今日はダムはあきらめて、まだ食べていない昼食にすることに、
黄色いポールの脇から河原へ下りれそうなので行ってみます。





河原の日蔭を選んでランチタイム。


安心してください!忘れ物は、ありませんよ!! ちょっと古い・・(笑)


今日は、おにぎり、カップラーメン、コーヒー等、準備に抜かりはありません。
しかし、予想以上の暑さでホットコーヒーって感じではなかったので
麦茶でのどを潤していつもより多めの休憩で身体を休めます。





新緑の木々が覆い茂る谷間の上空を大きなプロペラ機が2機、轟音を響かせて
飛んで行きました。
自衛隊機のようですね。


その後もたまに通過するミキサー車等の工事車両のエンジン音を聞きながら
河原でのんびりします。



40分ほどの休憩後、荷物をまとめて往路を戻ることにします。





で、あっという間に峠入口のお地蔵様。(実際は50分程掛ってます)
今日も手を合わせます。





15:00 車の所へ戻ってきました。
今回もなんとなく煮え切らないMTB旅でしたが、久々に未知の林道探索を
出来たので良しとします。





帰りの中堤からの養老山脈。
今日一日、昨日までの3日間のうっ憤を晴らすような上天気の中、一日山遊びを
できた満足に浸って自宅へ向かいます。


終わり


おまけです。


本日のルート紹介です。

場所
岐阜県郡上市大和町河辺
距離
54.5km
最大標高差
664m
平均斜度
上り:5.5%
下り:5.6%
獲得標高
上り:1326m
下り:1316m



本当に 終わり









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