冬季通行止峠シリーズ 馬坂峠ーMTB (Part4)

冬に閉ざされた徳山会館をあとにして国道まで戻ってきました。




国道はまたすぐにトンネルになります。





こちらも照明は点灯しており安心して進めます。





トンネル抜けると橋です。





雪化粧した山々を湖面に映す徳山ダム。





小さな滝。





徳山会館出てから国道はトンネルと橋を繰り返して進んで行きます。





トンネルにこんな看板発見。
「ダム中心線」?
何処をどういう風にみた中心線なのか帰宅後、地図で確認しましたが良く分かりません
でした。





国道に戻ってから3つ目のトンネルを抜けるとゲートがあるではありませんか!


なるほど・・


なんとなく分ってきたぞ・・・


それを確かめるべく急いでゲート脇を抜けてゲート反対側を見てみます。






やっぱりです!


これで分かりました、徳山会館の休業の理由が。
国道417号はここから先は一般車は冬季通行止めになっているからです。
じゃあなんで馬坂峠からこの国道へ抜けるところにも立派な通行止めバリケードが
設置されていたんだろうと不思議でしたが良く考えるとここの通行止めの期間と
馬坂峠の通行止め期間が違うからなんですね。
なので本来この先に進入出来るのは関係者(工事かダム管理)の車のみのようです。



ここまで来るまでに一台の車両とすれ違いましたがドライバーの方が
私をガン見していた意味が良く分かりました(笑)





ゲート過ぎると「徳山ダム入口」なんて看板があります。
ダム湖方面から進んできて通行止めゲートから出た途端に現れた入口看板。
しかも今来た方角とは違う方に矢印が向いています。
「じゃあ今通ってきたダムは何だったの?」なんて疑問を持ちながらそっちへ
行ってみます。





すぐに徳山ダムのモニュメントが出てきました。
この先は建物があり道は行き止まりです。
どうやらここはダムの管理棟の施設のようです。





ここは徳山ダムを紹介する公園のようなところです。
公園の地面に貼られたタイルにグーグルアースのような航空写真がプリント
されています。かなりの大きさです。
地図見るの好きな私は自宅等を探しながらしばし見入ってしまいました。





ダンボ ジャンプ ん いや、ジャンボ ダンプのタイヤが展示されています。
このダム工事で活躍した巨大ダンプに使われていたタイヤだそうです。


興味ある方は下の画像をご覧ください。





他にもダム建設の事やダムの構造等を紹介するパネルが幾つか展示されていました。





公園に高台が設置されているので上がって見ることに。





ダム施設が見渡せます。





ダム下流方面。






かすかに見えるダムの放水口。凄い勢いで川にそそがれているのが分かります。
間近で見てみたい気もしますがこの場所よりかなり離れた下の方なので行ける場所
なのかどうかも分からないので時間の都合上、あきらめます。





その後、国道417号へ戻りひたすら川にそって下って行きます。




長い直線も下り坂なので気持ち良く飛ばせます。





横を流れる揖斐川。





 国道を下り始めて約30分で藤橋城の看板が出てきました。





雪化粧した天守、奇麗に見えます。
現国道より少し下ったとこの旧道沿いにあります。
20年程前に一度ドライブで行ったことあり、確か食事出来るところもあった気が
するので食べそびれた昼食をいただこうと国道より折れて坂を下って行きます。





傍に藁ぶき屋根の古民家があります。雪害対策されているようです。
(現在人が住んでいる家屋ではないようです)





藤橋城到着。とりあえず藤橋城の前で記念撮影。
ちなみにこのお城は本当のお城ではないのです。


1989年に旧藤橋村が建設した「プラネタリウム」で、外見を彦根城に似た天守風にし
藤橋城と名づけた。
藤橋城は4階建てで、1階がプラネタリウム、2階が星の展示室、3階が旧藤橋村の歴史
と民俗の展示(甲冑も展示)、4階が展望室である)。
かつてこの地には「杉原砦」と呼ばれる砦があったが、付近には多数の砦があり、
現在の藤橋城のある場所に痕跡は全く無く、砦があった明確な事実はない。
城址としてでなく完全な観光地として成立している。(Wikipedia参照)



しかしこの施設もなぜか静まりかえって生命反応ありません。





なんか嫌な予感がします・・・






「しーーーーーん」


お食事処、予感通りの冬季休業中のようです。


さすがに今回は驚きません。


先を急ぎましょう。






国道へ戻って下って行きます。





横を揖斐川、川幅水量を増して流れています。





川に沈んだ建造物発見。
両岸に同形状の物が沈んでいます。



形からすると昔の吊り橋の柱ではないでしょうか。
ここより7kmほど下流の横山ダムの建設によってこのあたりもダム湖になってしまい
沈んだものだと思われます。
あの吊り橋が現役だったころを見てみたいものですね。





国道はその後もゆったりと流れる揖斐川沿いを進んで行きます。





トンネルの工事現場。
このルートに新たなトンネルが出来るようです。





こちらは現国道。いずれ旧道になってしまうのですね。





使われていない新しい感じの立派な橋が出てきました。
しかし橋本体の金属部分はなぜか塗装されておらず錆びていますね。





通り過ぎて振り返った画像。
そこでひらめきました。
先ほどの建設中のトンネルがここへ抜けてくる予定なんじゃないか。
で、この鋼鉄の壁の向こうを覗いてみます。





やっぱり、予想通りです。
耳を澄ますとトンネル工事の機械の音が響いてきます。






その後国道は揖斐川の左岸へ渡ります。






橋から見た新しい橋とトンネル工事現場。






揖斐川左岸を下って行きます。
なだれ注意の看板。さすがに三重県では見たことない看板ですね。






またダム湖に沈む遺構のような物発見。
昔のトンネルなのか水路の出口なのか不明です。





途中、ダムをまたいで進む国道303号につながります。
右折すると滋賀県の木之本へ抜けるルートですね。
ここからは国道303号を下って行きます。





横山ダム到着。
通称なのかダム湖は「奥いび湖」と呼ばれているようです。






こちらがダム施設。
帰宅後このダムについて調べてみると、このダム何やら構造が特殊で全国でも
十数例しかない構造だそうです。
しかも内部で「SPACE BATTLESHIP ヤマト」実写版宇宙戦艦ヤマトの撮影
も行われた事がある所だそうです。
ダムの詳細を知りたい方はこちらからどうぞ。






ダムを過ぎると道路わきにひっそりと昭和の香り漂う公衆便所がたたずんでいます。
なぜここに?って感じのところです。で見ての通り現在は使われていません。






やっと集落が見えてきました。


この後県道40号を目指し下って行きます。



(prat5)へ続く




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