冬季通行止峠シリーズ 鞍掛峠ーMTB(前編)

冬季通行止峠シリーズ第二弾。


今回は三重と滋賀を結ぶ国道306号線の鞍掛峠を目指します。
調べると三重県で冬季通行止めになる峠は3つあります。
先日行ったこちらも三重と滋賀を結ぶ国道477号線の武平峠。
今回紹介する鞍掛峠。
もう一つは三重と岐阜を結ぶ県道25号線の二之瀬峠です。
二之瀬峠は先シーズンの「雪の養老山系縦走」で紹介しています、
気になる方はこちらから。
ちなみに数年前まではもう一つ冬季通行止めの峠が存在していました。
それは国道421号線の石榑峠です。国道とは思えないあまりにも通行が困難な
峠道で酷道マニアには有名だった峠です。
現在は新道のトンネルが開通して峠は現在三重県側は完全通行止めになってしまって
います。しかし石榑峠はこちらで何度も紹介しているのであえて今回はパスします。


前置きが長くなりましたがそれでは行ってみましょう。







今日も快晴です。
先週よりは山の雪も少なくなっている感じですね。





藤原岳。山頂まですっきり見渡せます。
しかし今日は登山ではありませんが・・





国道に設置された電光掲示板が通行止めを表示しています。






国道365号と306号の重複区間から左折して306号線方面へ進みます。






左折して暫くの所に駐車スペースがありそこで準備します。






準備を済ませ出発するとすぐに立派な通行止めゲートが出現します。
ゲート脇には人が通れるスペースはあるので問題なく通過します。






ゲート通過後は雪も無く普通の車道をひたすら登って行きます。






暫くで日陰にところどころ先日の雪が残っていますが走行には全くありません。






途中で見かけた巨大ガードレール。
通常のガードレールの1.5倍はありそうでその上にさらにガードされています。
なぜここまで厳重なガードレールが必要なのか気になって奥にあるフェンスに
囲まれた施設を見に行きます。






「大阪ガス管理施設」だそうです。
確かにここに車でも突っ込もうもんなら大惨事になってしまうかも。
けどなぜ三重県で大阪ガスなの?
三重の四日市の埠頭からのパイプラインが大阪までつながっているのかな?
全くの想像なので気にしないでください・・







冠雪した尾根が見えてきました。
多分秋の終わりに友人Fと登った御池岳から鈴ヶ岳方面と思われます。






標高が上がるにつれ路面に雪が出てきました。





ところどころに見られるブラックアイスバーン。
遠くから見るとただ雪が溶けて流れてきた水のようですが雪解け水が夜に凍結して
まだそのまま凍っている状態です。
MTBでの下りでうっかりこのアイスバーンに乗ってしまったら間違いなく瞬時に
アスファルトへダイブってことでしょう。
笑えない状態にもなりかねないので下りは気をつけようと思います。






そのアイスバーン、良く見ると枯れ葉が凍りついちゃってます。






日が当たるところも雪残っている状態になってきました。
なんとか轍に沿って漕いで登って行きます。






またもや大阪ガスの施設が出てきました。
やっぱりガスのパイプが通っているようです。
昔(私が免許を取得したころ)はありませんでしたがいつの間に出来たんでしょうね?






だんだんアイスバーンの個所が増えてきました。





轍になっているところはほぼカチカチの凍結状態。
人間トラクションコントロールをフルに発揮しても上り坂ではすぐにホイルスピン
で足付いて停止。
そんなところはあきらめて押しで登って行きます。






人の足跡と並んで動物の足跡。鹿かな~?





振り返った画像。
遠くに養老山脈が見えます。





かなり雪深くなってきました。
相変わらず轍は凍結。他の雪面は表面は凍結で締まってはいますがところどころ
で足が雪にハマってしまい非常に歩きにくいです。





友人F氏と御池岳登山の時に入山したコグルミ谷登山道入り口まで来ました。
その時の様子はこちらからどうぞ。
雪面に幾つかの踏み跡が登山道へ続いています。
入山している人いるのですね、行ってみたい~。






そこで見かけた迷い犬の看板。
良く見るとこの犬の兄弟犬が行方不明になったようです。
足元が白い犬だそうです。
見かけた方は連絡してあげてくださいね。






こんな雪道を登って行きます。






かなり登ってきました。
しかしこの峠道は谷筋に造られているため下界の景色はほとんど楽しめません。
唯一見えるは養老山脈方面のみです。





望遠での画像。
養老山脈の鉄塔が確認出来ますね。





もうすぐ峠です。






このトンネルの先は滋賀県です。
しかしこの車両の轍は誰が何のために通ったものでしょうか?
このまま滋賀県側へ抜けて行っているようです。





11:03 国道306号線鞍掛峠到着。
麓から約1時間半で登ってきました。
鞍掛峠の案内看板が立っています。
気になる方は下の画像をご覧ください。





なんかかなり歴史のある峠のようですね。
しかし本当の峠はこのトンネルの脇から続く登山道を登って行くとあります。
ちなみに秋の御池岳登山の下りでそのルートを通っています。



これからトンネルを抜けて滋賀県側へ行ってみようと思います。



続きは後編で、お楽しみに~。



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