藤原岳ーTREK vol2(中編)
展望台より藤原山荘へ戻ってきました。
「藤原山荘」といっても無人の避難小屋です。
いままで登った鈴鹿山系の山では唯一の避難小屋ではないでしょうか。
雪山で避難小屋へ入るなんていっぱしの冬山登山の雰囲気ですね。
入口のひさしには氷柱が下がっています。
こちらが内部。大きめのテーブルが4つ並んでおり椅子は長椅子なので
かなりの収容人数だと思われます。
画像でもわかりますが2階もあるようです。(上がるには靴を脱いでスリッパに
履き替えないといけないような感じでしたので覗きませんでした)
ここでお待ちかねのランチとします。
私と友人Y氏はいつものカップめんとおにぎりです。
こんなにゆったり食べれるのであればもっと豪華なランチにすれば良かったとちょっと
後悔・・
そんな中、どこでも豪華なランチたしなむ友人F氏の気になる本日のメニューは?
ジャ~ン! 厚切りベーコン&目玉焼き~!!
またもや山小屋に「ジュ~~~~」と良い音を響かせ、良い香りを漂わせています。
それに自宅より作ってきたジャムを塗った食パンとコーヒーでどこかの喫茶店の
メニューのようです。
そしてまたいつものように友人Y氏と私もベーコンのおすそ分けをいただきました~。
食事後に目に入った壁に掛けられたノート。
中を見てみると登山者の「思いでノート」でした。ここで休憩された登山者が
思い思いの事を記入されていました。
しかしその内容よりサッカー日本代表のカズやラモスが写っているこのノート自体が
思いでノート的でしたね~(笑)
ゆっくりランチ休憩後、下山にはちょっと早いのでここから片道30分の「天狗岩」
を目指します。
小屋から出ると高原のような広々したルートを進みます。
ルート脇にある巨大なケルン。
振り返ると濃尾平野が見渡せます。
こちらは先ほど登った藤原岳展望台のあるピーク。
もうガス晴れてますね。ここでやっと晴れ男友人F氏の力が発揮されてきたようですね~
しかし風は朝より強く吹き付けています。
こちらは前回登った霊仙山。あちらはまだ山頂付近は雲の中のようですね。
ルートはあまり標高差のない感じで進んでいきます。
どこでも歩けてしまう林のなか少ない踏み跡をトレースしていきますが
どこでも歩けるので逆にルートを見失いそうです。
道標を見つけると安心します。
やっと天狗岩と思われる看板が見えてきました。
歩き始めて約30分、標高1165m。「天狗岩」到着です。
藤原岳展望台より標高は高いようですね。
ガスも晴れて雲は多めですが景色がしっかり見渡せるようになりました。
これも友人F氏のおかげ?
ここで、しばし景色を堪能します。
その画像を幾つか紹介しますね。
画像左手から遠足尾根、そこから竜ヶ岳、その先に釈迦ヶ岳、御在所岳が見渡せます。
竜ヶ岳山頂への笹原の一本道も確認出来ます。
桑名市から四日市市の景色。
銚子岳に静ヶ岳も見渡せます。この2山はまだ行ったことないのでいずれチャレンジ
したく思います。
竜ヶ岳越しに見える御在所岳。
こちらは以前友人F氏と登った御池岳。
御池岳のアップ画像、ボタンブチ付近と思われます。
景色を堪能したらそろそろ良い時間になってきたので戻ることとします。
下りの様子は後編で、お楽しみに~。