御在所岳 本谷ルートーTREK(後編)

本谷ルートはゴンドラ直下から左手の斜面に入っていきます。





かなりの急斜面です。
ロープやら木の根っこやらをつかんで登らないと進めないようなルートです。
しかも木々や草に隠れてあまり見えませんが左手は切り落ちた崖っぷちの
ようです。油断して足を踏み外そうもんならあの世へ召される可能性ありそうです。





そんな急斜面を登りきると、登山道に合流します。
そこはすぐ目の前に「大黒岩」がそびえ立っていました。
この最終のルートはネットの他のサイトでもあまり詳しく紹介されて
いませんでしたのでちょっとびっくりです。
しかし大黒岩にも行ってみたかったのでちょうど良かったですがね。






大黒岩に到着。この岩の向こうに何やら絶景ポイントがありそうですね。


その景色が下の画像です。





非常に良い眺めですね。
御在所の中で一番の絶景ではないでしょうか!




ゴンドラ駅もすぐそこに見えます。





右手には鎌ヶ岳も良く見えます。





ロープウエーの麓の駅



旧料金所の登山者用のパーキング。残念ながら私の車は木に隠れて見えません・・


鈴鹿スカイライン武平峠手前のパーキング。



大黒岩のすぐ脇はスッパリ切れ落ちており先ほど通ってきた本谷がすぐ下に見えます。






ゴンドラの向こうに中道のキレットも確認出来ます。





あまりの絶景ですぐ立ち去るのがもったいなくてちょっと早いのですがここで
昼食を取ることにしました。




昼食後に本谷を覗いてみると岩登りチャレンジしていた年配の方々が
休憩されているところが見えました。
この画像で大黒岩と本谷の標高差がよくわかると思います。




大黒岩を後にしてせっかくなので御在所山頂を目指します。
その後この一の谷新道を下って駐車場に戻る予定です。
ちなみにこの看板によると本谷は上級者以上のルートとされていますね。




山頂公園に到着。




いつものことですがハードな登山道の後にこののどかな公園に到着した時の違和感が
なんとも言えないですね・・・




のどかな遊歩道を山頂目指して歩いていきます。





下界からも良く見える気象レーダードーム。




歩くこと5分程で山頂到着。



ついでにG/W友人たちと来た「望湖台」も覗いてみます。
残念ながら本日も滋賀県側が雲が多く霞んでおり琵琶湖は全く確認出来ませんでした。
なのでそそくさと来た道を戻ります。




一の谷新道入口付近に立てられている鉄骨は冬に氷ばくを造るための骨組みです。
その向こうに展望台が設置されています。




展望台には観光地でよく見かける双眼鏡があります。しかしここはなんと無料で
見られます。なので私のMY双眼鏡は出さなくて済みました。
双眼鏡で正面の鎌ヶ岳山頂付近を見ると休憩している登山者の方が確認出来ました。
ここからの景色をご覧ください。




正面の鎌ヶ岳。


入道ヶ岳。鈴鹿セブンマウンテンの中で私唯一未踏の山。


MTBでの探索で昼休憩したことのある鉄塔。
展望台から一通り景色を堪能したら一の谷新道から帰路につきます。




序盤は何の変哲もない登山道を下っていきます。




ところどころに鎖やロープが設置されるような個所も出てきます。




えびす岩なる看板が出てきましたがどこにある岩がえびす岩なのかさっぱり
わかりませんでした。





なにやら前方にすごい存在感のある岩が出現。



「鷲見岩」だそうです。
この岩の脇にちょっとクライミング気分味わえそうな岩を発見。
時間も余裕あるので遊んでみることに。



ザックを下ろしヘルメット被ってこんな岩を登れるところまで登ってみます。





登れるところまで登ってみると先ほど見上げていた鷲見岩が眼下に見える
所まで登ってこれました。




最後の一岩を越えると絶景ポイントへ行けますが難関に阻まれ到達出来ず。
その難関が下の画像。


自分の立ち位置より前に横から張り出した岩がありその向こうに突き出た
岩(陽のあたっている岩)の上に足を置いてさらに横の岩に移動しないと
上の画像の場所までたどり着けません。



その陽のあたる岩と横の岩との間はこれくらい開いており万が一足を滑らす
物なら奈落の底とはこのことって言うくらい落ちてしまいそうです。
(ちなみにこの画像は手を伸ばして写した画像です)
お遊びでそこまでの冒険はしたくないのでここは引きさがることとします。





岩を下りきると別の位置にロープが下がっています。
ここでもロープを使った岩登りごっこが出来ます。高さはあまり有りませんが・・




岩と岩に挟まっている岩。
一通りプチクライミングを楽しんだら下山の続きです。




割とハードな感じの登山道が続きます。




「見晴し台」ってところが出てきました。
そこからの景色が下の画像。





松の木越しの下界の景色。
このルートを登りで来るのであればここで休憩し景色を楽しめるのでしょうが
私本日、山頂から散々景色を堪能してきていますのでもうすでに景色に対する
感動が薄れてしまっていますね・・




ネットでもよく紹介されている「まつたけ岩」
見ようによってはドラえもんに見えるといううわさ。
皆さんはどう見えますでしょうか?




まつたけ岩を過ぎると朝通った「御在所山の家」の裏手に出てきます。
ここからは朝のルートを使って駐車場を目指します。




駐車場に向かう大人数のパーティー。
おじ様達のようですが、楽しそうに大きな声で談笑していました。




駐車場で片付け中に大黒岩でこの場所が見えていたの思いだしたので見に行って
見ます。




いくつものロープウェーゴンドラが連なっているのが見えます。
山頂駅付近を望遠で写してみます。




山頂駅左側の岩場が多分大黒岩と思われます。


今日は久々の登山と上天気の為に大汗かいてしまいました。
なので靴だけ履き替えていつもの温泉へ車を走らせます。




で、車で走ること10分程でいつもの洒落た日帰り温泉施設、アクアイグニスに到着。
ここで本日の汗と疲れを洗い流します。


御在所岳本谷ルート、なかなか楽しめるルートです。
岩登り、沢登りの要素満載で岩山登山の基本3点支持を学べるルートですね。
実はモンベルの登山スクールでも岩山登山の基本を学ぶのにこのルートを使用して
います。私も西穂高岳への登山前にそのスクールに参加したく思っておりましたが、
人気のスクールのようですぐに定員になってしまい参加出来ませんでした。


今回なんとか自力で登ることが出来ましたがこの経験が西穂高岳で生かされるかどうかは
行ってみないと分りません。
しかし決して無理はせずに無事下山を合言葉(一人行く予定ですが・・)に西穂を
目指しますね~。


おわり


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