伊吹山ーTREK

夏のとある休日。


家族での毎年恒例の海水浴へ行く予定でしたが前日の天気予報ではあまりよくない予報
でした。
しかし当日は予想外の上天気。海は準備も全くしていないし時間的に余裕が無いので
山へ行こうということで自宅より約1.5時間で行ける伊吹山へ。
子供たちは先日の富士登山で懲りたのか誘っても留守番するとのこと。
ってことで嫁さんと2人で行くことに。
では、前置きはこれぐらいで行ってみましょう。





国道365号を北上します。





で、あっという間に関ヶ原到着。この先の交差点が中山道(現国道21号線)との
交差点です。




関ヶ原を越えるとすぐに伊吹山ドライブウェイが出てきます。






いよいよ峠道です。初めての道ですのでわくわくしますね。
本当はロードスターで走りたい所ですが、今日のメインは登山(私は峠道がメイン
だったりして・・)です。しかも我が家族、皆そろってロードスターには乗りたがり
ません。こんな炎天下ですと幌車の宿命でエアコン全開でも脳天より熱気が降り
注ぎます。しかも、峠道でのエンジン回転域4000rpm前後では車内は轟音で
会話は腹の底から発声しないと成り立ちません。また心のスイッチが入った走りを
してしまうと、完全に嫁さんはお怒りモードになってしまいます。
こんな理由で今日はビアンテですが、このビアンテなかなかあなどれませんよ~。
ミニバンですが意外に良い足周りなんです。とくにリヤサスはマルチリンクを採用。
ほぼ同クラスのミニバンはトーションビームを採用するなかでビアンテはさすが
マツダ車ですね。
私いままで、ステップワゴン、セレナ、キャラバン等に乗る機会が多かったのですが
足周りはビアンテが一番良いですね、静かで乗り心地よく長距離高速走行でも疲れに
くいし峠道でも下りはなかなか楽しめますよ、上りは2L車なので少々かったるい
ですが・・・。




前方にNDロードスターが走ってます。
最近良く見かけるようになりましたね。
私も試乗したことありますがNDもなかなか良いですね。





目指す伊吹山が見えます。まだ結構距離ありますね。




途中の駐車場からの伊吹山。ドライブウェイは向こう斜面に向かっていくようです。





もうすぐドライブウェイの終点のようです。
しかしなんか雲ゆきがあやしい・・





終点のパーキング到着。結構な車と人です。





山頂方面を見ると登っている人も見えます。





この駐車場の標高1260mだそうです。
気温も涼しくて気持ちいいですね。
これから山頂を目指しますが標高差117mです。楽勝ですね、これは登山とは言えない
レベルですね、ただのハイキングレベルですが嫁さんにはこれくらいがちょうど良い
感じです。





登山道はこんな感じのなだらかな砂利道で登っていきます。






やはり軽装の方が多いですね。




登山道から駐車場方面を振り返った画像。





この山には天然記念物の「伊吹山頂草原植物群落」というものがあるらしいです。





こんな岩の上を進む所もあります。






かなり上がってきました。すっきりした天気であれば琵琶湖が見える方角と思われます。





途中、フェンスで囲まれたお花畑のような所があります。
珍しい高山植物なのでしょうね。





前方に人が立ち止まって景色を見ているようなところがあります。
とりあえずあそこを目指します。





景色の良い所に到着。すぐ真下には伊吹山スキー場(現在は冬季営業はしていない
と思われます)の斜面が見えます。パラグライダーの発着場があります。
しばし見ているとパラグライダーが周囲の上空に飛んでいるのが確認出来ました。




西方面の景色。やはり琵琶湖は見えませんね。





東南方面の景色。画像奥のうっすら見える山が藤原岳と思われます。





景色を堪能した後山頂を目指して進みます。




スキー場方面へ下りるルートが見渡せます。MTBで下ったら楽しそうですね~。




山頂付近の建物や人々が見えてきました、あと一息です。





もうすぐ山頂です。
それにしてもすごい人ですね。




山頂到着、ここにきて目に付くのは売店の多さです。
まるで海の家のように賑やかな感じの売店が軒を連ねています。




ここが日本百名山のひとつの伊吹山山頂です。





山頂脇に日本武尊の像があります。




他にもこんな祠のようなところが幾つかあります。




三角点発見。「一等三角点」だそうです。





山頂付近を一通り散策してみましたがなだらかな高原のような雰囲気の山ですね。





その後幾つかある売店をのぞいてみます。


トが飛んでっていますが・・・




完全に昭和の風景です。
この風車、いつからここで売られているのでしょう・・・




「伊吹山頂バッチ」「伊吹そば」「伊吹牛乳」いぶきだらけです。
とりあえず伊吹って付けとけって感じですね。ほんとに伊吹牛乳なんてあるので
しょうか?
それと画像中央辺りの蛍光ピンクの看板に読みにくいですが「当店のかき氷はふわふわ
のかき氷です」なんて書いてあります。
ちょっと気になるので恐る恐る覗いてみます。
覗いた画像が下です。





「伊吹牛乳」本当にありました。疑ってすみませんでした!


偶然奥で店のおじさんがかき氷を作っていました。例のふわふわのかき氷ってやつです。
しかしどう見ても昭和の時代のガリッガリのかき氷にしか見えません・・・
覗くだけで帰ってしまうのも気がひけましたがふわっふわのかき氷を買う勇気
はありませんでしたので嫁さんがソフトクリームを購入させていただきました。




ここから下山します。登ってきたルートとは別のルートです。
パンフレットにはほぼ階段ルートと記載されていました。所要時間も登ってきたルート
より短い時間で案内されているので斜度は急なのでしょう。




すぐに眼下に駐車場が見えてきます。





こんな感じの階段を下ります。
上りは結構つらいかも?





駐車場に到着。まだまだ観光バスも停まっていますね。





先ほど下ってきたルートが見渡せます。
その後駐車場にあるお土産屋さんでふらふらしてお手洗いを済まして車へ戻ります。
これから帰宅する前に2か所ほど寄り道をしたく思います。





ドライブウェイを車で下って行く途中に景色のいいところがあったので停まって
見ることに、そのわきで何やらすごい望遠レンズを付けたカメラがいくつも三脚で
立てられており、男性の方が何人かお話し中でした。





実を言うと来る時もこのカメラおじさん達のことが気になっており車を停めてみました。
一体何を撮影するためにここで待ち構えているのかお話中のおじさん達に話かけて
みました。
すると、「オオタカ」を撮影するために待ちかまえているそうです。
おじさん達が言うにはオオタカはこの山域に一つがい(1ペア)しか生息していない
そうです。たぶん縄張りのようなものがあって一つの山域には1ペアのオオタカしか
暮さないのでしょうね。そんな鳥を狙って待ちかまえているのだそうです。
いつ出てくるかわからない鳥をあんな望遠レンズで写そうなんて根気と撮影技術が
ないと出来ませんね。
この場所より少し下ったところにもたくさんの方々が望遠レンズを並べてオオタカ
を待っていました。





おじさん達に別れを告げて下っていきます。
伊吹山、今迄身近な山でそんなに気にも留めていなかった山でしたが、割と雄大で
鈴鹿山脈とは違う雰囲気で楽しめました。


山を下りたらここからほど近い所のある施設へ向かいます。





伊吹山ドライブウェイから車で約3分、道路脇にたたずむ何やら怪しげな石柱。
じつは目当ての施設とはここです。
詳しくは下の案内看板をご覧ください。




この火薬庫跡ってのを見に来ました。
しかし今回見つけられたのはこの看板と石柱のみ、肝心の火薬庫ってのが周囲を見渡して
も見つけられません。先ほどまで涼しい山頂にいたため西日が非常に暑く感じたのと
もう一か所寄り道をしたかったので、火薬庫跡の探索は次回に持ち越しとして
車に戻ります。




ドライブウェイから10分ほどで到着。
関ヶ原町の「歴史民俗資料館」です。
最近私たち(嫁さんと)、お城なんかに興味が出てきてそれと同時に戦国時代にも
興味出てきました。なので寄り道してみました。
展示物は関ヶ原の合戦の物がほとんどでした。
その後、資料館の横にある土産物屋さんに立ち寄りましたがそこに売られている
戦国時代大名グッズの方が資料館の展示物を見ているより面白かったのは内緒ですが・・


ちなみにここに先ほど見つけられなかった「玉の火薬庫」の資料や展示物もありました。
場所が案内されているパンフレットもありましたのでここを先に見に来ればよかったな
と後の祭りを味わいました。


そんな感じで時間もいい頃になってきたのでこれにて帰宅とします。



終わり



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