富士山ーTREK (後編)

本日の宿に到着。
さすが自然に囲まれた宿です。非常に涼しいです。



さっそくチェックインして部屋で一休み。
奇麗な和室で娘も大喜びです。
一休み後はお待ちかねの温泉で旅の疲れを癒します。




宿からの夕暮れ富士山の景色です。




温泉旅館には卓球は付きものですよね、夕食後家族で卓球大会開催!
せっかく温泉で汗を流してきたのに、いつの間にか汗だくになってました・・


そんな感じであっという間に温泉宿での夜が更けて行きます。




翌朝6時起床、窓から見える富士山。雲ひとつない晴天です。
やはり私の日頃の行いが良いのでしょう!?
朝7時からの朝食後すぐにチェックアウト出来るように家族をたたき起して準備させます。
本当は優雅に朝風呂行くつもりでしたがのんびり温泉つかっている場合ではないくらい
の上天気です。



チェックアウト後、昨日通った道を使い富士スバルラインを目指します。




途中、山中湖湖畔のパーキングで絶景の富士山をしばし堪能します。
富士の裾野からの全体をこんなに奇麗に見るのは生まれて初めてです。
湖面の波がなければ逆さ富士も見えそうなロケーションですね。




一眼、望遠での山頂付近。登山道も確認出来ます。
いま、山頂にいる方は眼下の絶景を楽しんでいるのでしょう。
私たちも早く登りたく思い写真撮影後、急いで車に乗り込みます。




昨日は土砂降りの雨に見舞われた有料道路。今日は申し分ない天気です。




夏の間は富士山5合目までの有料道路富士スバルラインはマイカー規制されており
富士北麓駐車場にマイカーは駐車してシャトルバスで五合目まで移動します。
ちょうどバス乗り場にバスがいます。急いで乗り場へ向かいます。




走って乗り場に着くともう満員で30分後の次のバスを待ってくれとのことでした。
「え~!せっかく走ったのに~、」と我が家族皆不満げで直射日光を浴びながら
LOWテンション・・




30分後いよいよバスに乗って出発です。






富士スバルライン料金所ではロードバイクの方々がヒルクライムの準備をされています。
ほんと最近はロードバイクブームですね。天気のいい休日は必ずどこかで見かけます。
対するMTBな方々は本当に稀ですね、まっ今MTBに乗っている人はかなりマニアな
方ばかりなので私みたく人知れず山中を徘徊しているか専用のコースをライドしている
方がほとんどなので町で見かけることは無いのでしょうけどね。




富士五合目まではバスで約40分、その間バスの中では富士登山に対する注意などの
DVDが放映されていました。




かなり標高が上がってきました。雲が眼下に見えます。
登山が非常に楽しみです!





約40分で五合目到着。すごい数の観光バスが並んで駐車しています。




駐車場で降りてみると、なんと周りは雲で覆われています。
非常に涼しくて良いのですが、快晴の富士山のつもりで来たので拍子抜けです。
下のバス乗り場ではまだ奇麗に山頂が見えていたのですが約1時間少々で山頂は
完全に雲に包まれたようです。




本来であればこの方向に富士山頂が見えると思われます。




それにしてもすごい人です。
こんなにぎやかな所ですが標高は2305mです。高地に体を慣らす為に4~50分
この辺りの土産物屋さんをふらふら見ながら過ごします。




登山道入口に何頭かの馬がつながれています。





いよいよ登山道へ進んでいきます。馬にまたがった観光客とすれ違います。
この馬でどこまで連れて行ってもらえるのでしょう?





初めは広々したルートでやや下りで進んでいきます。





かすかに下界の景色は見えますが霞んでいますね。





山頂方面は完全に雲に覆われています。






かなりだらだらとした下りのルートを進んでくると馬車がいました。
下山してきた一行の方が料金を聞いていました。下山後の疲れ切った体にこの長い登り坂
が耐えられない人はこれに乗ってしまうのでしょうね。





先ほどの馬車乗り場からすぐに登山道への分岐があります。
ちなみに今までのルートはグーグルマップで確認すると県道のようです。





やや道幅も狭くなり斜度も急な所が出てきます。





目の前を雲が通り過ぎていきます。






平日にもかかわらずかなりの人ですね。





6合目到着。






トイレも設置されてます。
たまに雲の切れ間に山頂方面も見えるときがあります。






6合目からは、砂利の斜面もしくは階段のルートになります。
いくら涼しいとはいえたまに雲の切れ間で強い日差しが照りつけるときがあり
ひたすら不規則な階段や足を取られる砂利で体力を使うので汗ばんできます。





雲の切れ間からの下界の景色。






山頂方面の景色。





ひたすら同じような坂道を登っていきます。
普段山登りとは無縁の我が家族、このころになると悲痛な表情で無言で進んでいきます。





雲が切れると雄大な山の斜面が見渡せます。






登山道わきにブルドーザー用の道があります。山小屋への荷揚げ用なのでしょうか?






まだまだ砂利の登りが続きます。
このころにはついに家族はバラけてしまいます。やはりなんといっても子どもたちは
若いです。いやいやながらどんどん先へ進んで行ってしまっています。
一番しんどそうなのは我が嫁さん。まるで標高8000m級の登山でもしているかの
如くつらそうな表情で弱々しく歩みを進めています。





いよいよ目指す七合目の山小屋が見えてきました。






七合目手前のごつごつの岩場。





山歩きに慣れていない娘は手こずっているようです。






七合目に到着。





かなりの登山者が休んでいます。
我が家族もここで休憩とします。というより今日はここが最終地点です。
時間的、体力的(嫁さん)にここが限界と判断しました。
ここで長めの休憩をとります。





標高2700m到達。子供たちは山小屋の最高(金額)のタイ焼きやたこ焼きを
頬張ります。しかしなぜかLOWテンション。
同じく山小屋の最高のカップめんをすする嫁さんも私の横にいるのですがあえて画像は
控えさせていただきます。





食後、山小屋で飼われている犬発見。さっきまでLOWテンションだった娘が素早く
反応します。犬も娘に反応しています。ただし犬は立ち入り禁止とされる所にいたため
これ以上近寄ることができなかったようです。





すごい勢いで上空の雲が流れて行きます。







さっきまで青空見えていたのにあっという間に完全に雲に覆われました。





下山ルートも雲の中。急に寒くなってきたので長袖シャツを急いで羽織ります。
これ以上天候が悪化しても駄目なので下山することとします。





七合目直下の岩場を下る、娘と嫁さん。
娘の手には七合目の山小屋で購入した杖があります。
結構いい値段したと思いますが(嫁さんと買いに行っていたため知りません)
娘に「また今度来るときにも使えるね」と話しかけると、「いや!もう来ない!」
と即答でした・・・さみしい・・・・今度は私がLOWテンション・・・・・・




気を取り直して下山していくと上りの時より雲が晴れてきました。





山中湖がくっきり見えてきました。





登山道わきで見つけたかわいらしい花。(名前はわかりません)






「富士山警備派出所」よく無茶な観光客登山者に注意を促す所がTVなんかで
紹介されているところですね。





その〇〇な登山者さんが向こうから登ってこられていますね~
びっくりです・・・




途中山中湖が奇麗に見えたので望遠で一枚撮ってみました。
湖を行きかうボート、朝、富士山を撮影した湖畔のパーキングらしき所も確認出来ます。





登山道から県道へ合流します。
あと一息で五合目です。しかしその前にだらだらと続く上りが待っています。





五合目に戻り、トイレ休憩をして暫くでバスの時間となりバス乗り場へ向かいます。





帰りの時間でもまだまだ観光バスはすごい数停まっていますね。





マイカー規制されているので当たり前ですが走っているのも観光バスだらけです。





富士北麓駐車場へ戻ってきました。
そこからの富士山、やはり雲に覆われていますね2~3時間前まではあの雲の中に
いたのですね。




車に戻ってきました。
ここからは昨日見つけた近くの日帰り温泉施設へ向かいます。





車で3分ほどで到着。そのまんまの名前が付けられた温泉です。
広くて奇麗で、いろいろなお風呂があってなかなか良い温泉でしたよ。




この温泉のすぐ横には絶叫マシーンで有名な「富士急ハイランド」があります。





この温泉施設の4階の展望休憩室からの景色。
この時間になるとまた雲も晴れて山頂付近がくっきり見えます。
なんか悔しいですね。やっぱりこの時期は山の天気は変わりやすいのでしょうね。
山の基本、登山は早出が原則ですね。





温泉を後にして有料道路から東名高速へ向かいます。
ここからも富士山が奇麗に見えてます。
ちなみに前を走る観光バスは三重県にあるバス会社のバスですね。
多分同じ帰路をたどるのでしょうね。





東名高速からの最後の富士山の姿。
またいつか完全登頂を目指したいですね。
家族はついてきてくれなさそうですが・・・。



終わり







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