富士山ーTREK (中編)

河口湖自動車博物館からの続きです。



まず、駐車場に入ると色々な物(機体や車両)が目に飛び込んできます。
その中で一際目を引くのが下の画像の機体です。



USA カーチスC46 航空自衛隊の機体だったそうです。かなりの大きさで
間近で見ると迫力より古さ故の不気味さが漂ってきます。





駐車場の壁際にさりげなくたたずむボンネットバス。




コンテナの上に展示されているのか、ただ放置されているのかよくわからない
翼の無い戦闘機。





自動車館の入り口の屋根にもジェット戦闘機が鎮座しています。
しかし今日の目的は自動車館ではなく飛行機館の方です。
どちらも共通と思っていたら建物も料金も別でした。
飛行機館はこの建物の横にある格納庫みたいなところでした。
その中の展示されている目当て機体は下の画像です。
なお館内の撮影は携帯電話、スマホのみとなっています。うす暗い格納庫での
撮影でしたので私のスマホのカメラ機能はiPhone程良くありません。
したがって見づらい部分もありますのでご了承くださいね。









「零式艦上戦闘機」です。
詳細はこの案内看板でご覧下さい。(小さい字見難いのはご了承ください)
この薄い灰色の機体は21型と呼ばれる物で太平洋戦争開戦当時に活躍した
タイプです。12m翼で最大の特徴は両主翼の端50cmが折れる構造と
なっております。空母への格納の為だそうです。
その後ゼロ戦は大きく分けると22型 32型 52型 62型 と改良を重ねて
行きますが12m翼を採用しているのは21、22型のみです。
32型以降は主翼は11m、エンジンの強化等で最高速は伸びたものの航続距離
や空戦での性能は12m主翼のタイプ21,22型のが優れていたようです。
なのでこの型が最もゼロ戦らしいゼロ戦と言われているそうです。




プロペラ後方の黒いカウルにあるエアインテークはキャブレターへの空気の取り入れ口。
カウル下部の白い部分の空気取り入れ口はオイルクーラー。
その横には排気管が出ています。左右7気筒づつの集合管です。
エンジンは「栄12型」空冷星型複列14気筒
排気量27860cc 遠心式スーパーチャージャ 馬力950hp
この栄エンジンも大きく分けると 12型 21型 31型と改良されていきます。
31型では馬力は1100hpまで上げられたそうです。



機体下部に取り付けられている爆弾のような形をした物は「落下式増槽」といわれる
330Lの燃料タンクです。機体内部にも138Lのタンクや主翼にも380Lタンク
を装備しています。このように多数の燃料タンクを装備して長距離の飛行を可能に
していたそうです。ちなみに空戦が始まると機体下部の燃料タンクは切り離し落下させ
て戦っていたそうです。この「落下式増槽」は後の52型ゼロ戦になると木製になる
そうです。大戦末期の金属不足の為だったからでしょうか、現在では燃料を木のタンク
に入れるなんて考えられないですね。しかしそのタンク、巧みの技が使われていたので
しょうね。




この21型の最大の特徴、主翼先端の折れる部分が間近で見ることが出来ます。





ちょっと見難い画像ですが折れている翼の内側の画像です。
製造時のコーションプレートが取り付けられています。
残念ながらほとんど解読不能ですが機体とは別の翼だけのプレートのよう
ですね。




こちらのグリーンの機体。いかにもゼロ戦って感じの機体ですねこれが52型です。




エンジンは栄21型が搭載されています。外観からの判別はエンジンカウル後方から
各気筒からの排気管が独立して出ています。





エンジンカウル下部が取り外されていいます。
プロペラは可変ピッチという機能があり低速、高速と自動車のトランスミッションの
ような役割があり長距離の一定速での飛行時の燃費の向上を図っていたそうです。




52型の後ろ姿。美しいですね。
大戦当時の世界の戦闘機の中でひいき目なしでデザインはゼロ戦が一番美しいですね。
機体のスペック的には大戦中期から後期にはアメリカの戦闘機には全く及ばなくなって
しまったようですが、軽量を武器に意のままに操れるゼロ戦は空戦においてはすばらしい
性能だったようです。(そのころアメリカ軍はゼロ戦との一対一の空戦は禁止という
取り決めが出来た位だそうです)
非力ながら軽量と操縦性の良さが武器、しかも美しいプロポーション。
私の所有するNAロードスターに共通する気がするのは私だけでしょうか。
私そんな感じがするのでゼロ戦に興味が湧くのでしょうね。




上の2枚の画像は「日本海軍一式陸上攻撃機」のレストア途中の物です。
三菱重工製で全長約20m。当時2400機程製造されたそうですが現存する機体は
これのみだそうです。
ちなみに帝国海軍、連合艦隊司令長官の山本五十六元帥がこの一式陸上攻撃機で移動中に
アメリカのP-38戦闘機に撃墜されて亡くなっているそうです。




天井からぶら下がっているのが、小型航空特攻兵器「桜花」です。
先ほどの一式陸上攻撃機の機体下部に吊り下げられて敵戦艦付近まで行きそこから
攻撃機から切り離され滑空し敵戦艦を射程に捉えるとロケットに点火してそのまま
突入していく兵器です。勿論当時なので無人の誘導機能なんてなくパイロットが搭乗
して敵艦まで操縦して突っ込みます。いわゆる特攻専用機ですね。




下の画像はそのほかの展示物の紹介です。



屋外にある航空機たち。やはりなんとなく不気味ですね。




ゼロ戦21型の骨組み。



栄12型エンジンのクランクケース。



栄エンジンのピストン。



先ほどの一式陸上攻撃機の後継の機種「陸上攻撃機銀河」に使用されていたエンジン。
「誉 12型」18気筒 1670馬力
このエンジンを両翼に一機ずつ搭載していた。




栄エンジン各種のコーションプレート。
古びたものが当時の物と思われます。
新しい物は当時の新品が使われなく保管されていた物か復刻の物かは不明です。
良く見ると「バルブタイミング、バルブクリアランス、点火時期、点火順序、
使用燃料、使用オイル 製造年月日 修理年月日」などが確認出来るようです。
星型エンジンでもやはり基本は通常のレシプロエンジンってことが分かりますね。





英語苦手なので良く分かりませんが多分、太平洋戦争開戦の日本軍による真珠湾の
奇襲の様子を伝えているアメリカの新聞だと思います。(展示されてますが何の説明も
ありません、頑張って読めってことでしょうね)




画像悪いですが当時のポスター。これ以外にもいくつもの当時のポスターが展示
されていました。





肝心の放送日時が消えてますが平成27年8月8日(土曜日)に放映されます。







ゼロ戦の当時の破片がオークション形式で購入出来るようです。


以上が主な展示物です。他にも大戦当時の貴重な航空機のパーツや機体の一部、
それ以外の飛行機、またゼロ戦等の再生の過程を紹介したDVDや書籍なども
販売されています。航空機マニアならずとも見応えは十分にある博物館だと思います。
興味ある方は是非この夏訪れて見てはいかがですか。
ってこの博物館の回し者のような感じになりましたが旅の紹介の続きです。


まだ宿に行くのには時間があるため次は下の娘のリクエストの場所へ向かいます。




先ほどの博物館よりすぐのところに位置する「富士スバルランド」
アスレチックや遊具、そして最大の特徴の犬と戯れることが出来る施設です。
小学校5年の下の娘は最近犬を飼いたがっておりとにかく犬を見ると寄って行って
しまうほど犬好きなのです。
そんな娘の要望での寄り道です。
しかし到着するとまた雨降ってきています。小ぶりですが結構近くで雷なんかも
鳴っています。それでも動じることなく娘は行く気マンマンです。
仕方なしに私と二人で行くことに。



入場券を購入し、真っ先にお目当てのレンタル犬の所へ直行。
ここでは20分500円でお気に入りのワンちゃんとお散歩出来るという所です。
しかし先ほどからドッカン、ドッカン近所に落雷の音が響きわたっています。
雷の苦手な犬たちが吠えています。そんな中でも散歩出来る犬は限られているようで
娘と散歩のお付き合いをしてくれるワンちゃんはシェットランドシープドックの
みちるちゃんです。



お散歩始めた途端に先ほどまで小ぶりだった雨が土砂降りになりました。
急遽屋根のあるところで雨宿り。




雨宿り中です。しかし10分ほどでまた小ぶりになったのでお散歩再開。







このシェットランドシープドックのみちるちゃん、非常にお利口です。
娘の歩くスピードに合わせて歩いてくれています。
しかし立ち止まって撫でてあげようとしても喜ぶこともなくよそよそしく
淡々と仕事をこなしてい感じがします。やはり賢いのでしょうね~。



すると散歩途中で気になる物を発見。急いで見に行きます。


「ふしぎ ふしぎの館」なる昭和の匂いのする建物の脇にそれはあります。
この画像でも少し見えていますが・・




そうです、これです。
変に塗装されてえらいことになっていますがどう見てもNAロードスターです!



フロントリップにサイドスポイラーも装着されています。
しかもサイドスポイラーは派手目ですね。


リヤスポイラーもなかなかの物です。
テールランプ、メーターフード ドアハンドルにいたるまでNAの雰囲気ばっちり
出ています。アンダースポイラーは未装着ですがなんとマフラーは2本出し。
かなりの好きもののNAですね。



その後レンタル犬のみちるちゃんとサヨナラして、屋内のふれあいコーナーへ。




小型犬が何頭か放し飼い状態でいて遊べるようになっています。
みな人なつっこいワンちゃんばかりで私たちのことを喜んで迎えてくれました。



まるでアフロ犬のようなワンちゃん。




「マルモのおきて」のムックにしか見えません。




ワンちゃんたちと戯れた後、外へ出ると雨は止んで太陽が出てきています。
雨上がりは非常にすがすがしく涼しくて気持ちいいです。


娘もいっぱいワンちゃんと遊ぶことが出来て大満足で車に戻ります。
次は時間も良いころになってきたので宿へ向かうことします。



宿へ向かう道中から見えている富士山、今日初めてのお目見えです。




富士山レーダードーム館越しにかすかに見える富士山山頂部分。




山中湖の湖畔に到着。本日の宿はもうすぐです。




午後5:30宿に到着。完璧な時間配分。我ながら関心します。



ここで中編は終了です。
今回もメインはゼロ戦の話のようになってしまい富士山は一瞬景色でしか出てきません
でしたね、すみません。
次回後編でいよいよ富士登山の様子を紹介しますね。


続く



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