御在所岳ーTREK (後編)

藤内沢出合いから下っていくとやがてルートは河原に出ます。
山奥の割にかなりの幅のある大きな岩が無数に転がる河原です。
2008年の集中豪雨の土石流の爪痕と思われます。





河原を歩いている人の姿で河原のスケールがお分かりいただけると思います。





振り返った画像。
山肌をえぐったような河原ですね。





ここから河原歩きです。





ところどころの大きな岩に赤いマーキングがあります。
それを目印に河原を下っていきます。
前方には遠く伊勢湾も確認できる景色が広がっています。
それと良く見ると河原には先行する2人の姿が確認できると思います。
こんな感じのルートがかなりの距離続きました。





やがて国見尾根との合流地点のそばまで来ました。





この木の橋を渡って進むと国見尾根方面へとつながっています。






国見尾根との分岐からすぐのところに藤内小屋という山小屋があります。
そこでしばし休憩させてもらうこととします。
さすがG/Wです。老若男女、たくさんの人々でかなりにぎやかで活気があります。
ここでこれからのルートの確認します。予定はこの先の裏道の途中から分かれて
朝通った中道へ通じるルートがありそのルートで車まで戻るつもりでした。
ただ心配なのは25000/1地図には記載ありますが、ガイドブックには記載がなく
山と高原地図では破線の難路コースとの記載になっています。
なのでこの山小屋の方であればこのルートのことを知っていると思い聞いてみることに。
声をかけると年配の男性2、3人で色々話していただきましたが結論から言うと
素直に裏道を鈴鹿スカイラインまで下って舗装路を駐車場まで歩いた方が楽だとのこと。
理由はそのルートは一度尾根を越えて中道に下りるので登り下りが結構きついらしい。
たしかに私たち気分は100パーセント下山です。
いまからまた登るなんて考えられないので山小屋の方の言うとおりに裏道を下りきろうと
いうことに決定しました。






休憩させていただいた藤内小屋からの下界の景色。
この景色をしっかり拝んでから小屋を後にしました。






藤内小屋を過ぎてからも基本河原を下っていきます。







やがて大きな真新しい砂防ダムのような建造物が出てきました。
私、ここ約1年でMTBやトレッキングで山に入り数々砂防ダムを見てきましたが
こんなタイプは初めて見ます。





まず驚きなのはそのスケールです。
砂防ではなく大きさからすると細かい砂や岩は完全に通り抜けOKな感じです。
ここで食い止めようとする岩は完全に数メートルはある巨大な岩石が対象のようです。
2008年の集中豪雨の土石流はそんなスケールだったんでしょうね。






友人Y氏との比較でこの建造物の大きさがわかると思います。

ここでY氏がつぶやいた一言。
「ジュラシックパークの恐竜の檻みたい・・」
なるほどそんな感じのスケールのデカさです。






岩防ダム?を通りぬけるとそこは下界からの車両も入ってこれる林道になります。
川の対岸に新しそうな山小屋があります。
「日向小屋」だそうです。
多分2008年の土石流の災害後に新しく建てられた建物と思われます。





林道をそのまま進めば鈴鹿スカイラインの蒼滝トンネルの手前につながりますが
スカイラインの車道を徒歩にて駐車場まで歩くのも少々危険な感じがするので
このまま裏道を湯の山温泉街の方まで下っていきます。
谷沿いに古びた鉄の歩道がかけられています。




蒼滝付近の清流。





湯の山温泉方面へ向かいます。






上に見える蒼滝大橋。国道477号線、鈴鹿スカイラインの橋です。
国道はこの橋を渡りきるとすぐに蒼滝トンネルに入っていきます。
以前にロードスターでこの道を紹介した時にこの橋付近を走行中の車窓からの
画像がありますので暇があったら見てみてね。





なんか電車ごっこ出来そうな鉄橋がいくつも出てきます。




登山道は東海自然歩道と合流します。




するとレトロな雰囲気の建物出現。
小さなお稲荷さん?の建物の横に「THE 昭和」的な建物があります。
建物や周りの感じから昭和の時代に登山客相手の売店、休憩所だった感じの所と
思われます。






その後うす暗い山道を進むみます。
一応東海自然歩道のようですが展望も良くなくひたすら黙々と
歩みを進めます。この辺りまでくると3人とも疲れがみられ会話が
少なくなってきています。




薄暗い東海自然歩道を抜けるとやっと温泉街の舗装路に抜けました。






舗装路に出ても幾つかの登りでの階段が出てきます。
登山道をひたすら下ってきた後の完全に下山気分の所に階段攻めは足にきます。





3人とも歩いても歩いてもなかなか駐車場にたどりつかないので
ちょっと嫌気がさしてきたころに・・・





やっと駐車場に到着です!
裏道登山道はこの駐車場よりかなり標高が低い所まで下るようです。
しかし、朝は満車だった駐車場ですが今は数えるほどしか停まっていません。
やはりみなさん山での行動の時間帯は早出、早着なのですね~。


今回の山行は午後からは天気も回復し二山登頂も出来てかなり山を満喫出来ました。
またいつも一人で行くマイナーな山ではなく登山道もしっかり整備されており
また友人を含め人が必ず周りに誰かいるということで安心して山を楽しめました。
この御在所岳、他にも幾つかルートが存在するそうなのでまた別ルートでの登頂も
チャレンジしたくなる山でした。
ただ唯一残念なのは下界から簡単にロープーウェーで登ってこられること。
頑張って山頂まで登りきるとそこにはロープーウェーで来たであろう人々が軽装で
歩いていらっしゃいます。
けど逆に自分が万が一山頂で体調不良になってもなんとかなるっていう安心感は
ありますけどね~。



で、いつものおまけ画像です!






「THE 昭和」的建物の壁で見つけた看板。
「貸テント モーフ むしろ」
カタカナのモーフってのも面白いですがなんといっても「むしろ」
むしろもレンタルをやっていたのでしょうか?
現代っ子?の私、正直、むしろってちゃんと見たことありません。
時代劇なんかの奉行所の白洲で罪人が正座されられている下に敷いてある
ものみたいなやつですよね?
イメージは藁であんだ敷物のようなものって感じは解るのですが・・・





建物の脇に捨てられているこれもまた昭和の香り漂うかき氷の機械。
今から3~40年前の登山客に夏場、かき氷が販売されていたのでしょうね。
時代の流れの物哀しさを感じますね。









養老山脈の林道でも見かけた古いキリンビールの空き缶。





湯の山温泉街から裏道登山道へつながる東海自然歩道の入口にある看板。
オカルト的な看板ですね~。
この先うす暗い山道に入っていくルートなので、恐怖すら感じる看板です。


終わり






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