竜ヶ岳ーTREK

11月の中旬の休日、朝から天気もいいのに歯医者の予約日。
歯医者へ向かう道中鈴鹿の山々がくっきり見えます。
「なんでこんないい天気に歯医者なんだ~」とぼやきながら
9:30の予約時間丁度に歯医者に到着。
車を停め歯医者の入り口でふと見た診察カードの裏の予約日時、
「えっ!」
予約日一週間間違えていました。来週の予約でした~。
(ま、受付する前に気づいて良かった~)って思い車に戻ったのですが
なんか時間を損した気分。この天気なので山へ行きたい気分ですが今から帰って
準備しても行く山にもよりますが登り始めは昼前になります。
日没の早い今の時期では時間が心配です。
(う~ん・・・どうしよう、帰って撮りだめしているビデオでも見るか・・
けどこんないい天気なのにインドアではもったいないし・・そうだ!)
ひらめきました。竜ヶ岳です。
例の石榑峠からなら1時間少々で登れたはず。
石榑峠までは車を飛ばせば自宅より1時間かかりません。なので昼過ぎには山頂で
ランチ出来ます。
ってことで竜ヶ岳へトレッキングへ向かいます。



行く道中、今から行く竜ヶ岳がよく見えます。
先日行った大ガレのガレ場もよく確認できます。





石榑峠に入る前に宇賀渓キャンプ場入口付近から竜ヶ岳山頂を望みます。
ここからはっきり山頂付近が確認出来るので登頂したら今のこの場所の
確認が出来るはずです。なので山頂からここの場所を探してみようと思います。





石榑トンネル入口付近、天気は問題なし!



旧国道の石榑峠滋賀県側、もう紅葉は終わった感があります。



石榑峠のコンクリートブロック脇で準備します。
今日は予定外の登山なので車はビアンテ。(なんかマツダバカみたいですが・・)

しかしいつもの軽に比べやはり車体が大きいので山へのアクセスは気を使いますが、
車内での着替え等は非常に便利ですね。



手早く準備をし竜が岳縦走路へ向かいます。
しかしさすが11月中旬の峠です。風が強く、非常に寒いです。



登り始めから割と急斜面です。





鎖やロープの下がっている崖の様な斜面も出てきます。



天気はいいのですが風が強く雲がすごい勢いで流れていきます。



鈴鹿の山で良く見る非常に滑りやすいザレ場。
ここは幅も広く両脇も崖ではないので難なく進みます。




雨が降ると川になりそうな登山道です。
けどひどくえぐれている所はすぐわきに別ルートがあります。




竜ヶ岳の登山道の案内看板です。
位置確認Noの記された看板が登山道沿いに適度に立てられており
非常によく整備されている感じがあり安心して進めます。



「重ね岩」峠の道からも確認出来る大きな岩です。



重ね岩に登って見た石榑峠滋賀県側の景色。
峠道は画像右手へ下がって行く道。
中央やや左へ登って行き平らになっている所は以前NTTの電波中継塔があった場所です。
そこから尾根伝いに以前行った三池岳へ通じるルートがあります。



重ね岩からの三重県側の景色。




重ね岩の一つに描かれた赤い丸い印。
一体何の為のものでしょうか?




標高が上がってくると熊笹の斜面が出てきます。



やがて熊笹のみのルートになってきました。




雲が近くなってきました。


熊笹の中の一本道です。
稜線に出ると容赦ない冷たい西風が当たります。


振り返って三池岳、釈迦ヶ岳方面の景色。



「斜面崩落 立ち入り危険 う回路」の看板が出てきました。
どうやら例の大ガレの上部に来たみたいです。
3年ほど前に来た時はこんな看板も無く普通に登山道を直進して大ガレの上部
を通過出来ました。
その時に先日探索した砂防ダム建設廃林道の終点の建造物をここから発見したのです。
なので本日の登山の目的は竜ヶ岳登頂もあったのですが再度大ガレの上部より
先日の建造物を再確認したいが為だったのです。



崩落寸前の登山道。
以前の登山道のすぐわきに大きな亀裂があります。非常に危険な感じがします。
3年前はこんなことになっていなかったのですが。
大ガレ直下の砂防ダムを埋め尽くしてしまうほどの土砂がこの斜面から崩れおちて
いっているのだからここもいつかは崩れ去ってしまうのでしょうね。



大ガレ上部の画像です。






この画像は大ガレの上部の登山道より例の建造物を望遠レンズで写した画像です。
望遠での撮影ですがもちろん肉眼でも確認出来ます。
この画像を良く見ると私の残してきた目印の赤旗もなんとなく見えます。
それともう一つ良く見ると見えてくる物があります、さてなんでしょう?
ヒント  生き物
正解はこのブログの最後にありますよ。



ガレ場の引いた画像。画像では分かりにくいですが、のぞくのも怖い
位の崖っプチです。
例のほぼ埋まった砂防ダムも確認出来ます。



大ガレの上部に長居するのも怖いのでう回路を通って山頂を目指します。
これも画像では分かりませんが画像左側より尾根の斜面を冷たい西風が
吹き上げてきます。



なだらかでだだっ広い山頂部が見えてきました。



1099m 竜が岳山頂です。
この頂上は360°遮るものも無くパノラマの景色です。
それではしばし山頂からの景色をご堪能ください。




10月に友人F氏と登頂した藤原岳の山頂部。




藤原岳のセメント採掘の為に削られた斜面。
10月の登山の時採掘現場の山頂部のすぐ手前までは行きました。



南方面、三池岳、釈迦が岳のシルエット。



遠足尾根越しに見える下界がいなべ、桑名市、の景色と思われます。





向こう側に見えている山脈が養老山脈です。たぶん二ノ瀬峠付近と思われます。




手前の鉄塔のある山が養老山脈最南端の多度山。以前紹介したことのある山です。
その向こうに見える街並みが愛知県名古屋市、白っぽい2つの高層ビルが名古屋駅
にあるツインタワーです。



すぐ手前の下界に見える宇賀渓キャンプ場の入り口です。
あさ山頂付近、すなわち現在の場所を写真に収めた場所です。
この写真からも、朝下界から山頂を写した写真にあった白い塔のような物
が確認出来ます。



手前から静ヶ岳 銚子岳 土倉岳 御池岳 と思われます。



一通り景色を堪能し、写真に収めたらいつもの山ラーメンのランチにしたい所ですが
あいかわらず西からの冷たい強風が容赦なく吹きつけます。
この風除けの様なものは全くない山頂ではラーメンどころかじっとしているのも
辛い感じでしたのでそのまま下山することにしました。


思いつき登山でしたが、強風で山ラーメン出来なかったのは残念でしたが
景色はしっかり堪能でき満足出来る登山でした。



おまけ



帰りの峠道から「重ね岩」を望遠レンズで撮った画像。
例の赤丸印が確認できます。


上記クイズの答えは「鹿」です。画像下の方に確認できますよ。


おわり



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