八風谷林道-MTB

今日は先日の神崎川より石榑トンネルよりの脇から延びる林道を探索します。

この林道を選んだ最大の理由はこの林道先の登山道の無い様な山の中腹にある

謎の廃屋らしき建物の存在の確認です。

そもそもなぜその廃屋の存在を知ったかと言うと、僕のMTBによる林道探索の

林道の見つけ方にあります。

まず山の地図「昭文社、山と高原の地図」で林道を探します。

探した林道に次の2つの条件に当てはまるか確認します。

1)峠につながっているか、(登山道を含め峠をMTBで越えることが可能か

  確認したい為)

2)車両通行止めか、(車両(自動車)進入OKであればMTBで探索の価値が薄れる為)

上記2点を地図、グーグルアースの航空写真、実際の林道入口の下見等で理想の林道か

判断します。

で、グーグルの航空写真で見つけてしまったのです、その謎の「廃屋」とやらを。

グーグルの写真と地図を照らし合わせても廃屋付近には全く道は記されていません。

写真でも道は確認出来るが廃屋付近までは伸びておらず謎です。

建物があるということは道はあるのでしょうが実際に行ってみないとわかりません。

というわけでかなり冒険要素の強い林道探索となりました。

これがグーグルの航空写真で発見した廃屋らしき建物の画像です。

かなり朽ち果てている感じが漂っています。



国道421号線より折れるとすぐ車両通行止めでキャンプ場入口です。

今はまだシーズン前の為ゲートは閉まっておりひと気はありません。



キャンプ場のコテージです。他にもコテージ、テントサイトもいくつかありすべて

川沿いに設置されています。



砂防ダムのようです。こんな形状のダムは、初めて見ました。

大雨の時はどんなになるんでしょうか。



大雨の時は山地災害が発生する恐れがあるとのことです。



しばらく舗装された林道をのぼると2個目のゲート出現。

キャンプシーズン中はここまでは車両進入出来るのでしょう。

これより先は王子製紙の林業用の作業道とのこと。



八風峠への分岐です。八風峠より尾根伝いに釈迦ヶ岳へも続いている様です。

今日の目的は林道終点より先の廃屋の探索なのでそのまま進みます。



こんなの、見つけました。ポイント番号からするとここから200m毎に

八風峠までに12個の標識が設置されているようです。ってことは八風峠まで

の距離およそ2,4KMあるってことですね。



林道の大半がコンクリ舗装だった気がします。あいまいですみません。

ひどく暑い日で登りの最中は意識がもうろうとしていました。



この林道の舗装路終点です。この先ダート路で下っております。

ここまでの林道の写真、少なくてすみません。

前回の神崎川の林道に比べ新しい林業用のルートらしく地図で見てもわかりますが

直線的に登っています。なので傾斜が急な登りが続きます。

横を流れる川も目立って綺麗ではなく、暑さ対策、未知の地図にもないルートを

行く遭難対策として、飲み物、食糧を普段の倍、MTBのスペアーチューブ、工具等

を背負っているのでもう登りは必死で写真撮る余裕ありませんでした。



しばらく快適なダート路を進みます。途中で見つけた案内看板。

先程の八風峠より南側にある峠です。地図によると八風峠も中峠も三重県側で合流し

三重県側にもある八風キャンプ場につながります。

「この下の渓流」見ましたけどそこまでのルート全く不明でした。



さっきの看板よりしばらく走ると中峠への登山道入り口に出会いました。

ってことはさっき無理に渓流沿いに登ってこなくても林道伝いで

ここまで来れるということです。

初めてのハイカーであればさっきの看板信じて無理やり渓流に下りて渓流沿い

にここまで来るのじゃないでしょうか。

ジープロードを歩くより自然満喫の渓流沿いのが趣きがあるという方ならいいで

しょうが、見たところ渓流沿いもほとんど道が無いような所でしたので無難に

林道を歩いてここまで来た方のがよろしいかと思われます。

山の地図の林道はここまでしか記載がありません。

しかしグーグル航空写真ではまだ先に林道らしきものは写っております。



中峠分岐をすぎてしばらくで結構な崩落に出会いました。



さっきの崩落現場越えてからの画像。

MTBでよかったです。トライアルバイクでもしんどいかも。



「一難さってまた一難」ってやつです。

崩落激しいです。徒歩でも苦労するほどです。

林道は画面右奥のほうへ続いています。落差5~6メーターはあります。

MTBとずり落ちるように下りました。



さっきの大崩落を過ぎてからの画像です。

画像左上の方の崖から下りてきて下の石垣の最上段を通ってクリアーしました。

MTBと一緒なので帰りが登れるのか不安です。



本日最大の難所(危険地帯)!

距離にして約10メートル。

道幅狭い所で20~30センチ。

やわらかい砂地。



崩落の谷の方の画像。20メーター以上の落差あります。

足場が崩れたら・・・無事では済まなさそうです。



樹木と地面との角度で斜度の急さがわかると思います。



非常にスリリングな林道の終点です。

もっとほかにも危険個所多数あったのですが多すぎて写真撮ってる余裕もなく

これはやばいぞってやつのみの画像です。



「赤坂谷」へのルート看板。

ってことはまだ先に地図には無いルートが存在するってことです。

そして目指す廃屋は赤坂谷の上流付近に存在すると思われます。

ちょっとドキドキしてきました。



シングルトラックの山道です。(たぶん登山道ではなく林業用の道)

林は人の手が入った跡があります。比較的新しそうです。

作業の人は今までのルートを機材を持って徒歩できたのでしょうか。

それともまた別ルートがあるのでしょうか?謎です。



植林された林を進むこと約5分小さな河原へ出ました。

この川が赤坂谷と思われます。

この川の上流方向に進めば目指す廃屋が見えてくるはずです。

けどなんとなくこの河原不気味です。

グーグルの航空写真では植林帯を抜ければ開けた河原に出る感じなのですが

ここはなぜかうっそうとした林で薄暗く得体の知れない物がちらほら・・・



こんなのとか・・・・



こんなのとか・・・・

いつ、だれが、何のために・・・・  全く謎です。



少々びびりながらも山道を進みます。一応踏み跡が上流に向かって伸びています。

河原に下りた時の画像にもありますが所々木の枝等にピンクやブルーのビニールひもが

結ばれています。たぶんそれが進む方向の目印の様な気がします。

帰りも迷わずに済みそうです。

念の為スマホでグーグル航空写真上にGPSにて現在位置を表示させ移動します。

写真上では例の廃屋のすぐそばまで来ているはずなのですがうっそうとした木々に

隠れているのか全く見えてきません。

小さな小川を越えてその先をみると突然現れました。

錆びた茶色の屋根が・・・




やっと辿り着きました。

たどり着いた嬉しさより不気味さのが強かった気がします。

全く潰れています。

長年人知れず放置され冬の雪の重みでつぶれてしまったのでしょうか。

中をのぞくスペースもほとんどありませんが、あまり近寄る気になりませんので

回りを少し散策します。



潰れたメインの建物の横にも潰れた小ぶりの建物がありそこで見つけたお風呂の

ような大きな釜です。たぶん五右衛門風呂のように窯の下に薪をいれて沸かした

んじゃないでしょうか?



朽ちかけのドラム缶です。

なんのオイルが入っていたのでしょうか?

周囲の山はかなり植林されており当時は林業の作業員たち寝泊まりしていた作業小屋

と思われます。



さざえの殻です。 もちろんさざえが採れる所では無いので当時の人がここまで

持ち込んで食べた後の殻でしょうね。


当時の酒盛りが目に浮かんできます。

林業の作業終了後の夕飯はほぼ毎日酒盛りだったのではないでしょうか、

テレビも無くラジオもまず電波は受信できなかったでしょうし、

電話も無いような生活だったと思われます。

お酒だけが唯一の楽しみだったのでしょう。

なんて想像が膨らみます。



キリンラガービールのアルミ缶です。

缶のデザインで何年ぐらい前の物なのか調べてみました。

確実ではないですが1990年前後の物と思われます。

意外にも最近だな、なんて思ってしまいましたがもう24年前なんですね。

24年前を最近と感じるなんて私も歳をとったもんです。



次にここに人が足を踏み入れるのはいつのことでしょうか。

そんなことを考えながらこの廃屋をあとにしました。



廃屋のすぐ脇を流れるせせらぎです。

たぶん赤坂谷、下流で先日探索した神崎川に合流します。

もちろん水は冷たく綺麗です。



いきなり戻って八風キャンプ場付近です。

河原に下りて上半身、足等の汗を流しました。

崩落個所多数の林道、謎の廃屋等かなりスリリングな今回の探索でした。

林道の途中で何度か無事に帰れるかと不安になる事がありましたが無事帰って

来れて良かったです。


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