竜ヶ岳プチ縦走ーTREK(中編)

賑やかな山頂から縦走路を北上します。




縦走路を進んで行くと見えてきました、見たかった景色が。






ジャ~ン!
見たかったのはこの景色。
広大な笹原の斜面に点々と生えている木々、シロヤシオ。





所々に見える白く見える木がシロヤシオ。
この時期に白い花を咲かせる木なのです。
まだちょっと時期が早かったのか、今年は花を咲かせる木がが少ないのか
解りませんが、思ったより白い木が少なくてちょっと残念。
白い木が多いと草原に放牧された羊のように見えるそうですよ。



笹原の一本道を進んで行きます。






竜ヶ岳山頂方面を振り返った画像。
シロヤシオはちょっと期待外れでしたがそれでも雄大な景色を満喫できるルート
ですね。


ちなみに3月の雪山の画像も少し紹介しますね。


上へ4枚目の画像とほぼ同じ個所からのショット。





雪原の中の樹氷。
新緑も良いけどやっぱり雪景色の山も良いですね~。


後は秋の紅葉の時期ですね、今年の秋にも再度来てみたく思いました。







景色を楽しみながら歩いていると静ヶ岳方面への分岐に出てきました。
3月に登った時の遠足尾根は右手、今回進むのは左手です。
ここからは未知のルートなのでワクワクします・・




いざ、未知のルートへ!




序盤はちょっと荒れた急斜面に付けられたルートを進みます。




藤原岳を眺めながら進んで行くルートです。




序盤の荒れたルートを過ぎると後は歩きやすい縦走路になります。








所々に奇麗な花をつけた木々があります。




縦走路ではありますが幾つかアップダウンがありたまにある急斜面は結構
しんどい所もあったります。





縦走路脇にある池。
池を見ると、釣りもかじっていた私には何か泳ぐものはいないか気になってしまいます。
なのでそばに行って確かめましたが、生命反応はゼロでした。


が!・・・池の向こうに何やら大きな生命体が!



じ~っとこちらを見ています・・・・・・


こちらもじ~っと見返します・・・・・



それは割と大きな鹿さんでした。
写真撮ってからも暫くにらめっこしてましたが「ぴ~」と甲高い鳴き声を残し
山中へ消えて行きました。




静ヶ岳への分岐です。




静ヶ岳への分岐後のルートで見つけたかわいい花。
登山道脇に結構沢山咲いていました。なんて花なのでしょう?





もうすぐ山頂のようです。






11:04
1088.6m 静ヶ岳登頂。
竜ヶ岳山頂より約1時間。
山頂は背の低い木々に覆われた小じんまりした空間です。




山頂からの展望はほとんどありませんが一部から竜ヶ岳の山頂方面を見ることが
出来ます。




望遠でのショット。
山頂への笹原の一本道がかすかに確認出来ます。





ランチタイムにはちょっと早いのでランチは次に行く予定の銚子岳でのお楽しみに
します。
なので今回も冷えた缶コーヒーと非常食用のパンをいただきます。
午前中でいきなり非常食を食べるってもはや非常食の意味をなしていませんが・・(笑)




ついでにザックのボトルの水も空に近いので補給しておきます。
5月とは言え行動中は結構暑いので冬とは比べ物にならないほど水が減ります。






登山道は静ヶ岳山頂で行き止まりなので(滋賀県側へ下りる古いルートは有るそう
なのですが、素人が行けるようなルートではなさそう)しばしの休憩後に
来た道を戻ります。






縦走路分岐まで戻ってきました。
次は銚子岳を目指します。






縦走路を進みます。






奇麗ですね・・・


山歩きをはじめる前までは草木にはほとんど見向きもしなかった私ですが
この時期は林の中を進んでいると色々な木々からパワーを感じる気がします・・




目指す銚子岳が見えてきました。
ルートはガレ場の際を通っている様子。





で、さっき見えていたガレ場の上部まで登ってきました。
先の場所からここまでは結構きつい登りでした。





振り返ると竜ヶ岳山頂があんなに遠くに見えます。



望遠でのショット。
銚子岳登頂後はまたあそこを越えて帰らなければいけないと思うとちょっと
ビビってしまいます。




急斜面を登り切ると治田峠への分岐が出てきます。
右が治田峠、左が目指す銚子岳、もうすぐです。





歩きやすいルートを進むこと数分で・・・





12:10
1019m 銚子岳登頂。
静ヶ岳から約50分で到着。


で、ここからの展望はと言うと・・・・





じゃ~ん!・・・?


なんと、ご年配のパーティーさまが楽しそうにお弁当を広げています。
辺り一面に響く談笑とお弁当の香りが小学校の時の遠足を思い出しました・・・(笑)
たぶんですがこのパーティさんは竜ヶ岳で私の前方を登っていた方達だと思われます。
私が静ヶ岳へ寄り道していた時に追い越して行かれたのでしょう。
それにしてもなんとパワフルな方々なのでしょう。


ってことで、こんなにぎやかなパーティーの脇で一人ランチする勇気もない
臆病者の私なので目のあった数人に挨拶をしただけでそそくさ山頂から退散します。



ここから折り返しで来たルートを石榑峠へと戻る事とします。


思ったより長いブログになってしまいましたので続きは(後編)で、


お楽しみに~


続く




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