多度山ーMTB (後編)

それでは下り道、通称「エビス」の始まりです。
「エビス」とは以前よくここのルートをご一緒したMTB仲間に
教えてもらった名前です。正式な名称ではないと思われますが。
この後紹介する各ポイントの名称もその仲間に教えていただいた名称です。




比較的フラットなシングルトラックでの始まりです。



しばらく進むとやや登り返し後、適度な斜度で下りスタート。
画像では斜度は分かりにくいですね。



ここはかなりの急な斜度で下っていきます。
道幅も狭く木の根っこもそこらじゅうで張り出しており気を抜くと
はね上げられハンドルを木の枝に引っ掛けて前方へ飛ばされてしまいます。
(ここよりもう少し下ったところで実際に私が経験しております・・)




第一の難所、通称「親父坂」。名称の由来は不明ですが、
1、5mくらいの落差があります。
最近のゲリラ豪雨の影響でしょうか削られて以前より斜度が緩くなった気がします。
それと邪魔な木が切られていますね。



豪雨で浸食されている路面が続きます。

このあたりは親父坂とは逆に以前よりかなりハードな状態になっております。



お地蔵さんポイント。少しのフラット区間です。
エビス前半と後半の中間地点で小休止箇所。

前半はテクニカル区間、後半はややハイスピード区間という感じです。



お地蔵さんを過ぎてからのドロップオフ、エビス一番の見せ場です。



ドロップオフ着地地点から振り返ったショット。
落差は約1m。着地地点は粘土質で落ち葉に埋もれた
雨の流れる溝があり滑る要素満載で非常にスリリングです。
着地地点をミスすると間違いなく転倒します。
(私、以前転倒して左側の岩石に肩から激突した経験あります)




エビス後半の第二の見せ場、下げ馬ドロップ入口です。
本来のルートはガレた右側ですが、近年の豪雨の影響でかなりえぐれて
います。2年前はクリアー出来ていましたが今回は断念し左側のう回路
を進みます。



下げ馬のメインポイント、急斜度の岩の上を下ります。
画面右側の方へ下っていきます。
ここも2年前とは違い削れて緩くなっている気がします。
しかし久々なので出足はちょっと躊躇してしまいます。
2度ほど足付きでやり直し3度目でクリヤー。
ここも右側にう回路ありますがそこもえぐれが酷くう回路の意味を
なしていない感じになっております。(う回路画像はありません)



急斜度の岩場を下りた地点よりスタート地点を見上げたショット。

画面中央付近からスタートして、画面左側の方へ下っていきます。

上級者は私のMTBのサドル付近を越えてほぼ一直線にクリヤーする
方もみえるようですが私には無理です。



エビス唯一の眺望箇所、実際はかなり急斜度の下り途中にあり走行中は景色を
見る余裕なんてありませんが。



V字にえぐれた急斜度の下り。ここは以前よりえぐれの幅が広くなり
逆に走りやすくなった感じがします。


 

この先も急斜度のガレた路面が続き第三の見せ場「二段岩」へつながります。



ここが二段岩の着地個所から振り返ったショット。
MTB倒れてますが転倒したわけではございません。
ここは一発クリヤー、けど二段岩進入手前がかなり荒れています。
ここの着地地点の右側は崖になっており滑落のおそれあります。



いよいよエビスも終盤です。分岐があります。左側のルートへ下りていきます。

石垣の下は3~4mほど下に川が流れています。
左ルートへ下りるのに岩の落差が結構ありここで転倒などしたら最悪3m以上下の
河原に転落ってこともあります。
ちなみにここは「転落ポイント」って言われてた記憶があります。
右側は私有地へ入っていきますのでご注意を!



エビスの出口が見えてきました。



獣よけの柵で仕切られておりゲートを開閉して出てきます。
この柵も2~3年前に設置されたばかりだと思います。
私たちを取り巻く自然環境の変化がこういう所でも感じられます。




帰りの車窓からの多度山。身近なMTBフィールド。
大切にしたいですね。
しかし最近山に入って思うことは何処へ行っても豪雨の影響を感じることです。
エビスは以前ハードだった所は削られてマイルドに、逆にマイルドだった所はハードに
変化している印象でした。
自然なので常に変化はしていくものでしょうがその変化が急激な様な気がします。


おまけ画像



石榑峠でも見かけたこの看板。
私が物心付いたころから見覚えあると行ったのはこの多度山で見たの
だと思われます。



本当にサル出ますよ!とくに冬はよく群れに遭遇します。
以前エビスの下りで群れに突入してしまいボスざる的なサルにけたたましく吠えられて
追いかけられました。
あの時はMTBでしたので逃げ切れましたが歩きだったらと考えると
恐ろしいです。



終わり

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