雪のきらら峰ーTREK(前編)

前回の石榑峠へのスノートレッキングで雪山の楽しさを知ってしまい
今度はもうちょっと登山らしい所にチャレンジしたく思いまたもや
スノーポンを持って行ってきました。


行き先は昨年の春にMTBでチャレンジしたキララ峰。
石榑峠のスノートレッキング一回目の時に本当はこの山へ行こうとしていました。
しかし前日の下調べでキララ峰のたもとの林道へは我がビアンテでは進入出来ない
程の積雪があり断念しました。
なので車でのアクセスが容易な石榑峠の旧道へのトレッキングとなったのです。


で、今回も前日に下調べ行ってきました。
まるで暇人のようですが(実際に暇人ですね(笑))
当日準備万端にして行ってたどり着けなかったら悔しいので・・・




これが前日に下調べに出向いた画像。
やっぱり結構雪残ってましたがなんとかたどり着けました。





で、当日。
出発が通勤時間と重なり想定外の渋滞により考えていた時間より遅れちゃって
います・・・





いつもの新名神の工事現場越しの鈴鹿山脈。
天気予報では快晴とのことで楽しみにしていましたが若干雲多いです。





いつもの鈴鹿の山が見渡せるお気に入りポイントからの画像





御在所岳と鎌ヶ岳。双方山頂付近は雲に隠れていますね。






藤内壁付近の斜面。
谷は真っ白な雪に覆われており完全な雪山ですね。






こちらはこれから向かうキララ峰。
冬山初心者にはまずこれくらいから、って感じのなだらかな優しい感じの山ですね。






「吉良良反射板」もはっきり確認出来ます。
それと針葉樹(植林)と雑木林(広葉樹)の違いがはっきり見て取れますね。
このキララ峰の山頂はグライダー発進場のあるⅡ峰と本来の山頂と二つあります。
Ⅱ峰は画像左の稜線が三角にとがっている針葉樹の所辺りと思われます。
本来の山頂は中央やや右寄りの稜線が三角にとがっている広葉樹の所辺りと思われます。


一通り山眺めたら、また車を走らせます。





こちらは目指すキララ峰のたもとの林道入口にほど近い新名神の橋脚工事現場。
ダンプカーの往来が激しいです。





日蔭にはうっすら雪ありますがこの辺りは問題なく通行できます。






こちらが林道入口。
以前はここに除雪された雪が壁となって道をふさいでました。
いまは普通に進入できます。






しかし林道を登るにつれて雪が路面にも出てきます。





だんだん雪も多くなってきます。





しかし、最近の車のテクノロジーはすごいですね。
私のビアンテさんは2WDですが13年前の3部山のスタットレスタイヤでも
なんとか登って行けちゃいます。
というのはトラクションコントロールに助けられラフなアクセルワークでも
ほぼホイルスピンなしに安定して登って行けるのですね。
電子デバイスの全くないFRの我がNAロードスターでは考えられないですね。





で目的の林道が広くなった所に駐車。
ここで準備します。






スノーポン、出ました!


あまり雪も深くなく車のタイヤで圧雪されているのでスノーポン無しでも
歩いて行けそうですが、いずれ必要になるのは間違いないので車の所から
履いていきます。






9:00 出発です。






まずはこの林道を使って山頂を目指します。






幾つかの轍の付いた雪道を進みます。
こんな状態ならスノーシューどころかアイゼンも全く必要ない感じ。





その後雪はさらに少なくなって林道の砂利が見えてきました。
こうなるとスノーシューでは非常に歩き辛いです。






なので嫌になって脱いじゃいました。
手に持って暫く進んでみます。






一つカーブを抜けるとその先は轍は途切れ深雪の林道になるようです。






ってことでさっき脱いだばかりのスノーシューをここでもう一度履きます。






装着完了。
脱着も手慣れてきました。






いよいよここから本格的なスノートレッキングの始まりです。






今回も誰の足跡も無い雪面を進んで行きます。







ここでも自然の雪の芸術が見れます。







暫くで登山道と合流します。





登山道の合流を過ぎてすぐに雪面にスノーシューの足跡を発見します。
私以外の人もスノーシューで山に入っている様子です。
足跡からすると山頂方面より降りてきてさっきの登山道の方へ折れて行った感じに
見えました。






気がつくとスノーシューの足跡が消えています。
なんで?と不思議に思いながらも上から下りてきた足跡ではなくて下の登山道
から登ってきてすぐに引き返して行ったのかな~?なんて考えながら進んで行きます。






下界が見えます。だんだん標高も上がってきました。






前方の斜面にガードレールが見えます。
林道はあちら方面へ続いています。







この辺りはかなり積雪しています。






深いところでは30cm程沈み込みます。
それでも前回の石榑峠に比べたら全然楽に進めます。






先ほど見えていたガードレールの所まで来ました。
下界の景色がよく見えるポイントです。






ちょっと雲多いのが残念ですが、気分は良いですね。






私の職場がある四日市方面の景色。






自宅のある桑名方面、奥には養老山脈も見えますね。






その後林道は二手に分かれます。
山頂方面は右手に進みます。






古い感じの石垣が出てきます。






下界からも確認出来る反射板が見えてきました。






林道はあそこのたもとに向かって進んで行きます。






この辺りは積雪も多く林道がほぼ雪の斜面に隠れてしまっています。






林道と登山道の合流地点。
スノーシューの足跡発見。






どうやらスノーシューの足跡は林道をまたいで通っている登山道を進んでいるようです。






登山道はかなりの急斜面を登って行きます。
私もちょっと登山道へ足を踏み入れてみましたがスノーポンではちょっと辛い感じ。
なので、素直に林道ルートを進むことにします。






その後も快調に林道を進んで行きます。





吉良良反射板のたもとに到着。






下界から見ると白く見える反射板ですが近くで見ると実際はすごくグレーな色なのです。






ウェーブしている雪面。






下から急斜面を登ってくるスノーシューの足跡がまたもや合流してきます。






結構な斜度の斜面です。こんな斜面を登ってくるなんてかなりのツワモノですね。





登ってきたスノーシューの足跡とともに進んで行きます。






10:30
林道終点に到着。
林道の始点より1時間半で到着。
雪道にしてはまあまあのペースですね。






この先は完全な登山道に変ります。
スノーシューの足跡も山頂方面へ登山道を進んで行っているようです。






朽ちかけの道標。






ここが登山道入り口。
結構な積雪あります。
急斜面はスノーポンでは対応できないかもと思いスノーシューを外して軽アイゼンで
登った方が良いかもと思いましたが、雪は結構深そうなのでとりあえずスノーポンで
チャレンジしてみます。
無雪期でしたらここからⅡ峰山頂までは10~15分程だったので距離としてはたいした
事ないのでなんとか頑張れるでしょう・・


さて、人生初の雪の登山道トレッキング、スノーポンの性能はいかに!?
ちょっと長くなってきたので本格的登山道の様子は後編でお伝えしますね~。



続く



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