槍ヶ岳ーTREK リベンジ編5

常念平でザックを下ろし地図を出してコースタイムを確認します。


ここ南岳小屋から向かいに見える北穂高小屋まで3:30


現在の時刻は8:40。大キレットの通過だけを考えたら充分時間の
余裕はあります。
ただし北穂高まで進むと下界へ下りるには涸沢経由の上高地か
穂高岳山荘まで縦走で南下し新穂高へ下るルートになってしまいます。
どちらのルートも本日中には下界にはたどり着けそうにもありません。
大キレットを進むのだったらもう一泊するのは必須のようです。


う~ん、どうしよう・・



めちゃめちゃ行きたい。


今回の日程は2泊3日で組んでいましたが予備日を1日とってあります。
山小屋でもう一泊出来るお金の余裕もあります。


しかも天気は暑くも無く、寒くも無く、風も無いと3拍子揃ってます。
体力も十分残ってます。
こんなに好条件が揃うなんてめったにないような気がします。


しかしハイテンションに任せて良いことばかり考えて勢いで行って
しまうのも危険な感じもします。
ここは冷静になってリスクについても考えます。
1)提出した登山届には全くこのルートについては記載されていない
  ので何かトラブった時に大事に至らなくても登山者としての
  モラルを問われる。
2)自分の技量はまだまだ岩稜歩き初心者
3)初心者の単独行なので万が一の事態には最悪の結果もありうる




上記のリスクを考えながら大キレットをしばし眺めます。





大キレットで必ず紹介される「長谷川ピーク」付近。
稜線を進む登山者も見えます。





こちらは北穂側の大キレット入口。数名の登山者が準備しているのが見えます。





岩に覆われた山頂付近に北穂高山荘が見えます。





奥のギザギザの稜線が奥穂高からの吊尾根。



一通り景色を眺めながらゆっくり考えた結果は・・



「予定通り、南岳から南岳新道を下って本日中に新穂高へ戻る」
でした。



このブログ読んで期待していた方々には申し訳ございません。
20代なら完全に勢いで行っていたと思われますが、男40代
守るものが色々ありますので、勢いだけの行動は慎みます。



と言う事で南岳小屋まで戻ってきました。





南岳新道で下る前に獅子鼻岩って所で再度キレットを覗いて行こうと思います。





あの人が立っている場所が獅子鼻岩の先端です。
行ってみます。






ここが獅子鼻岩の先端。
すっぱり切れ落ちており下までは数十メートルはありそうです。





眼下に大キレットを進む登山者が確認出来ます。
あれくらいの稜線なら問題なく進めそうだな~なんて思っちゃいます、
実際はどうかわかりませんが・・




手前、北穂高、奥、吊尾根から前穂、屏風岩が見渡せます。






遠く雲海の向こうから頭を出している富士山。





大キレットからの北穂高岳を望む私。
(すみません、また登場しちゃいました・・)





こちらは大キレットの南岳側の入口です。さっきの獅子鼻岩からすぐのところ
にあります。
今度ここへ来る時はここを下りて大キレット踏破するぞ、と誓いこの場を後に
します。





大キレットを充分満喫(眺めただけですが)した後、南岳小屋の前を通過し
南岳新道で下山します。





ここが南岳新道の入口です。「槍平」の看板があります。
正面に笠ヶ岳が見えます。雲が多くなってきました。




大キレットの飛騨側が見えてきます。





新穂高側が雲海に覆われてきました。





これから下って行くルート。
遥か下に飛騨沢が見えます。あそこまで一気に1000mほどの下りです。






飛騨沢の下流、右俣谷からの新穂高方面の景色。






中央の山が先ほど通ってきた中岳。






こんな橋も出てきます。
木が朽ちてちょっと心配・・





このルートも新しいのですね。





南岳手前の稜線から見えていたルートへと続いていますね。





振り返ると先ほどまで歩いていた稜線が見渡せます。





この南岳新道の旧道が見えます。
旧道はこのカール状の谷を下って行くルートだったようです。





谷から梯子を登って尾根上に出ました。






尾根上にはハイマツの中に木道が敷かれています。





振り返った画像。





結構なやせ尾根で木道の両脇切り立った急斜面です。





ルートは大きな岩の脇を抜けて行きます。





眼下には右俣谷が遥か下に見えます。






非常に眺めが良いのでこの大岩の上でランチ休憩にします。






前回も食べた槍ヶ岳山荘のお弁当。
このお弁当はコンパクトで食べやすくしかも美味しくて腹持ちが良いと4拍子
揃っているので私気に入りました。


ちなみに置いてあるザックの向こう側は切れ落ちた崖です。
物を落とさないように細心の注意を払う必要があります。
今日は無風に近いので良いですが風強い時は怖いでしょうね・・



標高2700mでのランチ休憩。
非常に気分爽快です~!




ランチ後もやせ尾根を進んで行きます。





標高2700m看板を通過。






これから下るルート越しに槍平小屋も見えています。
なんか、この先小屋まですぐに到着してしまいそうにみえませんか?


そんな気にさせるほどはっきり山小屋が見えますが、実際は舐めてかかるとエライ
事に?


ちょっと長くなってきたので続きはリベンジ編6へ続きますね~。



続く


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