槍ヶ岳ーTREK リベンジ編2

2日の朝、午前4時半少し前に携帯アラームより先に目覚めました。


昨晩は両脇に寝床を共にしたおじさま達の強烈なイビキがステレオサウンド
となってなかなか私の安眠を許してはいただけませんでした。


そんな中、明日も今日のような雨の一日だったら耐えられるだろうか、
もし、そんなんだったら千丈沢乗越から飛騨沢へエスケープして新穂高へ
下山するか、はたまた出発時から土砂降りだったらそのまま下山しようか・・


などと弱気な考えが頭の中をめぐっていました。





朝食前に小屋の外に出てみます。
かろうじて雨は降ってませんが濃いガスに覆われています。





いつ降り出してもおかしくない状態です。
「やっぱりか~・・そもそもあの山の天気予報は何だったんだ、全くあてに
ならんやないか!」と腹立たしくもなってきます。





6:05
いきなり出発です~。


あまりにLOWテンションで朝ごはんの写真やらは撮り忘れました・・
サバの切り身を焼いた物とその他だったような・・・


というのはそれどころではなかったのですね・・
予定を決行するかどうか、するならレインウエアー着るかどうか
そんな事ばかり考えていたもので・・・


けど、しっかりごはんと味噌汁はおかわりしましたけれど・・(笑)



結局レインウエアーを着て行くことにしました。


鏡平山荘のみなさん昨夜はお世話になりました。
行ってきます~。
どうか天気が回復しますように~。
なんて祈りながら歩き始めます。





振り返った画像。
こんなにガスってます。
かろうじて雨は落ちてきませんが凄く不安です。




昨日のルート同様石段が続きます。





弓折中段通過。
名前の由来は・・・?  もうエエって・・?  (笑)






辺りの木々の背が低くなってきました。
森林限界を越えたのでしょうか?
それにしてもガスで景色は全く見えません。





少しガスが晴れてきました。
先行するパーティーの列が確認出来ます。
昨晩の宿を共にしたガイドツアーの方々のようです。





もうすぐ稜線に出そうです。





6:45
弓折乗越到着。
笠ヶ岳方面と双六岳方面への分岐にです。
双六方面へ進みます。


ここでガイドツアーのパーティを追い抜きます。




双六方面へはもう少し登ります。
ちょっとガス晴れて空も明るくなった感じです。





稜線へ上がると双六南峰でしょうか、少し姿を現しました。
一部青空も見えてきました。
もしかしたら天気は回復に向かってするのでは?と期待してしまいます。





しかし、進む方向はこんな感じです。




花見平通過。




こんな、木道を進みます。
花見平と言う名前からすると7月には奇麗な高山植物が広がるのでしょう。




こんな崩れそうな稜線のルートを進みます。





くろゆりベンチ通過。




これがそのベンチです。
この辺りには黒ユリが群生するのでしょうか。





やはり、かなり天気は回復に向かっているようで青空の範囲が広くなってきました。





双六小屋も見えてきました。
その先には大きな山々が見えています。
テンションあがってきます。





草原の木道を進んで行きます。





7:40
双六小屋へ到着。





ここで、小休止します。
先行していた昨晩同じ小屋で泊まった単独行の若い女性も休憩しており
少しお話します。
彼女はここから鷲羽岳へ向かうそうです。
当初彼女も私と同じルートを考えていたそうですが天気予報で槍ヶ岳より
北は晴れるとのことだったのでルートを変更したようです。




これが彼女が向かう鷲羽岳。
たしかにすっきり晴れ渡っていますね。





こちらが私が向かう槍ヶ岳方面。
全く展望なさそう、もしかしたら雨降ってるかも?なんて不安も・・・
ちょっと躊躇しますが、やっぱり今回の目的は槍ヶ岳の登頂なので諦めませんよ。
彼女に「僕は槍ヶ岳も晴れることを信じて向かいます」とカッコつけて別れました(笑)





カッコつけて別れたのは良いのですが登って行くとやっぱり目の前にガスが
やってきました。





振り返ると先ほどの双六小屋は奇麗に見えます。
天気の悪い方面に進んでいるのは明らかなようです・・・





やがてルートは完全にガスの中になってしまいました。
ちょっとテンションあがった後なので悔しさ倍増ですが仕方ありません。
雨降らない事だけ祈りながら進みます。





双六小屋から20分程で樅沢岳に到着。





展望全くナシ!





ガスに包まれるやせ尾根を進みます。






進行方向左手のガスが薄くなってきました。





と思った次の瞬間!






目の前の雲の切れ間から槍の穂先が顔を出しました!
慌ててカメラのシャッターを切ります。





さらに望遠で一枚。





数秒後、視界から全く消えてしまいました。
まるで「天空の城ラピュタ」を見つけた気分でテンション急上昇。
空も明るくなってきているので天気は回復に向かっている兆しが感じられます!






日差しも差してきました。






ガスもだいぶ晴れてきました。
眼下には地獄谷のような谷が見えます。




空は高い雲の秋の気配の感じる青空になってきました。





そしていよいよベールに包まれた目指す槍ヶ岳がうっすら姿を現しました。
もう鳥肌が立つ思いでカメラを構えます。





槍ヶ岳に続く北鎌尾根の荒々しい稜線もくっきり見えます。





そのまま稜線を進んで行くと「ヤリ4.8k」と書かれた岩発見。
まだそんなにあるのですね。
けど天気良くなったので、却って楽しみながら沢山歩けるので良しとします。




硫黄乗越通過。
先ほど見た谷は硫黄の谷だったのですね。





この木の無い山肌が露わになった山が硫黄の頭と思われます。






振り返ると今迄通ってきたルートが見えます。





目の前にはこれから進んで行く西鎌尾根のルートが見渡せます。
こんな稜線を進んで行くなんてわくわくしますね~。





右手には昨日登ってくるときに脇を流れていた左俣谷の最上部付近が見えます。





昨日お世話になった鏡平山荘も見えます。
今日通ったルートも確認出来ます。
今なら逆槍も見えている事でしょう。





9:50
左俣乗越通過。




そろそろお腹が減ってきたなと思い西鎌尾根から槍ヶ岳が一望できる
良いポイントを見つけてランチ休憩することにします。





鏡平山荘で作ってもらったお弁当。
中身は?






ジャーン!
おにぎり2個と白身魚のフライ、ウインナー、シュウマイ、唐揚げと豪勢な
お弁当でさらにテンションあがります。





おにぎりをほおばりながら大自然を眺めます。







槍ヶ岳山頂付近を眺めていると槍ヶ岳山荘も見えることに気付きます。






こちらが望遠での画像。
尾根上に見える四角い建物、前回の槍ヶ岳チャレンジの時に強風を避けるために
隠れていた建物ですね。





ランチ休憩後、さらに稜線を槍ヶ岳目指して進みます。





ルートはやがて荒々しい岩稜に変化していきます。





ルートはあの光を反射させている急斜面の一枚岩を登るようです。
ここから見ていると到底登れると思えないような角度です。





ここが実際の斜面。
よく見ると上部から鎖がさがっています。
一枚岩のところは鎖を使って登り切りました。




こちらが登りきって振り返った画像。
下りはさらに怖そうですね。





こんなやせ尾根も出てきます。




槍ヶ岳はまだまだ先です。
しかしこれだけ天気良くなると苦になりませんね。





荒あらしい岩の急斜面を登ります。





途中、穂高連峰から一番奥は焼岳と思われる山々が見渡せます。





西鎌尾根の稜線が見渡せます。
よく見ると稜線を歩く登山者も確認できます。




望遠での画像。
お分かりいただけますでしょうか。
画像中央に2人の登山者が見えます。





大槍、小槍がはっきり見える角度になってきました。





大槍(槍の穂先)にも登山者の姿が見えますね。
早くあそこにたどり付きたい~。





歩いているとルートに小鳥発見。
この小鳥この辺りではよく見かける小鳥です。
ネット調べてみるとイワヒバリだそうです。
あまり人を恐れないのか近寄っても逃げるそぶりがありません。





なのでゆっくり撮影出来ました。
雷鳥もどこかで出合えないかな~なんて思いながら・・





千丈乗越通過。
ここを下れば前回通った飛騨沢ルートへつながります。





飛騨沢ルート方面の景色。





こちらは大喰岳方面の景色。





今迄通ってきルートを振り返った画像。




これから進む稜線。





飛騨沢ルート越しに雲に隠れた笠ヶ岳が少しずつ姿を見せはじめました。





目指す槍ヶ岳はもうすぐです。






しかしこの辺りはかなりの急斜面でしかも標高も3000m近い為か
息が上がってしまいなかなか進めません。





大槍、小槍が目の前の所までやってきました。
凄い迫力です。





もう、槍ヶ岳山荘はすぐそこです。






12:10
じゃーん。
槍ヶ岳山荘と槍の穂先の間に出てきました。
荷揚げ用のヘリポートの場所ですね。
やっと辿り着きました。
鏡平から休憩込で約6時間。まあまあのペースですね。
しかしここがご存知の通り最終目的地ではありません。
お昼時だからか登っている人影もなさそうです。




山荘の外のテーブルはにぎわっていますが宿泊の受け付けは後回し。





人が少なく天気も良い今がチャンスと思い休憩もなしにさっそくアタックします。
山荘脇の建物も脇にザックをデポしてアタック用のウエストポーチに
カメラとサイフだけ入れて身軽になって行ってきます~!



槍の穂先のアタックの様子はリベンジ編3で、お楽しみに~!!


続く



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