槍ヶ岳ーTREK(Part2)

翌朝、4時30分起床。
アラームは45分にセットしてありましたが車中泊では熟睡できず
何度も目覚めて辺りが明るくなってきた4時半にはばっちり目が覚めて
しまいました。





昨晩は時々車の屋根を打ち付ける雨音で目が覚めましたが現在は雨は降っていません。





昨日コンビニで購入しておいた朝飯を手早く食べて着替えをし、準備万端です。
ちなみに、ザックについているのはウエストポーチ。
槍ヶ岳にアタックするときようです。
というのも、槍の穂先と言われる頂上へは切り立った標高差100mの
断崖絶壁をクサリと梯子を使って登ります。
なので極力身軽になった方が良いという事で、大きなザックは宿泊する槍ヶ岳山荘
へ預けておいて山頂へアタックするときに貴重品、カメラ、飲料等を収める為、
ウエストポーチを使用します。







4:55
いざ出発です。
今回のルートの詳細を紹介します。
登りルートは通称「飛騨沢ルート」と言われるルートです。
新穂高ロープウェー脇から延びる右俣谷林道からスタートして右俣谷沿いに
登って行き飛騨乗越で稜線に出て宿泊予定の槍ヶ岳山荘まで行く予定です。
この槍ヶ岳登山のメインルートは上高地から入山する槍沢ルートらしいのですが
上高地へはマイカー規制によりバスかタクシーでしか入れないのでこのルート
を選びました。
ガイドブックによると標準コースタイムで9時間10分。しかも途中の槍平小屋で
一泊するというプランなのです。それを一日で登り切ってしまうというちょっと
チャレンジした予定です。
しかし仮に10時間かけて登ったとしても到着は午後3時ごろなのであせる事は無い
プランです、体力がもてばの話ですが・・・






昨日下見した近道を通って行きます。






景色は朝もやに包まれて幻想的な雰囲気を漂わせています。






3000m級の単独登山、しかも天候は今一つ・・
期待と不安が入り混じったなんとも言えない緊張感を持って進んで行きます。


けど・・この緊張感が結構好きだったりして・・・





ロープウェー脇を進みます。
今日も営業時間前でひと気ありません。






この鎖の張られた道が登山道へとつながって行く林道です。
ここにも登山届ポストが設置されています。私は昨日、新穂高センターへ出して
いるのです通りします。





暫くは舗装林道を進むルートです。






砂防ダム工事現場。朝早いので誰もいません。
しかしこんなところで仕事出来たら良いですね~。





苔と緑に覆われた林道を進みます。






通行止めゲートが出現。
MTBでの林道探索で良く見る光景ですね(笑)






しかしここでは自転車もダメとしっかり明記されています。
今日は徒歩なので全く関係ないですが・・・






右俣谷と言われる河原。





砂防ダムから轟音が谷全体に響いています。






砂防ダムに監視カメラが設置されています。
土石流の発生を監視していると思われます。





林道を歩くこと30分くらいで夏道ルートへ入ります。
このルートは大回りしている林道を一部ショートカット出来ます。





うっそうとした林の中のルートです。
昨晩の雨でぬれた草木で身体が濡れてしまいます。






20分程で開けたところに出ました。
正面に山小屋らしきものが見えます。





「穂高平小屋」です。
この小屋周辺は結構平らで広々しています。
ガイドブックでは牛が放牧されていると書いてありましたがまだシーズン前なのか
牛どころか、人っ子一人いません。
休憩にもちょっとはやいので水だけ飲んですぐに出発します。






相変わらずの林の中の林道を沢の音と、野鳥のさえずりを聞きながら
もくもくと進みます。




古びたガードレールの橋・・



崩落した斜面、コンクリートで固められた砂防ダム・・・



錆びたカーブミラー・・・・


出発して約1時間半ですが・・・・・


景色が、鈴鹿山系の林道探索と変わらない気が・・・・


します・・・・・・





木に付けられた道標で唯一北アルプスってことを実感出来ます。






6:40
奥穂高登山口分岐へ到着。





目指す槍ヶ岳はまだまだ先ですね。






良い標語ですね~
日本人の心ですね~
最近よくニュース等で話題になるマナーの悪い某外国人に読ませてあげたい・・





奥穂高岳分岐からすぐで白出沢へ到着。






かなりの幅がある沢です。
しかし水量はほとんどなさそうです。





岩の上を飛び石で渡って行きます。




この砂防ダム、岩、砂利でいっぱいです。
しかしこんな景色は鈴鹿山系でも良く見かけますね。




ルートは沢を越えるといよいよ登山道へと変化します。





うっそうとした原生林のような雰囲気。





急峻な穂高連峰から流れ落ちる、幾つもの沢、谷を越えて行くルートです。






もやがかかって幻想的な雰囲気。
この辺りまでくると鈴鹿山系とは違いますね~。





登山道脇で見つけた岩に囲まれた天然の避難所。





こんな看板が付けられています。
「キジ打ち」等禁止です。山を知っている人には意味分かりますよね・・






チビ谷通過。





ここも、涸れ沢ですが下を流れる右俣谷が見えます。







岩ごつごつのルートで非常に歩きにくく、気温は低いのですが湿気が多い為か
汗ばんできます。





登山道より少し上に避難小屋が見えてきました。
滝谷避難小屋です。





この沢は今までとは違い水量は多く轟音が響いています。
この沢は2014/8に増水した川を渡ろうとした登山者が3人流されてしまい
3人共死亡したという事故があったところだそうです。





木の橋が渡されています。
おそるおそる渡ります。なんでもない一本橋ですがなぜか緊張してしまいますね。





沢を渡りきって振り返ったところ。
避難小屋が見えます。沢の増水で足止めを余儀なくされたらあの避難小屋で
水が引くのを待つんでしょうが、こちら側は小屋はありません・・
どっちかと言えばこちら側に有った方がいいような気がします。
麓側で足止め食うなら引き返せば良いだけですものね・・





ここにも監視カメラが設置されていますね。





滝谷を越えるとすぐに藤木九三さんのレリーフってのが岩に付けられています。
(藤木九三(ふじき くぞう、1887年(明治20年)9月30日 - 1970年(昭和45年)12月11日)は、日本の登山家であり、ロック・クライミング・クラブの創設者である。)
Wikipedia参照




その後も岩々ルートを進みます。





登山道上に突如現れた舗装路?と思わせる一枚岩。


凄いと思いませんか?
ぱっと見、コンクリートの板でも敷いてあるのかと思いました。
この一枚岩、たまたまここに昔からあって登山道をこの上を通るようにしたのか
登山道を造るために何処からか運んできたものなのか、謎です・・




消えかけていますが「ヤリ平」と書かれています。



反対側は「シンホ高」って書いてありますね。






またもや沢を横断します。
ここの水量は多くないので問題なく進めます。





「南沢」だそうです。






その後の大きな倒木を潜りったり。





木の階段を登ると・・





比較的平らな感じになった木道を進みます。





登山道脇を流れる小川。






非常に奇麗な水で、しかも冷たい!
10秒も漬けていると指先が痛くなるほどです。





こちらが水中画像。透明度が半端ない感じです。





その後すぐで山小屋が出てきます。






9:00
槍平小屋到着です。
スタートしてから4時間、標準タイムより30分早いペースです。
今日は長丁場なのでいつもよりは抑えたペースですがここまでは順調に進んで
これました。





小屋の脇に南岳への分岐があります。
ここで写真撮っていると小屋の方が出てこられしばしお話することに。
「よかったら中で休んでってくださいね」って言われお言葉に甘えることに。





小じんまりした小屋ですが、いかにも山小屋な感じが良い雰囲気です。





ザックを下ろして持ってきた昼食用のおにぎりを一個こちらでいただきました。





壁には古いスキー板&ストックが飾られています。





山小屋での時間はゆっくり流れて行きますね・・・


しばし、窓の外を眺めてそのゆっくりした時間を味わいます。


贅沢ですね・・・・




ちょっと長くなってきたので続きは(Part3)で、お楽しみに~




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