冬季通行止峠シリーズ 黒田峠ーMTB(前編)

冬季通行止峠シリーズ第4弾
今回は岐阜県道52号線(白鳥板取線)にある黒田(くろんだ)峠です。
ここもかなりマニアックな峠でまず聞いたことない方がほとんどだと思います。


なぜここかというと前回のシリーズ第3弾が鉄道を利用したかなり楽しめたルート
だったのでそれに似た所がないかグーグルマップで探し出したところです。


大まかなルートはまず東海北陸道のぎふ大和インターを下りてすぐの県道52号
を板取方面へと進みます。
板取へ抜けたら国道256号で国道156号まで戻り長良川鉄道で車まで戻る
予定です。
もし時間、体力に余裕あれば県道81号まで南下したく思います。


前回のルートより山中の距離が長いのと峠を2つ越えるルートとなるので体力的にも
ハードなルートと予想されるのでいつもより1時間早く自宅を出ようと前日から
準備をしておきます。





A.M5:30起床。
愛犬もみじの散歩に出かけようと自宅を出るとなんと雪積もっています。
天気予報でも積雪予報は出ていなかった思いますが・・・
自宅で積雪ってことは岐阜の山中はどうなっている事やら?
少しの心配と大きな楽しみで胸膨らみます。





もう生後5カ月になる柴犬もみじ。
以前ブログで紹介した時よりかなり大きくなりましたよ。
この日は生まれて初めての雪の中の散歩。
しかも日の出前のうす暗い状態なので座敷犬のもみじには辛いかなと心配しましたが
全然平気でぐんぐん雪の中を進んで行きます。
さすが日本犬ですね。寒さには強いようですね。


またこんど大きくなったもみじもブログで紹介しますね~。





散歩から戻って、洗濯物干して、車の雪除けて、暖機して、荷物積んで、
急いで車に乗り込みます。


出発は6:39 もうちょっと早く出たかったのですがいつもよりは1時間ほど
早いのでまずは予定通りって感じです。
車の温度計をみると自宅付近でも外気温度マイナス1℃です。寒い~・・・




出発してすぐに東の空から朝陽が登ってきました。





ここもまだ自宅付近ですが風に吹かれて時折吹雪のようになります。





自宅よりすぐの国道258号で北上します。
いつもの多度山も吹雪いている感じで白く霞んでますね。





国道258号から堤防道路(通称中堤)へ向かおうと右折するとすぐに激しい
渋滞です。
前方に見えるタワーが木曽三川公園です。渋滞はそこの交差点まで続いているようです。
平日なので通勤ラッシュの渋滞なのでしょう、この先にあるココストアーで朝飯&昼飯
を調達したく思いこのルートを選んだのでここは我慢。





渋滞並び始めてやく15分、やっとココストアー見えてきました。
しかしその後ここからココストアの駐車場まで10分掛りました。
ココストアーで買い物を済ませ再度道に出ようとしても渋滞で出れません。
3分ほど我慢して待っていましたが一向に車が流れる気配ないのでもう堪忍袋の
緒が切れました。






なんとか渋滞車両の間を抜け、反対車線へ出て国道258号へ戻ります。
この道を通勤に使われている方、毎日大変ですね~。
この渋滞区間は歩いた方が確実に早いですね・・






ココストアーを出て2~3分で国道258号へ戻ってきました。
朝の貴重な時間を30分もロスしてしまいました~。
けど目当てのココストアーで買い物出来たので良しとします。






道中、伊吹山も見えます。白く霞んでちょっと見難いですが・・






国道258号から大垣インターで名神高速へ入ります。






高速は空いておりスイスイです~。
さっきの遅れを取り戻すべく右足についつい力が・・・
なのでスピードメーターは写せません(笑)





名神から東海北陸道へ入ります。





ハイウェイオアシスの川島パーキングが見えてきました。





ここでトイレ休憩とります。





その後も快調に進みます。
しかし天気は良いですね~寒い事を除けば。





高速道路はだんだん山間に入ってきます。
それとともに路肩や山肌にうっすら雪が出てきます。





トンネル通過。





この高速は幾つものトンネルと抜けて進んで行きます。





トンネル抜けるたびに雪が多くなってきます。





8:50 ぎふ大和インターで東海北陸道を下ります。





インター下りてすぐの高速道路の高架下に駐車してMTBの準備を始めます。
この場所は長良川鉄道の山田駅のすぐ近くです。
帰りは駅から歩いてこれるようにとこの場所を前日にグーグルマップで探しておいた
所です。




これがその長良川鉄道です。
やっぱりここもレールバスですね。帰りが楽しみです。





これから向かう山々。今回も寒そ~。





9:30 出発です。





長良川を渡って県道52号を目指します。





県道52号に入りすぐに冬季通行止看板が出てきます。
この看板の板取方面に向かう予定です。






暫くは高速沿いの集落の中を抜けて行きます。
約10年くらい前までは冬はスキー、夏はMTBにと奥美濃のゲレンデを目指し
この集落の脇を抜ける東海北陸道をよく走りました。
その当時からこの集落の存在は気になっていました。
というのはやはり冬はかなり雪深く、夏は涼しそうな感じでこんな集落の暮らしは
どんな感じなのかな~なんて思いながら通過しておりました。
そのころはこの集落の中をMTBで走ることになるとは考えてもみませんでしたが・・





ルートは集落を抜けて進みます。






県道52号は左折していよいよ峠道へ入って行きます。






登り坂を進みます。





眼下に先ほど抜けてきた集落が見えてきます。





途中大きな池が幾つかある民家が出てきます。





池を覗くと、光の加減で見難いですが魚がいっぱい泳いでいます。
たぶん鱒の類を養殖しているのでしょう。
トラウトのルアーフィッシングもかじっている私には非常にルアーを投げ入れたい
衝動にかられます・・





県道52号はどんどん登って行きます。





だんだん標高が高くなってきます。





こんな看板出てきます。

「試験除雪」どんな除雪なのでしょう?
この先にダムの建設現場があるらいのでその為なのでしょうか。





冬季通行止めのゲートが出てきました。しかしゲートの片側は開けられています。
この峠の麓からミキサー車と何度がすれ違っていたのでダムの建設現場に出入りして
いる工事車両の為だと思われます。
写真撮っていると一台のミキサー車が下りてきてこのゲート過ぎた所の待避所に
停まりました。
すかさず運転手さんにこの先通行可能か尋ねます。
「いま、ダム建設の道路の付け替え工事しているので通り抜けは出来ないよ」
とのお返事。
「そうですか、ありがとうございました」と私。




その後登ってきたミキサー車とすれ違いするとそのおじさんのミキサー車は下って
行きました。
見た目はイカツイおじさん(年齢は私と変わらないかも)でしたが
優しく教えていただきました、ありがとございました。




通り抜け出来ないとのことでしたが板取方面にはいけるはず。
その手前で通行止めになっているかもしれませんが、通行止めをこの目で確かめ
ないと気が済まないので峠道を登って行きます。





ひたすら登りが続きます。日が当たるところは積雪していないので助かります。





かなり標高上がってきました。遠くの山々が見渡せるようになってきました。





日蔭は結構な積雪ありますがミキサー車が圧雪してくれているおかげで問題なく
乗車出来ます。






しかしミキサー車が来ると道幅が狭いためにちょっと怖いです。
絶えずMTB漕ぎながら耳を澄ませてミキサー車が近づいてくる音を確認すると
急いでMTBを下りて路肩へ避難します。





10:55 内ヶ谷トンネルに到着。
今回のタイトルの黒田峠はここではありません。
このトンネルは峠のバイパスであり黒田峠はこのトンネルの脇から旧道を
登って行った先にあります





この画像正面の雪に閉ざされたルートが旧道です。
この積雪ではMTBでの峠越えは辛そうだしこの先の行程も長いので今回はパスします。




このトンネルも照明は点灯していません。
いつものように登山用のヘッドランプ装着してトンネルへ入って行きます。



トンネルの向こう側は(後編)で紹介しますね。



続く




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