雪の入道ヶ岳ーTREK (後編)
強風吹き荒れる山頂ではゆっくりしていられず早々に、二本松尾根から下山します。
強風で流されて行く雲の切れ間からなんとなく下界が見えてきました。
そちらの画像がこれです。下界は晴れていそうな感じですね。
二本松尾根を下って行きます。先ほど無理やり登ってきた地点を通過します。
独特の雰囲気のあるアセビの木のトンネルの中を進んで行きます。
途中、陽が差してきました。
今になってこんなに晴れてくるなら出発時間1時間遅らせれば良かったな~
なんて言いながら下って行きます。
道標に雪が張り付いています。
アセビのトンネルの尾根道が続きます。
この山に生えるイヌツゲ、アセビは天然記念物だそうです。
標高がさがってきて雪も少なくなってきました。
もう、登山道には雪は無くなりました。
植林帯の中をルートは下って行きます。
杉林のなかに陽が差しこんできます。
下山をはじめて約1時間。大きな河原へ出ました。
入道ヶ岳 二本松尾根ルートの入口です。
天気も良くなったのでこの河原でお昼休憩にすることとします。
なんかカメラのレンズ曇っちゃってますが、いつもの山ラーメンの為にコンロで
お湯沸かし中に天候が急変し雨降ってきました。
なので急いで片付けを始めた所です。
なんか今日は天気に翻弄されちゃってます・・
やっぱり強烈な晴れ男の友人F氏が居ないからでしょうか・・・
片づけをし再度カッパを着て足早に河原を立ち去ります。
椿大社まで戻ってきました。
時刻はちょうど12時。
さっきの河原でお昼を食べ損ねたので2人もかなりの空腹です。
なのでこの画像の建物の椿会館という所のレストランで昼食をいただこうと
いうことにしました。
とりあえず車に戻って荷物を片付け、シューズだけ替えてレストランへ向かいます。
こちらがレストラン入口。
頼んだメニューは伊勢うどんと鶏飯。
伊勢うどんはその名の通り三重県の伊勢の名物です。
ここ椿大社は伊勢より少し離れてはいますが遠方からの参拝者の方向けなのでしょう。
実は伊勢うどんは友人Y氏の好物だそうです。
私は以前はあまり好きではありませんでしたが最近は結構いけるようになりました。
ここで、伊勢うどんをいただきながら本日の山行の反省点を考えます。
結果無事登頂出来たので結果オーライでしたが一歩間違えば大変なことに
なっていたかも・・
思いつく反省点は下記のとおり
1)事前準備の不足
山行まえの地図によるルート確認を全く行っていません。
いつも単独の場合であれば25000/1の地形図を首からかけて行くのですが、
今回は前日、帰宅が遅かったこともありすべての準備を当日の朝行っており
地形図はおろか登山用のマップも軽く目を通すことしかしていなかった。
登山用マップでも井戸谷ルートは登山口少しで沢から離れ尾根上のルート
進んでいます。そこを出発前に分かっていたら途中早い段階でルートミス
したと気付いたと思われます。
2)何日か前の他人の情報をうのみにしていた
今回のルートを私たちの山行の数日前に通った方の情報でアイゼンなしで
大丈夫だったとのことで向かったのですが、山の状態は日々、もしくは
時間ごとに変化していくので他人の情報は参考程度にしておくことが必要。
なのでレインウエアー同様に積雪の可能性がある山に入るときはアイゼン
等のスノーギアーは必須アイテム
3)途中おかしいなと気付いたときに引き返さなかった
途中でおかしいなと思ったときにGPSの現在地を確認し登山道から
外れていたが誤差の範囲かもと思いしかも踏み跡がさらに続いていたので
ルートは間違っていないのではないかと自分たちの都合の良いように
考えて進んでしまった。
4)友人との山行で油断していた
単独行でルートに不安になれば必ず地図で現在位置の確認を行い分から
なければ引き返すようにしていたが今回は天候の加減でザックカバー
も掛けていたこともあり地図の確認は終始しておらず友人と一緒なので
なんとかなるだろうという甘い考えがあった。
その後いつものようにいつもの温泉で冷えた体を温めます。
天気良ければ鈴鹿山脈が良く見えるところですが今日は厚い雲に覆われていますね。
今回の山行では良い経験が出来ました。
上記の反省点を今後の登山に生かしていきたいと思います。
本日のルート
終わり