水沢峠ーMTB (中編)

林道工事中の為終点はあきらめて謎の分岐の所の登山道へ戻ってきました。



林道分岐の少し手前の石垣の上部で見つけた石板。
「昭和39年5月着工、入道ヶ岳線資材運搬路新設、亀山営林署」
がはっきり確認出来ます。いつも林道がいつ頃の物かは橋で確認しておりましたが
この林道の橋は簡易的なコンクリの橋しかったのですが、この石板ではっきりしました。
しかしこんなものが設置されているのも初めて見ました。



林道分岐の廃道の方へ進みます。


すぐに廃道の雰囲気満点どころかMTBでの通行は全く出来ない状態なので徒歩にて
進みます。



なんとなく踏み跡がある道につながったのですが奥の沢登山口付近の河原へ
向かって下っているような感じです。



気がつくとかなり上の斜面に林道の石垣を発見。
がんばって斜面を登って確認しに行きます。



登ってみました。やはり先程の林道の続きのところのようです。
右も左も進んでみましたがどちらも完全に崩落して危険な斜面になっており
それ以上先には全く進めませんでしたので断念して、少し下にある登山道へ
向かいます。



林道より水沢峠、水沢岳への登山道へ向かいます。



いきなりMTBと一緒では無理な感じなので登山道の邪魔にならない所に置いて進みます。



割と歩きやすい登山道です。


整備もされています。


15分ほど登ると突如石垣が現れました。登山道は石垣に沿って画像左側へ伸びて
います。この石垣は例の林道分岐していた崩落であきらめた廃道の続きでは
ないでしょうか。
ここまでつながっていたのではないかと推測しこの石垣の前後の状態をくまなく
確認しましたが、前後共普通の山の斜面になっており確実な痕跡は見つけられません
でした。しかしこれが林道の名残でなければこんな山奥の登山道わきのこの部分だけ
なぜ石垣を組む必要があったのか謎です。


石垣を過ぎたあたりに転々と転がる石垣に使われそうな四角い石。
自然の石にしては四角過ぎる感じしますよね。
やっぱり林道が崩落して山の斜面と化してしまっているのかな?



いつものピンクの目印が道案内してくれます。



道案内の看板も所々に設置されており安心です。



植林の中に見つけた人工物。昔の水貯めのような感じです。
中から杉かヒノキが生えてますが。


登山道を見失ったかと思いましたが崩落している崖を登っていく
ルートみたいです。ルートがややハードになってきました。



がれがれの沢に出ました。ここでもルートを見失ったかと思いましたが
良く見るとかなり沢の上部に案内看板を発見。
写真では分かりにくいかもしれませんがかなりの斜度があります。




登ってきた沢を振り返ってみたショットです。




まだまだ続くガレ沢登り。踏み跡もほとんど確認できない為

本当にこのまま進んでいいのかどうか不安になります。



案内看板をみつけるとほっと一安心です。


斜面にロープが張られています。



非常に崩れやすい斜面にルートが付けられておりロープなしでは滑落の危険があります。
なのでロープ伝いにゆっくりと足元に注意しながら進みます。


一番危険な所を通り過ぎてのショット。
10mくらい下に先程登ってきたガレ沢の続きの沢が見えます。
さっきの危険地帯から滑落すればそのガレ沢に転落です。



危険地帯から約5分で峠に到着です。
ここの峠も小岐須峠同様小じんまりした峠です。


大河原橋、元越谷は先日の小岐須峠探索で通った林道です。



「最良の水場(滋賀県側へ20m下る)」ちょっと気になるので下って見に行きます。
ちなみに桑部親子自然教室の桑部は私の自宅から割と近いところです。



朽ちかけの看板発見「水場」って書いてある雰囲気はありますがそれ以外は全く
判読できません。



ここが「最良の水場」と思われます。
手を洗うにしても顔を洗うにしても飲むにしてもちょっと水量が
少なすぎですね。
もう少し水量が多ければいい感じかもしれませんが。



峠に戻って三重県側の下界を確認。その後ランチ休憩とします。



峠でランチ休憩中に見つけた土に埋もれた空き瓶。なんか古そうです。



取り出してみました。
写真では分かりませんが、MORINAGA 250ml とびんの下部
に記載ありました。
森永のびんの250mlの飲み物は一体何でしょうか?
ネットで調べてみましたが見つけられませんでした。
当時の人は登山にびんの飲み物を持参していたのでしょうね。
以前古い空き缶の事をネットで調べていた時に当時の登山はゴミは山に
埋めるのが常識だった様な事が書かれていました。
このビンもその頃のゴミの可能性ありますね。
ちょっと気が引けましたがビンを持って登山する余裕もないのでもう一度
あった所に戻しておきました。
ランチの写真はありませんが、食後の休憩後水沢岳への登頂をチャレンジ
しようと思います。
水沢峠ーMTB (後編)へ続く。


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